「FUJI ROCK FESTIVAL」(以下、フジロック)の季節が近づいてきた。開催に先立ち、入場券などを返礼品とするふるさと納税の受付が例年通り、各ふるさと納税サイトにて行われている。今年は入場券(1日券~3日通し券)に駐車券や宿泊券、さらには新幹線の自由席乗車券が付帯したプランが登場するなど、今まで以上に充実したラインアップを取り揃え、フジロッカーの快適なフェスライフを強力にサポートする。
こうしたフジロック×ふるさと納税の取り組みがスタートして早4年目--新潟県湯沢町の担当者はどれほどの手ごたえを感じているのか。今回、ふるさと納税担当の広沢葵さん、企画係長の田村翔さん、環境農林課の花輪空知さんにおすすめの返礼品やフェスごはんなどについて話を聞いた。聞き手は、J-WAVE『SUNNY VIBES』のナビゲーターであり、フジロック・ジプシーアバロンのステージMCも務める長井優希乃が担当した。
広沢: フジロック関連のふるさと納税への寄付額は年々増えています。特に昨年は、会場内飲食店とJR越後湯沢駅発のシャトルバスで使用できる3,000円分(500円券×6枚)のチケット「Thank you Ticket」の受付を現地で初めて行ったこともあって、より多くの方に認知していただけたと手ごたえを感じています。また、ふるさと納税は寄付をする際に任意でコメントを記入することができるのですが、フジロック関係の返礼品を申し込まれた方はコメントを入れてくださることが多く、たとえば「苗場が大好きです」「この自然を守り続けてください」といった熱い応援をいただき、自治体として励みになっています。
長井:コメントを寄せる寄付者さんが多いあたりに、フジロッカーの熱量の高さを感じますね。では、田村さんにもうかがいたいのですが、フジロックにはどのような思い出がありますか?
田村:特に記憶に残っているのは、数年前のフィールド・オブ・ヘブンのステージです。演奏の途中で大雨が降ってきたのですが、観客の皆さんが視線をステージに向けたまま、手足をオートマティックに動かしてポンチョを着ていたんです。その様子に「これがフジロッカーなんだな……!」と、その様式美に感動しました。
長井:フジロッカーの様式美、わかります。ほんとに皆さん、あらゆる所作がスムーズで、動きに無駄がないですよね。
田村:そうなんですよ。あとは、夜の時間帯にフィールド・オブ・ヘブンとジプシーアバロンの間にある森の中で輝くミラーボールを初めて見たときも思い出深いです。ミラーボールの光が杉の木立に反射し、まるで星空の中心に自分が立っているような感覚になったことを覚えています。
長井:24年からジプシーアバロンでMCを担当していますが、あの周辺の森や自然は私も大好きです! 大自然とアートの融合が最大限に視覚化される仕掛けに毎回、感動させられています。自然といえば、花輪さんは「フジロックの森プロジェクト」に携わられているとか。こちらのプロジェクトの内容や反響も聞かせて欲しいです。
花輪:「フジロックの森」は、フジロック会場周辺に広がる森の保全活動を行うプロジェクトです。フジロック期間中は県外から多くの方がご参加くださり、その中には海外の方もいらっしゃいます。たくさんの方が、森の木材を使用したコースターづくりなどのワークショップを楽しまれている様子を見ると、「湯沢町にも色んな方が来てくださっているんだな」と実感し、うれしい気持ちになります。
長井:フジロックは音楽ももちろん素晴らしいですが、お目当てのステージの合間にぬいぐるみや小物が作れたりと、様々なワークショップでクリエイティブをのんびり楽しめるのも魅力ですよね。
広沢:「なくてはならない夏のイベント」と捉えている方が多いようです。フジロック開催に際してポスターを貼ってくださる飲食店や宿泊施設も多く、町全体で協力し合い、イベントを盛り上げています。
田村:当たり前に毎年開催される年中行事感がありますよね。
長井:昨年インタビューをさせていただいたときには「地元の小学生を招待する」というお話が出たかと思うのですが、この施策は今年も行うのでしょうか?
田村:今年も実施する方向で考えています。世界的なフェスがせっかく地元で開催されるので、町の子どもたちにも体験してほしいですからね。ひょっとしたらそこから未来のヘッドライナーが生まれるかもしれないとひそかに期待しています。
長井:未来のヘッドライナーが湯沢町から……最高ですね。アーティストにならなくても、生徒さんたちにとってかけがえのない経験になるのは間違いないでしょうね。
広沢:湯沢町では、フジロックフェスティバルの入場券や関連チケットを返礼品としてお贈りするふるさと納税を展開しています。寄付をされた方はフジロックを楽しめると同時に、開催地である湯沢町への支援もできるという仕組みです。お申し込みは、「ふるさとチョイス」「楽天ふるさと納税」「ローソンふるさと納税」で受け付けています。
長井:今年の返礼品にはどのようなものがあるのでしょうか?
広沢:まずはフジロックの入場券です。各日1日券、2日セット券、3日通し券とともに、これらの入場券に、駐車券や宿泊券が付帯したプランもあります。入場券以外では先ほどお話しした「Thank you Ticket」のほか、場外エリアから場内最奥エリアまで運行するバスや、エアコン完備の専用ラウンジなどを利用できるサービスパス「FUJI ROCK go round」も返礼品としてご用意しました。
長井:「Thank you Ticket」があると、「この500円券×6枚のチケットをどこで使おうかな」と選ぶのが楽しくなりそうですよね! あと、フジロックって1日会場内を歩き回ったあとにスマホの歩数計を見ると、3万歩とかになっていたりするので、「FUJI ROCK go round」で快適に楽しむのもアリだなと思いました。
広沢:どちらもおすすめですので、長井さんもぜひ!
長井:このあと早速、ふるさと納税サイトをチェックしてみます! ちなみに、今年新しく加わった返礼品もあるそうですね。
広沢:東京駅-越後湯沢駅の新幹線自由席・指定席の往復乗車券と、フジロックの入場券がセットになった返礼品を新たに追加しました。自由席乗車券はその日一日お好きな時間にご利用いただけるので、たとえば「このステージ、もう少し観ていたいな」「今日は天候が悪いから早めに帰ろう」といった、急なスケジュールの変更にも柔軟に対応することができます。また、昨年まで「苗場プリンスホテル」さんのみだった宿泊券を、今年から新たに「ホテル双葉」さん、「雪国の宿 高半」さん、「エンゼルグランディア越後中里」さんに拡充しました。
長井:個人的に気になるんですけど、宿泊券付のプランを選んだ場合、ふるさと納税をした時点で宿泊予約が完了する、ということでしょうか?
広沢:おっしゃる通りです。
長井:えっ、絶対いいじゃないですか! フジロック参加にあたって毎年宿をとるのに苦労する方も少なくないと聞いています。でも、このふるさと納税をすれば宿を絶対に押さえられるなんて……本当にありがたい!素晴らしいプランですね。
田村:ちなみに、今年から新たに加わった「雪国の宿 高半」さん、「ホテル双葉」さんは温泉旅館なので、フジロックの会場を1日歩き回った後にゆったりと温泉に浸かり、疲れを癒すことができます。
長井:温泉、いいなぁ~。
広沢:「苗場プリンスホテル」さんは既に在庫ゼロになってしまったのですが、「雪国の宿 高半」さん、「ホテル双葉」さん、「エンゼルグランディア越後中里」さんはまだ在庫が残っておりますので、ぜひ検討していただければと思います。
長井:一方で、フジロックの森プロジェクトも新たな返礼品が加わったとうかがいました。
花輪:そうなんです。好評だったボックスティッシュに続き、フジロックに興味を持たれる音楽好きの方にお喜びいただけるアイテムは何かと模索する中で、考え至ったのが「ウクレレ」でした。1919年創業のウクレレ専門店「KIWAYA」様協力のもと、フジロックの森で育まれた杉材をボディやネックに使用した自信作が出来上がりました。フジロック当日は会場に展示しているので、ぜひ手に取って質感や弾き心地を確かめてみて欲しいです。
長井:いいですね、ウクレレ! 音楽好きの方はもちろん、ステージに触発されて音楽をやりたくなる方もいると思うので、ウクレレが展示されていたら、ついつい弾きたくなっちゃう人も多いでしょうね。
花輪:そうだとうれしいです。
長井:では、皆さんの中で特におすすめの返礼品はどれでしょうか?
広沢:会場内でたくさん飲んだり、食べたりするので「Thank you Ticket」ですね(笑)。私は住所が湯沢町ではないので、昨年寄付して500円券×6枚のチケットをもらい、会場内で思う存分、飲食を楽しみました。
花輪:僕は「FUJI ROCK go round」です。フジロックは日中非常に暑いので、バスで熱中症の心配なく快適に移動できたり、ラウンジで小休止を取れたりするのは魅力的だと思います。
長井:また、フジロックの醍醐味といえば、音楽、大自然とともに「フェスごはん」が挙げられますが、「ぜひこれを食べて欲しい!」という“推しメニュー”はありますか?
田村:個人的にはOASISにある「鮎茶屋」さんの鮎の塩焼きです。このお店では地元で獲れた新鮮な鮎を炭火でじっくりと焼いているので、頭含めて骨もすべて食べられるくらい柔らかいんですよ。ちなみに「鮎茶屋」さんの隣には湯沢町の地酒を提供するブースがあるので、鮎と日本酒の無限ループになっちゃうんですよね(笑)。
長井:鮎と日本酒の無限ループ……最高ですね!
田村:新幹線でお越しになる際に立ち寄ることになる越後湯沢駅前では2025年から、三輪自動車「トゥクトゥク」を導入しました。フジロックが開催される夏の時期に乗れば、風を切りながら走るから、暑い中でも涼しくて心地いいんですよ。
長井:トゥクトゥクはタイやインドでタクシーとして使用されている乗り物ですよね。なぜ湯沢町で走ることになったのですか?
田村:地元の保小中一貫校「湯沢学園」では毎年、総合学習の一環として中学生による「湯沢町への提言」を発表する場が設けられています。昨年の発表会では、湯沢町の夏を盛り上げ、かつ二次交通不足の課題を解消するために「トゥクトゥクを走らせたらどうか?」という中学生からの提言があり、その案を採用して実現に至りました。
長井:中学生が発案したのですね! 以前、私は中学校で教員をやっていたのですが、中学生の子たちって本当に頑張って面白いことをたくさん考えるんですよね。そのアイデアを町として全面的にバックアップして実現していることが素敵。明るい未来につながると思いましたし、湯沢町のことがもっと好きになりました。
田村:ありがとうございます。
長井:フジロックが開催される夏以外の時期でおすすめの湯沢町のスポットなどあれば教えてください。
花輪:冬は何と言ってもスキー場です。湯沢町には「苗場スキー場」をはじめとしたスキー場が実に11か所存在しています。その中には、スノーボードとスキーに適した場所があり、用途によって使い分けることができるんです。
田村:あとは温泉ですね。たとえば「赤湯温泉山口館」。湯沢町に数ある温泉の中でも、ここは登山道を歩いて行かないと辿り着かない秘湯です。川原にある赤茶けた露天風呂に浸かれば、筋肉痛、神経痛などに効能があるとされています。
長井:最後に、今年のフジロックに来場される方、そして、ふるさと納税を検討されている方に向けてメッセージをお願いします。
広沢:「ふるさと納税」と聞くと難しいイメージを持たれるかもしれませんが、初めてご利用される方はまずは手軽な「Thank you Ticket」から始めてみてください。ふるさと納税を通じてフジロックに参加するというのは湯沢町への応援にもつながります。ぜひ湯沢町の未来のためにフジロックに参加いただく方からの厚い支援をお待ちしておりますので、何卒よろしくお願いいたします。
(取材・文=小島浩平)
こうしたフジロック×ふるさと納税の取り組みがスタートして早4年目--新潟県湯沢町の担当者はどれほどの手ごたえを感じているのか。今回、ふるさと納税担当の広沢葵さん、企画係長の田村翔さん、環境農林課の花輪空知さんにおすすめの返礼品やフェスごはんなどについて話を聞いた。聞き手は、J-WAVE『SUNNY VIBES』のナビゲーターであり、フジロック・ジプシーアバロンのステージMCも務める長井優希乃が担当した。
23年の開始以来、寄付額は年々増加
長井:フジロック×ふるさと納税の取り組みが2023年にスタートし、今年で4年目を迎えました。毎年継続的に実施してきたことでどのような成果を得られたのか、また、寄付者さんからどのような反応があったのかを、教えてください。<長井優希乃◎ヘナ・アーティスト、エッセイスト、生命大好きニスト、社会科教員、そしてJ-WAVEナビゲーターなど多彩な顔を持つ。文化人類学を学び、世界を旅した経験を持つ。アート、人類学、教育の分野を越えて、人々が世界と繋がり、多角的な視点から世界をまなざす「きっかけ」をつくる活動を行なっている>
長井:コメントを寄せる寄付者さんが多いあたりに、フジロッカーの熱量の高さを感じますね。では、田村さんにもうかがいたいのですが、フジロックにはどのような思い出がありますか?
田村:特に記憶に残っているのは、数年前のフィールド・オブ・ヘブンのステージです。演奏の途中で大雨が降ってきたのですが、観客の皆さんが視線をステージに向けたまま、手足をオートマティックに動かしてポンチョを着ていたんです。その様子に「これがフジロッカーなんだな……!」と、その様式美に感動しました。
長井:フジロッカーの様式美、わかります。ほんとに皆さん、あらゆる所作がスムーズで、動きに無駄がないですよね。
田村:そうなんですよ。あとは、夜の時間帯にフィールド・オブ・ヘブンとジプシーアバロンの間にある森の中で輝くミラーボールを初めて見たときも思い出深いです。ミラーボールの光が杉の木立に反射し、まるで星空の中心に自分が立っているような感覚になったことを覚えています。
〈左から、田村さん、広沢さん、花輪さん。〉
花輪:「フジロックの森」は、フジロック会場周辺に広がる森の保全活動を行うプロジェクトです。フジロック期間中は県外から多くの方がご参加くださり、その中には海外の方もいらっしゃいます。たくさんの方が、森の木材を使用したコースターづくりなどのワークショップを楽しまれている様子を見ると、「湯沢町にも色んな方が来てくださっているんだな」と実感し、うれしい気持ちになります。
長井:フジロックは音楽ももちろん素晴らしいですが、お目当てのステージの合間にぬいぐるみや小物が作れたりと、様々なワークショップでクリエイティブをのんびり楽しめるのも魅力ですよね。
フジロックは「なくてはならない夏のイベント」
長井:改めて湯沢町の方々にとってフジロックとはどのような存在なのでしょうか?広沢:「なくてはならない夏のイベント」と捉えている方が多いようです。フジロック開催に際してポスターを貼ってくださる飲食店や宿泊施設も多く、町全体で協力し合い、イベントを盛り上げています。
田村:当たり前に毎年開催される年中行事感がありますよね。
田村:今年も実施する方向で考えています。世界的なフェスがせっかく地元で開催されるので、町の子どもたちにも体験してほしいですからね。ひょっとしたらそこから未来のヘッドライナーが生まれるかもしれないとひそかに期待しています。
今年から新幹線の自由席乗車券付きプランが登場
長井:ふるさと納税でフジロックに行ける! と聞いても仕組みがよくわからない方もいるのではないかと思うので、初めての方にもわかるように教えていただければと思います。広沢:湯沢町では、フジロックフェスティバルの入場券や関連チケットを返礼品としてお贈りするふるさと納税を展開しています。寄付をされた方はフジロックを楽しめると同時に、開催地である湯沢町への支援もできるという仕組みです。お申し込みは、「ふるさとチョイス」「楽天ふるさと納税」「ローソンふるさと納税」で受け付けています。
長井:今年の返礼品にはどのようなものがあるのでしょうか?
広沢:まずはフジロックの入場券です。各日1日券、2日セット券、3日通し券とともに、これらの入場券に、駐車券や宿泊券が付帯したプランもあります。入場券以外では先ほどお話しした「Thank you Ticket」のほか、場外エリアから場内最奥エリアまで運行するバスや、エアコン完備の専用ラウンジなどを利用できるサービスパス「FUJI ROCK go round」も返礼品としてご用意しました。
〈「ふるさとチョイス」スクリーンショット〉
広沢:どちらもおすすめですので、長井さんもぜひ!
長井:このあと早速、ふるさと納税サイトをチェックしてみます! ちなみに、今年新しく加わった返礼品もあるそうですね。
広沢:東京駅-越後湯沢駅の新幹線自由席・指定席の往復乗車券と、フジロックの入場券がセットになった返礼品を新たに追加しました。自由席乗車券はその日一日お好きな時間にご利用いただけるので、たとえば「このステージ、もう少し観ていたいな」「今日は天候が悪いから早めに帰ろう」といった、急なスケジュールの変更にも柔軟に対応することができます。また、昨年まで「苗場プリンスホテル」さんのみだった宿泊券を、今年から新たに「ホテル双葉」さん、「雪国の宿 高半」さん、「エンゼルグランディア越後中里」さんに拡充しました。
〈「ふるさとチョイス」スクリーンショット〉
〈「ふるさとチョイス」スクリーンショット〉
広沢:おっしゃる通りです。
長井:えっ、絶対いいじゃないですか! フジロック参加にあたって毎年宿をとるのに苦労する方も少なくないと聞いています。でも、このふるさと納税をすれば宿を絶対に押さえられるなんて……本当にありがたい!素晴らしいプランですね。
田村:ちなみに、今年から新たに加わった「雪国の宿 高半」さん、「ホテル双葉」さんは温泉旅館なので、フジロックの会場を1日歩き回った後にゆったりと温泉に浸かり、疲れを癒すことができます。
長井:温泉、いいなぁ~。
〈「ホテル双葉」〉
長井:一方で、フジロックの森プロジェクトも新たな返礼品が加わったとうかがいました。
花輪:そうなんです。好評だったボックスティッシュに続き、フジロックに興味を持たれる音楽好きの方にお喜びいただけるアイテムは何かと模索する中で、考え至ったのが「ウクレレ」でした。1919年創業のウクレレ専門店「KIWAYA」様協力のもと、フジロックの森で育まれた杉材をボディやネックに使用した自信作が出来上がりました。フジロック当日は会場に展示しているので、ぜひ手に取って質感や弾き心地を確かめてみて欲しいです。
〈「ふるさとチョイス」スクリーンショット〉
花輪:そうだとうれしいです。
長井:では、皆さんの中で特におすすめの返礼品はどれでしょうか?
広沢:会場内でたくさん飲んだり、食べたりするので「Thank you Ticket」ですね(笑)。私は住所が湯沢町ではないので、昨年寄付して500円券×6枚のチケットをもらい、会場内で思う存分、飲食を楽しみました。
〈Thank you Ticket〉
〈FUJI ROCK go round〉
田村:個人的にはOASISにある「鮎茶屋」さんの鮎の塩焼きです。このお店では地元で獲れた新鮮な鮎を炭火でじっくりと焼いているので、頭含めて骨もすべて食べられるくらい柔らかいんですよ。ちなみに「鮎茶屋」さんの隣には湯沢町の地酒を提供するブースがあるので、鮎と日本酒の無限ループになっちゃうんですよね(笑)。
長井:鮎と日本酒の無限ループ……最高ですね!
地元中学生が考案した越後湯沢の新たな観光の足
長井:遠方から参戦されるフジロッカーの中には、フジロックの前後で観光を楽しまれる方もいるかと思います。そんな方たちに知ってほしい観光スポットやアクティビティはありますか?田村:新幹線でお越しになる際に立ち寄ることになる越後湯沢駅前では2025年から、三輪自動車「トゥクトゥク」を導入しました。フジロックが開催される夏の時期に乗れば、風を切りながら走るから、暑い中でも涼しくて心地いいんですよ。
〈トゥクトゥク〉
田村:地元の保小中一貫校「湯沢学園」では毎年、総合学習の一環として中学生による「湯沢町への提言」を発表する場が設けられています。昨年の発表会では、湯沢町の夏を盛り上げ、かつ二次交通不足の課題を解消するために「トゥクトゥクを走らせたらどうか?」という中学生からの提言があり、その案を採用して実現に至りました。
長井:中学生が発案したのですね! 以前、私は中学校で教員をやっていたのですが、中学生の子たちって本当に頑張って面白いことをたくさん考えるんですよね。そのアイデアを町として全面的にバックアップして実現していることが素敵。明るい未来につながると思いましたし、湯沢町のことがもっと好きになりました。
田村:ありがとうございます。
長井:フジロックが開催される夏以外の時期でおすすめの湯沢町のスポットなどあれば教えてください。
花輪:冬は何と言ってもスキー場です。湯沢町には「苗場スキー場」をはじめとしたスキー場が実に11か所存在しています。その中には、スノーボードとスキーに適した場所があり、用途によって使い分けることができるんです。
〈岩原スキー場〉
長井:最後に、今年のフジロックに来場される方、そして、ふるさと納税を検討されている方に向けてメッセージをお願いします。
広沢:「ふるさと納税」と聞くと難しいイメージを持たれるかもしれませんが、初めてご利用される方はまずは手軽な「Thank you Ticket」から始めてみてください。ふるさと納税を通じてフジロックに参加するというのは湯沢町への応援にもつながります。ぜひ湯沢町の未来のためにフジロックに参加いただく方からの厚い支援をお待ちしておりますので、何卒よろしくお願いいたします。
(取材・文=小島浩平)