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ネバヤンがレコーディング寸前まで大富豪をする理由

ネバヤンがレコーディング寸前まで大富豪をする理由

タイムフリー

J-WAVEで放送中の番組「ZOO ZOO ZOO」。この番組では写真家・奥山由之と、never young beachのフロントマン・安部勇磨が、ゆるいカルチャートークをお送りしています。今年最後のオンエアとなる12月30日(金)のオンエアでは、2016年の活動を振り返りました。

「俺はけっこう休んだっていう年なんだよね」と奥山。2015年がものすごく忙しかったそうで、頭の中や身の回りのことが整理できていなかったそう。

「それを整理しないまま走ると、歪みみたいなものというか、『一回、土台がぐちゃぐちゃになっているんで、地盤を固める時間に使っていいですか?』みたいになって、2カ月間くらいお休みとって」(奥山)

そのお休み期間中に安部と出会ったのだそう。「今年はけっこう、安部ちゃんっていう一年かな」と言う奥山に、「俺も奥山くんって一年だわ。2016年のテーマは奥山由之かな」と安部。「同い年だし。同い年でこんなに…なんだろう、もちろん音楽でカッコいい人もいっぱいいるけど、音楽じゃない表現で初めての衝撃だった。『ジャンル違うけど、こんなにカッコいいんだ。写真ってこんなにすごいし、突き詰めてる人ってすごいんだ』っていう」と、奥山との出会いが安部の中でいかに大きかったのかを語りました。

ちなみに、安部は奥山のことを「ストイック」と思っているそうですが、奥山自身は安部にそう言われるまで、自分がストイックだとは思っていなかったそう。奥山は、スケジュールを細かく細かく決めていて、そんなスケジュール帳を見た安部は「これは友だちいないわ…」と言ったそう(笑)。それでもまだ「ダラダラしている。もっと頑張らないと」と思っていた奥山ですが、安部はというと…。

「例えば次の日が早い場合、やっぱり前の日は早く寝るっていうのが、俺の基本スタンスなんだけど、安部ちゃんは…ギリギリまで大富豪とかしてるでしょ。俺からしたら『バカじゃねぇの?』『やる気あんの?』みたいに思っちゃうんだけど(笑)」と奥山。しかし、これに安部は持論があるらしく、「大富豪を朝までやったことによって、越えられなかった、開けられなかった、開ける気もなかった、見えない扉が開いて、何か新しい物が見えるんじゃないかというワクワクがハンパない」そうです。コンディションが良い悪いなどではなく、大富豪をそこまでする無意味さを越えたレコーディングにはスゴいことが起きる、とのこと(笑)。

「ここまでマイナスの中にプラスを見つけようとする人っていうのは、なかなか出会えないから。『これはマイナスだっていう瞬間に、どこまでその先にあるプラスを想像できるかが勝負だよ』っていうのが安部ちゃんの話してたことにあって、その感じにすごい勇気をもらった」(奥山)

一方は、相手のストイックさに感化されて「頑張ろう」と刺激を受け、また一方は気の抜けた感じに勇気をもらう…。本当に出会うべくして出会った二人なのだなぁと思わせてくれる放送となりました。さて、2017年はどんな話が聞けるのでしょうか。二人の活躍と共に目が離せませんね!

※PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聴き直せます。

【番組情報】
番組名:「ZOO ZOO ZOO」
放送日時:毎週金曜 25時30分-26時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/dc2/

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