2016年「新語・流行語大賞」を専門家が大予想!

J-WAVEで放送中の「GOLD RUSH」(ナビゲーター:渡部建)のワンコーナー「CURIOUSCOPE」。11月25日(金)のオンエアでは、新語を専門にするライター、もりひろしさんをお迎えして、2016年を振り返りつつ、今年の「ユーキャン新語・流行語大賞」のベスト10を予想しました。

もりさんは、国語辞典の新しい項目を調査する仕事にも携わっています。今年のノミネートの傾向について、もりさんは「ノミネートされる言葉の数が減りました。それと、『こんな言葉って流行ったの?』という用語をできるだけ取り除いています」と分析していました。さらに、今年ノミネートされた用語を分類すると、ゴシップ、都政、コンテンツ、国際政治に分かれるそうです。

■ゴシップ:「文春砲」「センテンススプリング」「SMAP解散」
「やはり、文春の影響は大きかったですね」(もりさん、以下同)

■都政:「都民ファースト」「アスリートファースト」「レガシー」「盛り土」
「ちなみに、都知事と流行語との不思議な関係がありまして、都知事の経験者は過去に受賞している場合が多いです。例えば、小池都知事は2005年に『クールビズ』でトップテンに入っていて、舛添さんも2007年に『(消えた)年金』でトップテンに入ってます。石原慎太郎さんも『NOと言える日本』で1989年に特別賞を受賞してます」

■コンテンツ:「シン・ゴジラ」「君の名は。」「聖地巡礼」「ポケモンGO」「おそ松さん」「くまモン頑張れ絵」
「ノミネートには入っていませんが『安倍マリオ』というのもありまして、日本発信のコンテンツの強さが分かります」

■国際政治:「EU離脱」「トランプ現象」「パナマ文書」
「大きなくくりでいえば、いわゆるエスタブリッシュメントへの反感といえるのではないかと思います」

ちなみに、お笑いでは「PPAP」「斎藤さんだぞ」がノミネートされていますが、なぜかオリエンタルラジオの「パーフェクト・ヒューマン」は入っていません。

「オリエンタルラジオは過去に『武勇伝』『君、きゃわゆいネェ』でノミネートに入っているので、今回も入っていたら三語目でしたね」

続いて、もりさんに今年のベストテンを予想していただきました。

■トップテン予想はコレ!

「ゲス不倫」
「文春砲」
「PPAP」
「神ってる」
「幼稚園落ちた日本死ね」
「ポケモンGO」
「君の名は。」
「都民ファースト」
「トランプ現象」
「アモーレ」


渡部:「文春」にまつわる言葉が入ることってあるんですかね?
もり:実は1984年に「疑惑」っていう言葉で選ばれてるので、今年も可能性はなくはないです。

そして、もりさんによる、今年の流行語大賞の予想は「PPAP」「ポケモンGO」だそうです。

「ただし、審査委員長は『PPAP』にハマっていないと言っていて、『ポケモンGO』は、審査員のやくみつるさんが好きではないそうなので、どうなるか分からない」とのことでした(笑)。果たして、もりさんの予想は当たるのでしょうか? 大賞は12月1日(木)に発表されます。

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【番組情報】
番組名:「GOLD RUSH」
放送日時:毎週金曜 16時30分―20時
オフィシャルサイト:http://www.j-wave.co.jp/original/goldrush/

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