美容に関する“珍しい”文藝誌「髪とアタシ」

J-WAVEで放送中の番組「SMILE ON SUNDAY」(ナビゲーター:レイチェル・チャン)のワンコーナー「DIANA Shoes ON FASHION」。12月4日(日)のオンエアでは、髪をテーマにトークを展開。写真、音楽、漫画、エッセイなどを掲載する美容文藝誌「髪とアタシ」の編集長、ミネシンゴさんをお迎えしました。

美容師といえば、ヘアカタログというイメージがありますが、文藝誌を作ろうと思った理由についてミネさんは「ヘアカタログなど、世の中のトレンドを追い求めている本が非常に多い中で、その真逆で、でも髪にまつわる面白いお話をたくさん載せようという思いで作りました」と話します。

ミネさんはもともと、美容師の仕事をしていましたが、椎間板ヘルニアを患ってしまい、その後は出版社で美容の専門誌を作っていたそうです。

文藝誌のタイトルを「わたし」ではなく「あたし」にしているのは「飲み会などで、女性が自分の”素”を出す時に『わたし』ではなく『あたし』と言っている印象がありまして、自分を大切にしてほしいという思いを込めて」とミネさん。

誌面の内容に関しても、少し変わった点があるそうです。

「美容師として“やらなければいけない事”をなるべく排除しています。そして人間味が出るような写真だったり、ヘアスタイルに直接関係のない話でも、読み進めていくうちに『これは髪のことを言っているんだ』ということを想起させるような誌面作りをやっています」

「髪とアタシ」は現在、4巻まで発行されています。最新刊の特集は「BAD HAIR」で、中でもイチオシは、原宿にいる、とある理容師さんを紹介した記事だそうです。

ミネ:原宿に「エイト」という理髪店があるんですが、リーゼントを作らせたら日本一というレジェンドがいるんです。その方がタケノコ族のリーゼントを作っていて、タケノコ族が流行した時には、「エイト」で髪型を作ってから代々木に行く、というというカルチャーを作りました。
レイチェル:タケノコ族のみなさんが並ぶように行っていたという感じなんですね。
ミネ:地方の人は、前日に泊まってから来たようです。

もちろん、特集の記事以外にも、内容が充実しています。次号は1月に発行される予定で、「ミュージシャン」がテーマだとか。ユザーンさん、スチャダラパーのBOSEさん、ベッド・イン、尾崎世界観さんなどが登場予定だそうで、今から楽しみですね!

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【番組情報】
番組名:「SMILE ON SUNDAY」
放送日時:毎週日曜 9時-13時
オフィシャルサイト: http://www.j-wave.co.jp/original/smileonsunday/

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