あなたの仕事スタイルは“野球型”?“サッカー型”?

J-WAVE月曜-木曜の朝6時からの番組「J-WAVE TOKYO MORNING RADIO」(ナビゲーター:別所哲也)のワンコーナー「SUNSTAR Ora2 MORNING INSIGHT」。5月25日(水)のオンエアでは、3 万人以上のビジネスパーソンへの指導実績をもつ、ビジネスインストラクターの鈴木真理子さんをお迎えして「絶対にミスをしない人の仕事のワザ」「時短シンプル仕事術」をうかがいました。

鈴木さんは大手保険会社の人材開発室などでの勤務を経て、2006年に人材育成を提供する会社「ヴィタミンM」を設立。企業研修や公開セミナーなどを行っています。

まず、一般的に仕事上で多いミスに関しては、次のようなことがあるそうです。

●待ち合わせをしたのに、いざ行ってみると相手に会えない
「駅を待ち合わせ場所にすると、分かりやすいようで実は分かりにくいんです。たとえば東京駅で待ち合わせをするといっても、改札口が13もあります。駅ではなくて、具体的なお店などを指定しましょう」

●郵便物をポストに入れ忘れてしまう
「朝、バッグの中に入れたまま、出すのを忘れて、結局そのまま持って帰ってしまうミスがあります。このミスをなくすには、手に持って出かけるしかありません」

●メールの添付を忘れてしまう
「このミスをなくすには、文章を書く前に添付する習慣をつけていくといいです」

ナビゲーターの別所哲也も「ちょっとした習慣を変えていくことが重要なんですね」と納得。続いて、仕事の無駄を省くヒントを教えていただきました。

「ビジネスパーソンは働き方によって“野球型”“サッカー型”の2つのタイプに分けられます。野球は時間に制限がないため、仕事が終わるまで残業する人を“野球型”と名付けました。“サッカー型”は定時までに仕事を終えて、しっかりと成果を出せる人のことです。今の時代に目指すべきは“サッカー型”。仕事には120点ではなくて80点で良い仕事もあるはずです。そこに気づくことが大事です」

たとえば、メールの文章を作成するのに時間をかけている人が多いですが、社員同士であればもっとフランクな内容にすることで時間短縮につながるとのこと。そのほか、毎朝きちんとその日の計画を立てるだけでも“サッカー型”に近づくことができるそうです。

「ファイル名に日付を入れるのも大事です。やりとりをする中で“最終版”“確定版”という名前を付ける人がいますが、数字にすると時系列になるため、相手にとっても分かりやすくなります」

いずれも日頃から意識することで、時短につながりそうですね♪

【関連サイト】
「J-WAVE TOKYO MORNING RADIO」オフィシャルサイト
http://www.j-wave.co.jp/original/tmr/index.html

夏野剛が実践する“人工知能”にできない仕事とは?(2016年05月10日)
http://www.j-wave.co.jp/blog/news/2016/05/post-1549.html

真鍋大度 仕事の流儀「パクられない仕事術」とは(2016年02月14日)
http://www.j-wave.co.jp/blog/news/2016/02/post-1251.html

関連記事