J-WAVE月曜-木曜の朝6時からの番組「J-WAVE TOKYO MORNING RADIO」(ナビゲーター:別所哲也)のワンコーナー「MITSUBISHI JISHO TOKYO DICTIONARY」。この日のオンエアでは「東横運河線」をキーワードにお送りしました。
今月から東京湾を使い“東京と横浜を海路でつなごう”という海上交通の可能性を探る試みが始まりました。これは、国土交通省が中心となって行われているもので、いくつかのルートで、実際にお客さんを乗せた船が走っています。まずは横浜-羽田-水道橋を結ぶルート。そして来月からは新たに、横浜-羽田-天王洲を結ぶルートの実験が始まる予定です。
東京・横浜の海域といえば、海側から見るビル群、そしてその夜景は抜群! 将来、新たなデートの定番スポットになるかもしれません。
今回は、この実証実験の運営を行っている「ケーエムシーコーポレーション」のクルーズ部の永井元さんに「東横運河線」で楽しめる船上からの見どころをお聞きしました。
「羽田空港に新しくできた船着場が、2011年から運用を開始しまして、そこを中心にして横浜や東京のお台場などを結ぶ定期便を2014年から運行したことがきっかけになり“東横運河線”という構想が生まれました。横浜から羽田空港方面へは京浜運河を通ります。これまでのルートだと羽田沖に出ていましたので、非常に波風が高いところ通っていたのですが、今回は細い運河を通れるようになりましたので、ゆったりと進んで、景色も楽しんでいただけるようになりました」(永井さん、以下同)
羽田空港に新たに船着場が整備されたこと。そして波が高い、沖に出ない航路(運河)を使えるようになったこと。この2つの変化が東京と横浜を結ぶ海路を拓いていったんですね。
羽田のように新たに整備された船着場もあれば、航路にはおよそ90年前に作られたものの、これまでほとんど利用されなかった「万世橋船着場」もあるなど、新旧の船着場を比べるというちょっとディープな楽しみ方もできるそうです。
「そして羽田空港から東京方面に関しましては、海老取川や天王洲を超えて隅田川を通って、さらに最後は神田川を通るということで、さまざまな大小の橋をくぐりますので、橋の歴史などを楽しめると思います」
使われる船は、これまでよりも屋根が低く、船底が非常に浅くなっているタイプなので、今まで通ることのできなかった運河や橋の下をくぐることが可能になっているとのこと。さらにガイドさんも同乗し、景色や歴史などを解説してくれるそうです。
「運河沿いに見る東京や横浜の風景、そして橋をくぐるときに見えてくる世界観はどんな風に見えるんでしょうね~」と別所もワクワク。
2020年に開催される東京オリンピック・パラリンピックに向けて、日々さまざまな試みが行われている東京。将来、どのように変化するのか興味深いですね!
【関連サイト】
「J-WAVE TOKYO MORNING RADIO」オフィシャルサイト
http://www.j-wave.co.jp/original/tmr/
海と陸から知らない東京が見えてくる「クルーザイクル」(2015年10月16日)
http://www.j-wave.co.jp/blog/news/2015/10/post-1158.html
夏の風物詩 都内初の川床「かわてらす」とは(2014年04月23日)
http://www.j-wave.co.jp/blog/news/2014/04/post-709.html
今月から東京湾を使い“東京と横浜を海路でつなごう”という海上交通の可能性を探る試みが始まりました。これは、国土交通省が中心となって行われているもので、いくつかのルートで、実際にお客さんを乗せた船が走っています。まずは横浜-羽田-水道橋を結ぶルート。そして来月からは新たに、横浜-羽田-天王洲を結ぶルートの実験が始まる予定です。
東京・横浜の海域といえば、海側から見るビル群、そしてその夜景は抜群! 将来、新たなデートの定番スポットになるかもしれません。
今回は、この実証実験の運営を行っている「ケーエムシーコーポレーション」のクルーズ部の永井元さんに「東横運河線」で楽しめる船上からの見どころをお聞きしました。
「羽田空港に新しくできた船着場が、2011年から運用を開始しまして、そこを中心にして横浜や東京のお台場などを結ぶ定期便を2014年から運行したことがきっかけになり“東横運河線”という構想が生まれました。横浜から羽田空港方面へは京浜運河を通ります。これまでのルートだと羽田沖に出ていましたので、非常に波風が高いところ通っていたのですが、今回は細い運河を通れるようになりましたので、ゆったりと進んで、景色も楽しんでいただけるようになりました」(永井さん、以下同)
羽田空港に新たに船着場が整備されたこと。そして波が高い、沖に出ない航路(運河)を使えるようになったこと。この2つの変化が東京と横浜を結ぶ海路を拓いていったんですね。
羽田のように新たに整備された船着場もあれば、航路にはおよそ90年前に作られたものの、これまでほとんど利用されなかった「万世橋船着場」もあるなど、新旧の船着場を比べるというちょっとディープな楽しみ方もできるそうです。
「そして羽田空港から東京方面に関しましては、海老取川や天王洲を超えて隅田川を通って、さらに最後は神田川を通るということで、さまざまな大小の橋をくぐりますので、橋の歴史などを楽しめると思います」
使われる船は、これまでよりも屋根が低く、船底が非常に浅くなっているタイプなので、今まで通ることのできなかった運河や橋の下をくぐることが可能になっているとのこと。さらにガイドさんも同乗し、景色や歴史などを解説してくれるそうです。
「運河沿いに見る東京や横浜の風景、そして橋をくぐるときに見えてくる世界観はどんな風に見えるんでしょうね~」と別所もワクワク。
2020年に開催される東京オリンピック・パラリンピックに向けて、日々さまざまな試みが行われている東京。将来、どのように変化するのか興味深いですね!
【関連サイト】
「J-WAVE TOKYO MORNING RADIO」オフィシャルサイト
http://www.j-wave.co.jp/original/tmr/
海と陸から知らない東京が見えてくる「クルーザイクル」(2015年10月16日)
http://www.j-wave.co.jp/blog/news/2015/10/post-1158.html
夏の風物詩 都内初の川床「かわてらす」とは(2014年04月23日)
http://www.j-wave.co.jp/blog/news/2014/04/post-709.html