人気ファッションデザイナーの青春時代は北斗の拳?

J-WAVEで放送中の番組「SMILE ON SUNDAY」のワンコーナー「CHINTAI TOKYO DISTRICT」(ナビゲーター:秋元梢)。9月3日(日)のオンエアでは、ファッション・ブランド「N.HOOLYWOOD」のデザイナー、尾花大輔さんをゲストにお迎えしました。

まずは、尾花さんがファッションの世界に入ったきっかけについて。

「かなり動機は不純なんですけど、まずは単純にモテたいっていうのが(笑)」と明かす尾花さん。もちろんそれだけではなく(笑)、中学生くらいから古着が好きでよく買っていたそうです。そして「洋服に携われることができたらいいなと思って、高校時代からは古着屋で働いていました」と教えてくれました。

尾花さんがファッションに目覚めた頃は、アウトドア系のアメカジが流行っていたそうですが、「そういうアウトドア系のアメカジから始まって、いわゆる渋カジ、チーマーの全盛の頃を迎えるわけです。高校3年間は本当にもう『北斗の拳』のような修羅場だらけのファッション時代っていうかね。そんな時代でした(笑)」(尾花さん、以下同)

そんな時代のなかで、とにかく早く古着のバイヤーになりたかった尾花さんは、現在はなくなってしまった、当時の有名古着店で働くことに。「そこに入って一生懸命、バンバン売って。入って3カ月くらいで渡米させてもらったのかな、バイヤーで」

異例の早さだったそうですが、その裏には、先輩が風邪などの体調不良でバタバタと倒れて買い付けに行く人がいなかったというラッキーがあったそう!

そんなバイヤー時代を経て、ご自身でもブランドを立ち上げるわけですが、その転換のきっかけにはどんなきっかけがあったのでしょうか?

「毎月、仕入れに行ってたのかな、当時は…。それで、行くたびに世の中が『イイ』と言うような、いわゆるヴィンテージの古着がどんどんなくなっていくわけですよ」と尾花さん。古着を新しく作ることはできませんものね。古着が売れれば売れるほど、買い付けるイイ古着も減っていくのは当然のこと…。

「だからイイものなんかどんどんなくなるし、『こんなことやってたら俺、食ってけないな』みたいな」と、感じるようになったと同時に、古着をリメイクすることから始め、少しずつオリジナルの服を作りだしたそう。そして「もっと“全部、自分”みたいなお店をとりあえず出してみたらおもしろいんじゃないかなって、『MISTER HOLLYWOOD』のお店を出したって感じかな」と、お店を立ち上げたきっかけを話してくれました。

「そうした経験があったからこその、『N.HOOLYWOOD』ができたっていうことなんですね」(秋元)と、尾花さんのデザインのルーツを知ることができたオンエアでした。

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【番組情報】
番組名:「CHINTAI TOKYO DISTRICT」
放送日時:毎週日曜 11時40分-12時30分
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/district/

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