JUJUが昭和洋楽カバーアルバムに込めた“時間旅行”というテーマや楽曲との向き合い方、そして東京という街への思いを明かした。
JUJUが登場したのは、3月18日(水)放送のJ-WAVE『STEP ONE』(ナビゲーター:サッシャ、ノイハウス萌菜)内、音楽以外の「+1」なトピックをゲストに尋ねるコーナー「MUSIC+1」だ。
サッシャ:「スナックJUJU」はママさんが歌っていましたよね。
JUJU:私によく似ているという噂のママが歌っています。
サッシャ:洋楽カバーのときは、ママではなくJUJUさんがカバーされているんですか?
JUJU:ママは2024年8月以降、お休み中なんです。だから、いつ行ってもお店が開いてなくて、常連の私たちは困ったなと。ママが帰ってくるのを私たちは待っているわけで、そのあいだお店をどうにかできないかなとママと大家にかけ合ったら、ママは「お酒を出すのはやめて」と。だとしたら、純喫茶だなと! 昭和の時代に、昼間は喫茶店、夕方からスナックっていう店があったじゃないですか。それで「私が純喫茶をやるのはどうですか?」とママに言ったら「それだったらいいわ」というのがきたので、純喫茶をやることになって。もちろん、仕切るのは私ですから、私が歌わせていただいております。
サッシャ:素敵なカバー集です。
JUJU:開店いたしました。
サッシャ:おめでとうございます。花出さなくていいかな?
JUJU:手狭なものですから、お気持ちだけで。コーヒーチケットを買いに来てください(笑)。
サッシャ:わかりました、回数券買わせていただきます。純喫茶っぽい(笑)。10枚分の値段で11枚飲めるというね。
JUJU:サッシャさんにはあと4枚つけておきます。
サッシャ:やった!
JUJU:萌菜さんにもプレゼントします。
ノイハウス:ありがとうございます。たくさんコーヒーを飲みにいきます。そういう温かい雰囲気というか、そういう曲が並んでいます。
JUJU:本当にたくさんリクエストいただいて。昭和って長いですから、すごい範囲があって。今回は60年代や80年代の曲もありますが、ほぼ70年代でまとめさせていただきました。
サッシャ:洋楽を代表する名曲が入っていると。
JUJU:緊張の連続でした。今回、歌わせていただいた10曲って、子どものころから聴いている曲だから知っていると思っていたけれど、でも実はちゃんと知らなかった曲も多くて。細かい符割だったり、本当の曲の意味だったりというのをちゃんと咀嚼しないまま、知っているつもりでいた曲がたくさんありました。1曲1曲ちゃんと、初めて聴くというぐらいの感覚で聴き直してから、曲に向かいました。
サッシャ:子どものころに聴いているのってそうですよね。今回は発見がいっぱいあったということですね。
JUJU:発見だらけでした。あと、タイトルに「時間旅行」とあるように、私自身がその曲を初めて聴いたときの自分に時間旅行する時間でもあって。そのときに自分が思った曲の印象と、今、自分が聴いて歌うときの曲の印象が「このくらい違うのか」というのも。本当にいろいろなタイプの時間旅行をしながらのアルバム制作でした。
ノイハウス:聴いていても、自分の知っているバージョンがあって「こういうところ、JUJUさんが歌うと違うんだ」とか「こんなふうなんだ」という再発見がありました。
JUJU:ちょっと、その話、詳しく訊きたい(笑)。
ノイハウス:なんでもお答えします(笑)。
JUJU:本当にどきどきしながら、いつも歌わせていただいてます。
サッシャ:どれも名曲ですからね。1曲どうしましょうか?
JUJU:サッシャさんと萌菜さんにおまかせします。
サッシャ:僕は聴いていて、1曲選ぶならばBee Geesの『How Deep Is Your Love』です。選んだ理由は、Bee Geesってギブ兄弟のハモりの美学じゃないですか。それをJUJUさんはひとりで重ねて。あの気持ちのいいハモりをJUJU式にね。松任谷さんのプロデュースもあると思うけど、すごくオリジナルな解釈で再現しています。
JUJU:私はもともと子どものころからハモりが好きで。洋楽カバーの始まりって、家で録音するところからだったんです。
自宅で工夫をしながらひとりでハモりの音を録音していたというJUJU。ほかにも、同曲に込めた想いについて語った。
JUJU:『How Deep Is Your Love』は『サタデー・ナイト・フィーバー』のサントラの曲で。もともとのBee Geesのバージョンはすごくハッピーで、いちゃいちゃしてる感じがあって。でも今回、私が『How Deep Is Your Love』をやるんだとしたら、大人の『How Deep Is Your Love』にしたいというのがあって。同じニューヨークを舞台にした映画で『ナインハーフ』ってあるじゃないですか。私はそもそも、キム・ベイシンガーやミッキー・ロークも大好きで。あの映画の終わり方って絶対に、ミッキー・ロークとキム・ベイシンガーがお互いに感情があったのに、終わらせるじゃないですか。だから、お互いの心のなかに『How Deep Is Your Love』というのがあっただろうな、というのを妄想しながら作ったんです。
ノイハウス:すごい! 素敵なバックストーリー。
サッシャ:そのJUJUハモり美学が、この曲には詰まってると思っています。
番組ではJUJUの『How Deep Is Your Love』をオンエアした。
サッシャ:どうですか、このハモり、素敵じゃないですか。最後のささやきも映画のイメージなんだそうです。
JUJU:あの映画はふたりが目で語るシーンがすごく多くて。お互いの心の声というのはこんな感じなのかなと勝手に妄想が暴走したあげくの、あれですね(笑)。
ノイハウス:JUJUさんはそもそも18歳でニューヨークに行かれて、その後、10年以上そちらで?
JUJU:約20年ですね。その20年のなかの、向こうにいて10年目でデビューしました。そこから完全に家を引き払うまでが8年かかって、そのあとに東京に来ました。
ノイハウス:ニューヨークと東京を比べると、大都市同士で生活や雰囲気はどのようなところが違いますか?
JUJU:なんとなく、もともとニューヨークに行くときよりも東京に来るときのほうが怖かったんです。東京ってスーパークールなイメージがあって。私は広島生まれでずっと京都に住んでいて、西の人間からすると東京っていうのは怖い。
サッシャ:関西の人は言いますよね。
JUJU:私の勝手な、一個人の意見ですけど。だから、東京よりも感覚的にはニューヨークのほうが近かったんです。
ノイハウス:面白い。
JUJU:ニューヨークに行って、JUJUとしてのお仕事を始めるにあたって、東京に来ることが増えていって。でも、東京に来ていろんなことを知るうちに「ああ、東京も東京で非常に温かい町だな」と。ニューヨークもすごくクールなイメージがあるけど、でもニューヨークって横のつながりがすごいというか。
ノイハウス:つながりが濃いんですか?
JUJU:本人が助けを求めない限りはみんなクールで他人のことには干渉しないけど、誰かが本気でなにかをやろうとしていて「助けが必要かもね」というときには、横のつながりでみんなが助けてくれます。下町気質というか。
ノイハウス:これは意外かもしれません。
JUJU:そんな感じがニューヨークにはあって。「東京はどうなんだろう?」と思っていたら、東京も東京で非常に人と人とが手をつなぎやすい場所だし、受け皿が大きいというか。だから、どんどん東京が大好きになりました。
サッシャ:いちばん東京らしい場所ってどこですか?
JUJU:J-WAVE!
サッシャ:いい発音で(笑)、ありがとうございます。
JUJU:ちなみに、東京らしい場所をJ-WAVEって言いましたけど、この森タワーに来させていただいたときに、ここから見える東京の景色って、なにより東京っぽいなというのは本当に思ったことなんですよ。というのを補足として(笑)。
サッシャ:なんとなく言ったわけじゃないよっていうね(笑)。たしかに、絵画として切り取るとしたら本当に東京って感じですよね。
JUJU:そう思います。あと、ニューヨークから東京に帰ってきて、ホテルにいるときにラジオを聴いたんですよ。ニューヨークにいるとラジオってすごい楽しくて、1目盛りずつステーションがある感じで。それで東京に帰ってきて初めて聴いたのがJ-WAVEだったんです。関西にいるとJ-WAVEは聴けなくて、当時はradikoもないから。で、「東京のラジオってこんななんだ!」「すごいいいな!」って思ったのもあって、私にとってJ-WAVEは東京なんです。
ノイハウス:すごい! 思い出がたくさん。
JUJU:だから、J-WAVEで初めて番組をやらせてもらうことになったときに本当にうれしかったし、今日もこうして来させていただいてうれしいです。I love J-WAVE!
JUJUの最新情報は公式サイトまで。
J-WAVE『STEP ONE』のコーナー「MUSIC+1」では、ゲストとして毎回話題のミュージシャンが登場する。放送は月曜~木曜の12時30分ごろから。
JUJUが登場したのは、3月18日(水)放送のJ-WAVE『STEP ONE』(ナビゲーター:サッシャ、ノイハウス萌菜)内、音楽以外の「+1」なトピックをゲストに尋ねるコーナー「MUSIC+1」だ。
松任谷正隆のプロデュースで洋楽カバーアルバムをリリース
JUJUは3月18日(水)に洋楽カバーアルバム『昭和洋楽 純喫茶JUJU「時間旅行」』をリリースした。【JUJU×昭和洋楽】| 純喫茶JUJU「時間旅行」produced by 松任谷正隆 Teaser Movie
JUJU:私によく似ているという噂のママが歌っています。
サッシャ:洋楽カバーのときは、ママではなくJUJUさんがカバーされているんですか?
JUJU:ママは2024年8月以降、お休み中なんです。だから、いつ行ってもお店が開いてなくて、常連の私たちは困ったなと。ママが帰ってくるのを私たちは待っているわけで、そのあいだお店をどうにかできないかなとママと大家にかけ合ったら、ママは「お酒を出すのはやめて」と。だとしたら、純喫茶だなと! 昭和の時代に、昼間は喫茶店、夕方からスナックっていう店があったじゃないですか。それで「私が純喫茶をやるのはどうですか?」とママに言ったら「それだったらいいわ」というのがきたので、純喫茶をやることになって。もちろん、仕切るのは私ですから、私が歌わせていただいております。
サッシャ:素敵なカバー集です。
JUJU:開店いたしました。
サッシャ:おめでとうございます。花出さなくていいかな?
JUJU:手狭なものですから、お気持ちだけで。コーヒーチケットを買いに来てください(笑)。
サッシャ:わかりました、回数券買わせていただきます。純喫茶っぽい(笑)。10枚分の値段で11枚飲めるというね。
JUJU:サッシャさんにはあと4枚つけておきます。
サッシャ:やった!
JUJU:萌菜さんにもプレゼントします。
ノイハウス:ありがとうございます。たくさんコーヒーを飲みにいきます。そういう温かい雰囲気というか、そういう曲が並んでいます。
アルバム制作は緊張と発見の連続だった
リクエストシリーズの最新作となる『昭和洋楽 純喫茶JUJU「時間旅行」』では、ファンからリクエストを募った。JUJU:本当にたくさんリクエストいただいて。昭和って長いですから、すごい範囲があって。今回は60年代や80年代の曲もありますが、ほぼ70年代でまとめさせていただきました。
サッシャ:洋楽を代表する名曲が入っていると。
JUJU:緊張の連続でした。今回、歌わせていただいた10曲って、子どものころから聴いている曲だから知っていると思っていたけれど、でも実はちゃんと知らなかった曲も多くて。細かい符割だったり、本当の曲の意味だったりというのをちゃんと咀嚼しないまま、知っているつもりでいた曲がたくさんありました。1曲1曲ちゃんと、初めて聴くというぐらいの感覚で聴き直してから、曲に向かいました。
サッシャ:子どものころに聴いているのってそうですよね。今回は発見がいっぱいあったということですね。
JUJU:発見だらけでした。あと、タイトルに「時間旅行」とあるように、私自身がその曲を初めて聴いたときの自分に時間旅行する時間でもあって。そのときに自分が思った曲の印象と、今、自分が聴いて歌うときの曲の印象が「このくらい違うのか」というのも。本当にいろいろなタイプの時間旅行をしながらのアルバム制作でした。
ノイハウス:聴いていても、自分の知っているバージョンがあって「こういうところ、JUJUさんが歌うと違うんだ」とか「こんなふうなんだ」という再発見がありました。
JUJU:ちょっと、その話、詳しく訊きたい(笑)。
ノイハウス:なんでもお答えします(笑)。
JUJU:本当にどきどきしながら、いつも歌わせていただいてます。
サッシャ:どれも名曲ですからね。1曲どうしましょうか?
JUJU:サッシャさんと萌菜さんにおまかせします。
サッシャ:僕は聴いていて、1曲選ぶならばBee Geesの『How Deep Is Your Love』です。選んだ理由は、Bee Geesってギブ兄弟のハモりの美学じゃないですか。それをJUJUさんはひとりで重ねて。あの気持ちのいいハモりをJUJU式にね。松任谷さんのプロデュースもあると思うけど、すごくオリジナルな解釈で再現しています。
JUJU:私はもともと子どものころからハモりが好きで。洋楽カバーの始まりって、家で録音するところからだったんです。
自宅で工夫をしながらひとりでハモりの音を録音していたというJUJU。ほかにも、同曲に込めた想いについて語った。
JUJU:『How Deep Is Your Love』は『サタデー・ナイト・フィーバー』のサントラの曲で。もともとのBee Geesのバージョンはすごくハッピーで、いちゃいちゃしてる感じがあって。でも今回、私が『How Deep Is Your Love』をやるんだとしたら、大人の『How Deep Is Your Love』にしたいというのがあって。同じニューヨークを舞台にした映画で『ナインハーフ』ってあるじゃないですか。私はそもそも、キム・ベイシンガーやミッキー・ロークも大好きで。あの映画の終わり方って絶対に、ミッキー・ロークとキム・ベイシンガーがお互いに感情があったのに、終わらせるじゃないですか。だから、お互いの心のなかに『How Deep Is Your Love』というのがあっただろうな、というのを妄想しながら作ったんです。
ノイハウス:すごい! 素敵なバックストーリー。
サッシャ:そのJUJUハモり美学が、この曲には詰まってると思っています。
番組ではJUJUの『How Deep Is Your Love』をオンエアした。
サッシャ:どうですか、このハモり、素敵じゃないですか。最後のささやきも映画のイメージなんだそうです。
JUJU:あの映画はふたりが目で語るシーンがすごく多くて。お互いの心の声というのはこんな感じなのかなと勝手に妄想が暴走したあげくの、あれですね(笑)。
ニューヨークより東京のほうが怖かった
J-WAVEでは、東京の魅力を再確認する春のキャンペーン「MY STORY TOKYO ―僕らがここにいる理由―」を実施している。この日の放送では、JUJUに東京にまつわる話を訊いた。ノイハウス:JUJUさんはそもそも18歳でニューヨークに行かれて、その後、10年以上そちらで?
JUJU:約20年ですね。その20年のなかの、向こうにいて10年目でデビューしました。そこから完全に家を引き払うまでが8年かかって、そのあとに東京に来ました。
ノイハウス:ニューヨークと東京を比べると、大都市同士で生活や雰囲気はどのようなところが違いますか?
JUJU:なんとなく、もともとニューヨークに行くときよりも東京に来るときのほうが怖かったんです。東京ってスーパークールなイメージがあって。私は広島生まれでずっと京都に住んでいて、西の人間からすると東京っていうのは怖い。
サッシャ:関西の人は言いますよね。
JUJU:私の勝手な、一個人の意見ですけど。だから、東京よりも感覚的にはニューヨークのほうが近かったんです。
ノイハウス:面白い。
JUJU:ニューヨークに行って、JUJUとしてのお仕事を始めるにあたって、東京に来ることが増えていって。でも、東京に来ていろんなことを知るうちに「ああ、東京も東京で非常に温かい町だな」と。ニューヨークもすごくクールなイメージがあるけど、でもニューヨークって横のつながりがすごいというか。
ノイハウス:つながりが濃いんですか?
JUJU:本人が助けを求めない限りはみんなクールで他人のことには干渉しないけど、誰かが本気でなにかをやろうとしていて「助けが必要かもね」というときには、横のつながりでみんなが助けてくれます。下町気質というか。
ノイハウス:これは意外かもしれません。
JUJU:そんな感じがニューヨークにはあって。「東京はどうなんだろう?」と思っていたら、東京も東京で非常に人と人とが手をつなぎやすい場所だし、受け皿が大きいというか。だから、どんどん東京が大好きになりました。
サッシャ:いちばん東京らしい場所ってどこですか?
JUJU:J-WAVE!
サッシャ:いい発音で(笑)、ありがとうございます。
JUJU:ちなみに、東京らしい場所をJ-WAVEって言いましたけど、この森タワーに来させていただいたときに、ここから見える東京の景色って、なにより東京っぽいなというのは本当に思ったことなんですよ。というのを補足として(笑)。
サッシャ:なんとなく言ったわけじゃないよっていうね(笑)。たしかに、絵画として切り取るとしたら本当に東京って感じですよね。
JUJU:そう思います。あと、ニューヨークから東京に帰ってきて、ホテルにいるときにラジオを聴いたんですよ。ニューヨークにいるとラジオってすごい楽しくて、1目盛りずつステーションがある感じで。それで東京に帰ってきて初めて聴いたのがJ-WAVEだったんです。関西にいるとJ-WAVEは聴けなくて、当時はradikoもないから。で、「東京のラジオってこんななんだ!」「すごいいいな!」って思ったのもあって、私にとってJ-WAVEは東京なんです。
J-WAVEからの景色(撮影:J-WAVE NEWS編集部)
JUJU:だから、J-WAVEで初めて番組をやらせてもらうことになったときに本当にうれしかったし、今日もこうして来させていただいてうれしいです。I love J-WAVE!
JUJUの最新情報は公式サイトまで。
J-WAVE『STEP ONE』のコーナー「MUSIC+1」では、ゲストとして毎回話題のミュージシャンが登場する。放送は月曜~木曜の12時30分ごろから。
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