料理研究家・エダジュンがベトナム爆食旅で出会った“最高のバインミー”を紹介「フランス料理の影響を受けていて…」

料理研究家のエダジュンが、ベトナムのおすすめ飲食店3選を紹介し、番組イベントで出店するキッチンカーのメニューを発表した。

エダジュンが登場したのは、9月12日(土)放送のJ-WAVE『POP OF THE WORLD』(ナビゲーター:ハリー杉山、川口ゆりな)内、旬のトピックを紹介するコーナー「POPICS」だ。

片手で手軽に食べられる「コスパよしのB級フード」

管理栄養士で、アジア料理が大好きな料理研究家として知られるエダジュン。5月にベトナム・ホーチミンに足を運び、3泊4日で約28食のベトナム料理を堪能したという。

この日は、リスナーにおすすめしたい3つのベトナム料理店をピックアップ。まず紹介したのは、ホーチミンのB級フード「バンチャンヌン」が楽しめる屋台、バンチャンヌン・ビンディンだ。


エダジュン:映画のチケット売り場の前に屋台が出ていて、まさに映画のワンシーンのように素敵なお店なんですね。僕もバンチャンヌンは初めて食べたんですけど、ターメリックの色をした生春巻きの生地の上に肉そぼろ、トウモロコシ、うずらの卵、小ねぎをのせて、七輪の炭火で表面をカリっと焼きます。チリソースとマヨネーズをかけてサンドイッチして食べるような、ジャンキーB級フードになっています。

ハリー:ジャンキーB級フードといいながら、けっこうタンパク質が入っていませんか?

エダジュン:お肉が入っていますね。

ハリー:うずらの卵も入っているし。

川口:体にいいものがいっぱい!

ハリー:おいしそうだなぁ! 生地はちょっと厚めじゃない?

川口:クレープよりだいぶ厚めの生地ですね。

エダジュン:たしかに、クレープの食事版みたいな感じだと思います。マヨネーズのコクやチリソースの辛さはもちろんですが、素材のコーンの甘さなども効いて、そして何と言っても炭火で焼かれているので香ばしさとサクサク感が絶品です。

川口:おいしそう!

ハリー:たまんないよ~。

エダジュン:ホーチミン名物のバインセオのようにお好み焼き風になっているので、片手で食べられて小腹を満たす1品となっております。日本円で60~70円くらいでしたので、サクっと食べてみてはいかがでしょうか。

川口:映画館の近くで売られているとのことですが、映画館で食べるわけではないんですか?

エダジュン:持って行って食べられる方もいると思うんですけど、現地の中高生の方がけっこう食べられていたので、若い方たちに人気の料理なんだなと思いました。若い子たちに根づいている食文化は、面白いですね。

食べ比べで見つけた「最高のバインミー」

エダジュン:続いてのお店は、ベトナムでしか食べられない、紫色の見た目が華やかなスープが楽しめるクアンブイオリジナルです。「屋台飯が少し怖いな」という方や、ベトナム料理初心者の方にも安心なレストランの料理です。もちろん、トイレも清潔でピカイチです。そこで食べてほしいのが「カインコアイモー」という紫芋のスープです。

川口:色がすごい!

ハリー:予想以上に紫ですね!

エダジュン:華やかで、目で見てもおいしいですし、日本の山芋のようにトロっとしたテクスチャーがうまみを感じられて、とってもおいしいスープです。まったくクセがなくて、和食が好きな方はスっと受け入れられるような味わいになっています。また、豚挽き肉やたたきエビなど、食べやすい具材が入っているのもポイントです。ホーチミン料理は濃い味だと言われていますが、ここのスープは塩味が少し抑えられて出汁のうまみが引き立つので、旅で疲れた胃を癒やしてくれるような、ほっこりした味になっています。味もビジュアルもすごくいいのでおすすめです。

川口:ポタージュ系の味わいなんですか?

エダジュン:そうですね。そして紫芋なので、写真は華やかながらもホっとできるようなスープです。サイドメニューで頼んでいただくのがベストかなと思います。

最後に紹介したのは、ナビゲーターのハリーも大好きなホーチミンを代表する料理、バインミーがおいしいバインミーアーフック。なかでもおすすめなのは「肉三昧バインミー」だという。

エダジュン:ベトナムは、フランスの統治時代にバゲットが伝わって、それがベトナム由来のパンにそれが変化しました。バゲットはハード系なイメージですが、バインミーで使われているパンは外はサクっとしているのに中はふわっと、全体的に柔らかな食感が特徴でとっても食べやすいんです。

ハリー:バインミーのバゲットは、けっこう歯に優しいですよね。

エダジュン:そうですね。だから、日本の方たちは食べやすくて、すごく口に合うんじゃないかなと思います。今回の旅で、バインミーのお店は3店舗食べ比べたんですけど、そのなかでいちばん大好きなお店でした。屋台なんですが、かわいらしい外観、キッチンカーみたいな感じで、注文するとまずパンを炭で焼いてくれます。そして、その炭でお肉も焼いてくれるので、常にアツアツの状態のバインミーが食べられます。さらに、「おすすめをください」と言ったら肉を全部トッピングしてくれるようなバインミーになっていて、つくねなどが入っています。ベトナムでしか食べられない、ラ・ロットというハーブに包まれたつくねや卵、なますなどが入っていて、食べるとサクサクの食感と肉汁が感じられます。

ハリー:つくねなんですね。バインミーの食べ比べをして、(店舗によって)何が違いましたか?

エダジュン:炭で肉が香ばしく焼かれているのがひとつのポイントです。また、けっこうフランス料理の影響を受けているバインミーがあって、レバーパテが塗ってあることが多いんですよ。

川口:えぇ~!

ハリー:食べたことないかも!

エダジュン:(他の店のバインミーは)けっこういろいろ入っているんですが、ここは潔く肉だけというのも、すっきりと食べやすくていいのかなというポイントになっています。ベトナムにはコンビニの数だけバインミー屋さんがあるらしいので、迷ったらぜひ選んでいただければと思います。

番組10周年イベントでキッチンカーを出店

ベトナムでの爆食旅で新たなインプットをしたエダジュンは、番組の放送開始10周年を記念したイベント「J-WAVE『POP OF THE WORLD』~10周年はリスナーに感謝するしかナイスワン!~」にキッチンカーを出店する。

番組初のアニバーサリーイベントは、11月7日(土)に東京・上野恩賜公園野外ステージ(水上音楽堂)で開催。エダジュンのほか、アーティストのK、シン・ウィスもゲストとして登場する。


ハリー:今までキッチンカーの出店はあったの?

エダジュン:実は一度もないので、ドキドキしています。

川口:レアですね。だから、エダジュンさんのごはんは普段は食べられないってことですよね?

エダジュン:そうですね。お店もやっていないので、料理教室で食べていただくくらいです。

ハリー:エダジュンさん、今日はキッチンカーに関する重大発表があるんですよね?

エダジュン:はい。会場でしか食べられないオリジナルフードメニューが決まりました! 僕がキッチンカーで作るメニューは「バイマックルードライカレー」です。

ハリー:バイマックルーって、パクチーキングのエダジュンがパクチーの次に好きなハーブだっけ?

エダジュン:そうです。今年はバイマックルービールを作ったくらい、バイマックルー熱が高いですね。タイ語でバイマックルー、英語でライムリーフ、日本語でコブミカンの葉と言われているハーブで、かなり希少価値が高くてスーパーで手に入らない食材なので、イベントフードで使ったら価値があるのかなと思いました。本当に香り豊かでおいしいハーブなので、初めて食べられる方もこれをきっかけに大好きになってほしいなと思って選びました。

エダジュンはナビゲーターの2人のために、バイマックルーカレーを持参。実食したハリーは「うわぁ……」と思わず感嘆の声をもらす。

川口:私、バイマックルーって初めて食べたんですけど「こういうことか」って……。

エダジュン:唯一無二のハーブですよね。

ハリー:バイマックルーももちろん主役だけど、いろいろな主役がいますね。

エダジュン:はい。ひき肉にグリーンカレーっぽい味をつけたドライカレーになっています。

ハリー:でも、グリーンカレーほど切れ味が強いわけではなく。

エダジュン:ちょっとマイルドにしました。

ハリー:エダジュンさんの魅力のひとつが、毎回、食感を何層も隠して伝えてくれるところで、今回もちょっとフライ的なものを入れていますよね?

エダジュン:はい。フライドオニオンでザクザク食感を出しています。また、赤パプリカが入っていて、野菜の食感も大切にしております。

川口:歯ごたえがありますね。

エダジュン:小ねぎもトッピングしているので、柔らかい野菜の食感もあります。さらに、有料にはなりますが、“パクチーキング”としてパクチーもトッピングできるように用意しておりますし、「カレーといえば玉子がほしいかな?」と思ったので、エスニックにぴったりなナンプラーで味つけをしたナンプラー味玉もあります。どうでしょうか?

川口:おいしい! 深みが増しますね。

エダジュン:グリーンカレー味のドライカレーと合うと思います。

ハリー:こちらもしっかりと食感があるし、ナンプラーの風味もあるし、1回1回のアプローチが新鮮です。

エダジュン:今回はタイ米を採用したのですが、そのなかにもバイマックルーを入れていますし、バターで少しコクも足しているので、カレーにぴったりかなと思います。

川口:エダジュンさんのごはんが食べられるチャンスはなかなかないので、今回は貴重な機会となります。ぜひ、みなさんにひと言お願いします。

エダジュン:キッチンカーは初めてですし、自分の料理を届ける機会はなかなかないのですが、そのチャンスを『POP OF THE WORLD』の10周年というおめでたい席でいただけるのは貴重ですし、料理研究家としても料理の幅を広げられるチャンスだと思っています。みなさん、一人ひとりに笑顔でお渡しできればいいなと思っていますので、よろしくお願いします!

ハリー:素朴な疑問なんですけど、人生でいつかお店を出したいとは思っているんですか?

エダジュン:100人くらいに言われたことがあるんですが(笑)、今のところないので、とりあえずキッチンカーに食べに来てねという感じです。

エダジュンの最新情報は公式サイトまで。

番組イベント「J-WAVE『POP OF THE WORLD』~10周年はリスナーに感謝するしかナイスワン!~」の詳細はJ-WAVEのイベント特設サイトまで。

J-WAVE『POP OF THE WORLD』のコーナー「POPICS」では、最新の海外ポップカルチャーを幅広く紹介する。放送は毎週土曜の6時12分ごろから。
radikoで聴く
2026年9月19日28時59分まで

PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聴き直せます。

番組情報
POP OF THE WORLD
毎週土曜
6:00-8:00

関連記事