尾崎世界観 「モヤモヤは無理に解消しなくていい」

J-WAVE月曜-木曜の深夜1時からの番組「SPARK」。月曜日のナビゲーターはクリープハイプ・尾崎世界観。5月23日のオンエアでは、リスナーからのメールをたくさん紹介しました!

まず、「運動が苦手なのにもうすぐ体育祭で憂鬱」という方からのメールを紹介。「尾崎さんは学生時代、運動は得意なほうでしたか?」という質問に「全然できなくて…マット運動とかもできなくて大変でしたね、後転ができなかったから」と思い出していました。

そして25mプールも泳ぎきることができなかったそうですが、小学校6年生のときに「水泳記録会」という複数の学校が集まる記録会があったそう。

いろいろな人に見られるので「泳げるようになりたい!」と思い、母親の実家で、知り合いのおじさんに毎日水泳を教えてもらい、なんとかギリギリ25m泳げるように!

そして当日、尾崎の順番が来たときのこと。「見たこともない人もいっぱいいて異様な空気なんですよ。飛び込む所に立ったとき、緊張してゴーグルを1回外したんですよ。着け直したときにゴーグルをギュッと押すのを忘れていて、飛び込んだ瞬間にゴーグルが弾けて、もう、すぐ立ってましたね、そこで」と苦すぎる思い話を披露…。「あのときの景色は忘れないな…本当に静かだったな…」と当時を思い出していました。

次に、今年26歳になるという方からの「やりたいことはあるけれど収入などに不安があり踏み出せていません。叶わなくてもやってみるべきでしょうか? 尾崎さんは一度も迷わずにこの仕事を選びましたか?」というメールを紹介。

これに対し「迷ってますね、今でもずっと迷ってますからね」と意外な回答。そして「迷ったり悩んだりできないということは、たいしたことじゃないと思うので(迷うということは)すごく大事なものだと思いますけどね」と続けていました。

そして、そこからトークは少し熱い話へ展開。尾崎は普段、モヤモヤする気持ちをスッキリするような物を周りから勧められることがあり、それに対して違和感があるのだとか。

「モヤモヤしている気持ちをスッキリさせる必要はないなと思って。モヤモヤしていることで『これでいいんだな』と、それ自体を良いことだと思える作品のほうが良いと思っていて。そうやって落ち込んだり、迷っている気持ちを消すんじゃなくて肯定するというか、そういう作品を作っているつもりだし、これからも作っていきたいなと思っています」と独特の持論を披露していました。

【関連サイト】
「SPARK」オフィシャルサイト
http://www.j-wave.co.jp/original/spark/

尾崎世界観 自身の持ち込み企画「みっちゃん」を紹介……というか誰なの!?(2016年04月05日)
http://www.j-wave.co.jp/blog/news/2016/04/post-1316.html

19歳の新世代アーティスト・焚吐「曲作りは小5から」(2016年04月27日)
http://www.j-wave.co.jp/blog/news/2016/04/195.html

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