ヨルシカのsuis(Vo)がニューアルバム『二人称』の制作エピソードを語り、家族とのケンカについて相談するひと幕もあった。
suisが登場したのは、3月10日(火)放送のJ-WAVE『STEP ONE』(ナビゲーター:サッシャ、ノイハウス萌菜)内、音楽以外の「+1」なトピックをゲストに尋ねるコーナー「MUSIC+1」だ。
サッシャ:ラジオはどうですか?
suis:すごく楽しくやらせていただいています。ますますラジオが好きになる日々です。
サッシャ:本当ですか! ラジオの魅力ってなんですか?
suis:聴くのがそもそもどんどん好きになっているんです。生身感というか、その時間に嘘がなく……。嘘がないといっても、嘘をついてないというわけじゃないと思うんですけど(笑)。
サッシャ:はいはいはい(笑)。わかります。その言葉じりや、間(ま)で感情が読めるときがありますよね。
suis:本当にそばにいてくれる声だなというのを感じるので、そこが好きです。
ノイハウス:suisさんも、すごく身近なお話をまさに嘘なくたくさんされています。suisさんの最近を知ることができる、コーナーになってますよね。
suis:ありがとうございます。
suis:ボリューミーな感じになってます。
ノイハウス:ある意味、プロジェクトみたいな感じですよね。どのようなものになっているのでしょうか。
suis:n-bunaくんが書簡型小説を書く、っていう構想が最初にあって。それと連動したアルバムを作るぞというのがあって、収録する楽曲を彼が書き下ろしていって、というかたちです。この書簡型小説の主人公の少年が書いた詞が、このアルバムのなかで歌詞として、また音楽というかたちで『二人称』というアルバムになってます。
ノイハウス:作品として、小説のほうは本当に手紙を読んでいるかのような体験型小説みたいになっています。封筒がなんと32通、そして手紙が約170枚。
suis:すごい量が入っています。
サッシャ:一つひとつ開けて読むような感じのイメージですよね。
suis:そうです。一通一通にムラがあって、たくさん入っている封筒と全然入ってない封筒があって。そのときどきの少年と先生のやり取りが、リアルタイムに「なにがあったんだろう」というのが詰まっています。
ノイハウス:もちろん印刷物にはなっていますが、もとは手書きなので、そのリアルな感じというか。先生からの返事のところから赤ペンになっているとか。少年の漢字を思い出すためのメモみたいなものも入っていたり、本当に手紙を読んでいる感じになりますね。
suis:ありがとうございます。
ノイハウス:それに合わせての曲、ストーリーがあったうえでの曲ということですが、22曲となるとレコーディングもかなり長期にわたったんじゃないですか?
suis:そうですね。このアルバムに入るか入らないか、っていうのがわからない状態でボーカルは(n-bunaから)1曲1曲くるものをやっていました。そのなかにはタイアップもあったりしたので、都度その曲に対していちばんの歌を、というのをやってきました。最終的にはこの曲たちがアルバムになりますよ、という全体像を私が知ったのは最近でした。
サッシャ:そうなんだ。n-bunaさんのなかでは構想があったけど。
ノイハウス:3年だと状況も変わるというか、いろいろあるなかでひとつの作品ができあがったと。レコーディングで印象に残っているエピソードはありますか?
suis:リズムの後ろめのノリみたいなのは、今回のアルバムの楽曲で初めて挑戦しました。ポップス、ロックみたいなのをやっているころはまったく歌ったことがないものだったので、そこもすごく挑戦が多かったなと思います。
サッシャ:のりづらいよね。
suis:最初は全然のれなかったです(笑)。
サッシャ:22曲全曲いきたいところですけど、そうもいかないので。
ノイハウス:今日はどの曲をかけましょう。
suis:そのなかでもあまり自分が困難がなかった、もらった瞬間から「これは私の曲だ」と自信を持って歌えた曲です。
番組ではヨルシカの『千鳥』をオンエアした。
suis:今日はおふたりに悩み相談にのっていただこうと思って来ました。
サッシャ:答えられるかな。歌い方とかは無理よ?
suis:歌と関係ないところです(笑)。私、最近、家族とよくケンカをしてしまうんです。仲直りはできるんですけど、そのケンカのあとの空気が長引くのが苦しいんです。だからケンカが終わってすぐに、明るく空気を戻せる方法ってないかなと思って。
ノイハウス:なるほどねえ。
サッシャ:仲直りしたあとの空気感が悪いということ?
suis:仲直りはしたんだけど、ちょっと「どんよりな感じ」を引きずるじゃないですか。それが嫌なんです。
サッシャ:嫌だよねえ、わかる。原因は?
suis:私は不機嫌に厳しい節があって。
サッシャ:機嫌よくいてほしいと。
suis:そうなんです。
ノイハウス:それはわかるかも。
suis:なので、家族がすごいため息ついていたりとか、物音が大きかったりすると、「なに? ため息やめて」みたいに我慢できなくて言っちゃうんですよ。
サッシャ:「しょうがないじゃん、疲れてるんだから」みたいなことになるわけですよね。
suis:しょうがないんですけど、私も言っちゃうんですよ。
サッシャ:ポジティブな感じでいたいと。そういうかわいい理由ですね。
ノイハウス:日常のあるあるですよね。お互いに疲れてたりすると特にね。全然アドバイスにならない可能性が高いんですが、うちの子どもがケンカするときのです。3歳と5歳なんですが、私も子どもとケンカすることもあって、それで仲直りをしたあとの、ちょっとした儀式を作りました。
suis:儀式?
ノイハウス:いちおう、「ごめんね」するじゃないですか。そのあとに「鼻すりすり、ほっぺすりすり、握手」というのを必ずやることにしたんですよ。
suis:かわいい(笑)。
ノイハウス:大人もやると、なんか空気が変わるというか、イライラとかしていられない。こんなおかしなことを一緒にしたら、というので空気がかなり変わるので。アレンジして、大人にもおすすめです。
suis:たしかに、素敵ですね。パパとかだと無理かもだけど、ママなら大丈夫(笑)。
サッシャ:僕は娘いますけど、パパはダメ?
suis:パパはあまり不機嫌にならないので。
サッシャ:パパ優しいなあ。僕はなんだろうな、あえて距離感を縮めないようにしたほうがいいんじゃないですかね。
suis:距離をとるんですか?
サッシャ:たとえば、ちょっと散歩に行くとか。空気感がまずいときに一緒にいると、余計に気まずいじゃないですか。
suis:たしかに。
サッシャ:たとえば、自分の部屋でちょっと作業するでもいいし、ちょっと散歩に行くでもいいし、スーパーにお買い物に行くでもいいし。僕はけっこう新鮮な空気を浴びると、比較的「なんだったんだろう」という気持ちになって。相手がいると、相手も素直になれない瞬間があるんです。でも、本当はお互いに「ごめんね」って思ってたりしますよね。ひとりになると「ちょっと言い過ぎちゃったな」とお互いに思ったりして。だから同じ部屋にいない、というのがいいんじゃないでしょうか。「ごめんね」と言ったあとにちょっとスーパーに行って、アイスクリーム買ってきて「はい」と1個あげるとか。
suis:お土産ですね。これもすごく使えそう。
サッシャ:距離を縮めようとするから、逆に反発するというか。家族だからもともと距離は縮まっているので、かえって無理に縮める必要もないのかなと。
suis:いったん離れてみると。なるほどですね。
ノイハウス:面白い、真逆アドバイスがきたからこそ両方試してみてください。
suis:両方やってみたい。
サッシャ:両方同時にやったら、ちょっとおかしなことになりますが(笑)。
suis:いっぱいケンカするので、その都度変えて。
サッシャ:そうだね。そのときのタイミングによりますよね。
suis:使い分けてみます、ありがとうございます。
サッシャ:次回、報告をお待ちしております。そんなとてもかわいいお悩みをお持ちのsuisさん、ヨルシカの書簡型小説『二人称』が発売中です。デジタルアルバムの『二人称』も配信リリースになっています。ただ、これは書簡で見たいね。
suis:ぜひ書簡で読んでいただいて、n-bunaくんの世界を味わいながら聴いていただくというのも、面白いかと思いますのでよろしくお願いします。
サッシャ:ご家庭でちょっと空気感が悪くなったら、『二人称』を聴くのもいいかもしれないね。suisさんの歌声で癒やされますよ、それもひとつ解決の方法だったかもしれない。アルバムの名前は『二人称』なんだけど、ライブツアーは「一人称」なんですね、面白い。
suis:みなさんが一人称を持ってきていただいて、ライブで体感していただく感じで、みんなで楽しめたらと思います。
ヨルシカの最新情報は公式サイトまで。
J-WAVE『STEP ONE』のコーナー「MUSIC+1」では、ゲストとして毎回話題のミュージシャンが登場する。放送は月曜~木曜の12時30分ごろから。
suisが登場したのは、3月10日(火)放送のJ-WAVE『STEP ONE』(ナビゲーター:サッシャ、ノイハウス萌菜)内、音楽以外の「+1」なトピックをゲストに尋ねるコーナー「MUSIC+1」だ。
ますますラジオが好きになった
suisは『STEP ONE』におよそ1年半ぶりの出演。現在、J-WAVE『GURU GURU!』(月曜〜木曜 22時-24時)内のコーナー「GRUUVE BUNCH」(22時35分-22時45分)の水曜ナビゲーターを担当している。サッシャ:ラジオはどうですか?
suis:すごく楽しくやらせていただいています。ますますラジオが好きになる日々です。
サッシャ:本当ですか! ラジオの魅力ってなんですか?
suis:聴くのがそもそもどんどん好きになっているんです。生身感というか、その時間に嘘がなく……。嘘がないといっても、嘘をついてないというわけじゃないと思うんですけど(笑)。
サッシャ:はいはいはい(笑)。わかります。その言葉じりや、間(ま)で感情が読めるときがありますよね。
suis:本当にそばにいてくれる声だなというのを感じるので、そこが好きです。
ノイハウス:suisさんも、すごく身近なお話をまさに嘘なくたくさんされています。suisさんの最近を知ることができる、コーナーになってますよね。
suis:ありがとうございます。
書簡型小説と連動したアルバムをリリース
ヨルシカは3月4日にデジタルアルバム『二人称』をリリース。全22曲が収録されており、2月26日に発売された書簡型小説「二人称」と連動したアルバムとなっている。「二人称」(Album Trailer)
ノイハウス:ある意味、プロジェクトみたいな感じですよね。どのようなものになっているのでしょうか。
suis:n-bunaくんが書簡型小説を書く、っていう構想が最初にあって。それと連動したアルバムを作るぞというのがあって、収録する楽曲を彼が書き下ろしていって、というかたちです。この書簡型小説の主人公の少年が書いた詞が、このアルバムのなかで歌詞として、また音楽というかたちで『二人称』というアルバムになってます。
ヨルシカ 書簡型小説「二人称」について。
— ヨルシカ(n-buna、suis) / Official (@nbuna_staff) February 26, 2026
本作に関連して、インタビューや対談記事には、作品の構造や、核心についての内容が含まれていることがあります。作品をより深く、先入観なく楽しんでいただくためにも、まずは小説をお読みいただいたうえで、記事をご覧いただけると幸いです。… https://t.co/idKAav9g6e
suis:すごい量が入っています。
サッシャ:一つひとつ開けて読むような感じのイメージですよね。
suis:そうです。一通一通にムラがあって、たくさん入っている封筒と全然入ってない封筒があって。そのときどきの少年と先生のやり取りが、リアルタイムに「なにがあったんだろう」というのが詰まっています。
ノイハウス:もちろん印刷物にはなっていますが、もとは手書きなので、そのリアルな感じというか。先生からの返事のところから赤ペンになっているとか。少年の漢字を思い出すためのメモみたいなものも入っていたり、本当に手紙を読んでいる感じになりますね。
suis:ありがとうございます。
ノイハウス:それに合わせての曲、ストーリーがあったうえでの曲ということですが、22曲となるとレコーディングもかなり長期にわたったんじゃないですか?
suis:そうですね。このアルバムに入るか入らないか、っていうのがわからない状態でボーカルは(n-bunaから)1曲1曲くるものをやっていました。そのなかにはタイアップもあったりしたので、都度その曲に対していちばんの歌を、というのをやってきました。最終的にはこの曲たちがアルバムになりますよ、という全体像を私が知ったのは最近でした。
サッシャ:そうなんだ。n-bunaさんのなかでは構想があったけど。
ノイハウス:3年だと状況も変わるというか、いろいろあるなかでひとつの作品ができあがったと。レコーディングで印象に残っているエピソードはありますか?
suis:リズムの後ろめのノリみたいなのは、今回のアルバムの楽曲で初めて挑戦しました。ポップス、ロックみたいなのをやっているころはまったく歌ったことがないものだったので、そこもすごく挑戦が多かったなと思います。
サッシャ:のりづらいよね。
suis:最初は全然のれなかったです(笑)。
サッシャ:22曲全曲いきたいところですけど、そうもいかないので。
ノイハウス:今日はどの曲をかけましょう。
suis:そのなかでもあまり自分が困難がなかった、もらった瞬間から「これは私の曲だ」と自信を持って歌えた曲です。
番組ではヨルシカの『千鳥』をオンエアした。
ヨルシカ - 千鳥(OFFICIAL VIDEO)
suisからのお悩み相談
『STEP ONE』のコーナー「MUSIC+1」では、ここでしか聴けない「+1」な質問や話題をアーティストとお届けしている。この日の放送では、suisのお悩み相談をすることに。suis:今日はおふたりに悩み相談にのっていただこうと思って来ました。
サッシャ:答えられるかな。歌い方とかは無理よ?
suis:歌と関係ないところです(笑)。私、最近、家族とよくケンカをしてしまうんです。仲直りはできるんですけど、そのケンカのあとの空気が長引くのが苦しいんです。だからケンカが終わってすぐに、明るく空気を戻せる方法ってないかなと思って。
ノイハウス:なるほどねえ。
サッシャ:仲直りしたあとの空気感が悪いということ?
suis:仲直りはしたんだけど、ちょっと「どんよりな感じ」を引きずるじゃないですか。それが嫌なんです。
サッシャ:嫌だよねえ、わかる。原因は?
suis:私は不機嫌に厳しい節があって。
サッシャ:機嫌よくいてほしいと。
suis:そうなんです。
ノイハウス:それはわかるかも。
suis:なので、家族がすごいため息ついていたりとか、物音が大きかったりすると、「なに? ため息やめて」みたいに我慢できなくて言っちゃうんですよ。
サッシャ:「しょうがないじゃん、疲れてるんだから」みたいなことになるわけですよね。
suis:しょうがないんですけど、私も言っちゃうんですよ。
サッシャ:ポジティブな感じでいたいと。そういうかわいい理由ですね。
ノイハウス:日常のあるあるですよね。お互いに疲れてたりすると特にね。全然アドバイスにならない可能性が高いんですが、うちの子どもがケンカするときのです。3歳と5歳なんですが、私も子どもとケンカすることもあって、それで仲直りをしたあとの、ちょっとした儀式を作りました。
suis:儀式?
ノイハウス:いちおう、「ごめんね」するじゃないですか。そのあとに「鼻すりすり、ほっぺすりすり、握手」というのを必ずやることにしたんですよ。
suis:かわいい(笑)。
ノイハウス:大人もやると、なんか空気が変わるというか、イライラとかしていられない。こんなおかしなことを一緒にしたら、というので空気がかなり変わるので。アレンジして、大人にもおすすめです。
suis:たしかに、素敵ですね。パパとかだと無理かもだけど、ママなら大丈夫(笑)。
サッシャ:僕は娘いますけど、パパはダメ?
suis:パパはあまり不機嫌にならないので。
サッシャ:パパ優しいなあ。僕はなんだろうな、あえて距離感を縮めないようにしたほうがいいんじゃないですかね。
suis:距離をとるんですか?
サッシャ:たとえば、ちょっと散歩に行くとか。空気感がまずいときに一緒にいると、余計に気まずいじゃないですか。
suis:たしかに。
サッシャ:たとえば、自分の部屋でちょっと作業するでもいいし、ちょっと散歩に行くでもいいし、スーパーにお買い物に行くでもいいし。僕はけっこう新鮮な空気を浴びると、比較的「なんだったんだろう」という気持ちになって。相手がいると、相手も素直になれない瞬間があるんです。でも、本当はお互いに「ごめんね」って思ってたりしますよね。ひとりになると「ちょっと言い過ぎちゃったな」とお互いに思ったりして。だから同じ部屋にいない、というのがいいんじゃないでしょうか。「ごめんね」と言ったあとにちょっとスーパーに行って、アイスクリーム買ってきて「はい」と1個あげるとか。
suis:お土産ですね。これもすごく使えそう。
サッシャ:距離を縮めようとするから、逆に反発するというか。家族だからもともと距離は縮まっているので、かえって無理に縮める必要もないのかなと。
suis:いったん離れてみると。なるほどですね。
ノイハウス:面白い、真逆アドバイスがきたからこそ両方試してみてください。
suis:両方やってみたい。
サッシャ:両方同時にやったら、ちょっとおかしなことになりますが(笑)。
suis:いっぱいケンカするので、その都度変えて。
サッシャ:そうだね。そのときのタイミングによりますよね。
suis:使い分けてみます、ありがとうございます。
サッシャ:次回、報告をお待ちしております。そんなとてもかわいいお悩みをお持ちのsuisさん、ヨルシカの書簡型小説『二人称』が発売中です。デジタルアルバムの『二人称』も配信リリースになっています。ただ、これは書簡で見たいね。
suis:ぜひ書簡で読んでいただいて、n-bunaくんの世界を味わいながら聴いていただくというのも、面白いかと思いますのでよろしくお願いします。
サッシャ:ご家庭でちょっと空気感が悪くなったら、『二人称』を聴くのもいいかもしれないね。suisさんの歌声で癒やされますよ、それもひとつ解決の方法だったかもしれない。アルバムの名前は『二人称』なんだけど、ライブツアーは「一人称」なんですね、面白い。
suis:みなさんが一人称を持ってきていただいて、ライブで体感していただく感じで、みんなで楽しめたらと思います。
ヨルシカの最新情報は公式サイトまで。
J-WAVE『STEP ONE』のコーナー「MUSIC+1」では、ゲストとして毎回話題のミュージシャンが登場する。放送は月曜~木曜の12時30分ごろから。
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