乃木坂46齋藤飛鳥、常に「何事にも期待しない」?

J-WAVEで放送中の番組「POP OF THE WORLD」(ナビゲーター:ハリー杉山)のワンコーナー「HARRY’S ENGLISH CLASS」。ハリー杉山が、英語初心者である乃木坂46の齋藤飛鳥に英語を教えるコーナーです。

3月は齋藤が1年間学んだ英語を振り返る「抜き打ちテスト」期間。最後に復習した「I've got butterflies.」(すごく緊張しています)を確認してテストは終了。齋藤はなんと全問正解の100点!

もともと「不正解がでたら卒業できない」というルールで始めたこのテストでしたが、全問正解により「齋藤飛鳥卒業か?」と思いきや、ハリーから「卒業させません。離しません!」と、4月からもコーナー継続宣言。齋藤も「全問正解といってもノートも見ていたし、ヒントもたくさんもらったので、まだやらないと」とやる気を見せていました。

この日はテストも終わって少し息抜き。齋藤オススメの歌詞から英語を学ぶということでWithin Temptationの「Paradise (What About Us?) 」という曲をピックアップ。ちなみに「Within Temptation」は「誘惑の中」という意味だそう。相変わらず、ハリーも「どこから見つけてきたの?」と言うマニアックぶりですが、「女性のきれいな声で普通に真っ直ぐな歌を歌えば響くのに、あえてヘヴィなロックをやるところに惹かれる」と齋藤はその魅力について語っていました。

歌詞の内容は「私たちは一生幸せになれないかも」という、現状に常に満足していない様を歌っているもの。「炎」や「純粋なものを裁け!」、「真っ赤な血の色に染まった空」など、齋藤が好きそうなキーワードがたびたび登場するというハリーの言葉に「そういう歌詞だったんだ。全然知らないで聴いてました」と失笑気味の齋藤。

続いて、リスナーからの「次のステップに進めるような英語の格言を教えてほしい」という質問。ハリーはオスカー・ワイルドの言葉を紹介しました。

「We are all in the gutter, but some of us are looking at the stars.」(私たちは常にどん底の中にいる、そんなどん底の中でも星を見つめている人は必ずいる)

たとえどんなどん底にいても、見方や考え方を変えさせてくれるような格言です。この言葉のあとにハリーが「飛鳥ちゃんは、どん底を乗り越えるときにはどうするんですか?」と質問すると、齋藤は「私は少し違う考えで、『いいこともあれば、悪いこともある』という認識だと『いいことがあるはず』と期待しちゃうのが苦手で…自分に合ってると思ったのは『何事にも期待しない』ということです」と相変わらずクールな返答。

これを聴いたハリーは「ヤバイなぁ…『Within Temptation』が好きな理由が分かりました」と突っ込むと、齋藤は「期待を裏切られたショックって、人間にとって大きなショックになるらしくて。それをしないためにも…何にも期待しなければ、少し良いことがあれば人よりもうれしくなれるし、悪いことも『まあこんなもんだよな』って思えるから」と真意を語りました。

毎回、意外な(?)回答をする齋藤ですが、彼女ならではの考え方や哲学を垣間見るようなオンエアとなりました!

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【番組情報】
番組名:「POP OF THE WORLD」
放送日時:毎週土曜 6時-8時
オフィシャルサイト:http://www.j-wave.co.jp/original/popworld/index.html

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