番組通信員の加藤ひろあきさん、御影倫代さん
世界各地では、どんなラブソングが親しまれているのか。「世界のラブソング事情」について、メキシコとインドネシアそれぞれの番組通信員に話を訊いた。
この内容をお届けしたのは、2月13日(金)放送のJ-WAVE『~JK RADIO~ TOKYO UNITED』の「TOKYO CROSSING」。世界各地の番組通信員とマルチにコネクトし、時事問題から生活の実情まで、世界中の視点を並列して探るコーナーだ。
同番組はジョン・カビラがナビゲーターだが、この日はお休みのため、WONKの長塚健斗が代演を務めた。
まずは、メキシコの首都・メキシコシティ在住のフリーアナウンサー・御影倫代さんと回線をつないだ。
長塚:メキシコで昔から愛されているラブソングで、もっともメジャーな曲といえばどんなものがあるんでしょうか?
御影:誰に訊いても『Bésame Mucho』ですね。
長塚:世界的に知られている楽曲ですよね。
御影:この曲は歴史が古くて、第二次大戦中の1940年にメキシコの女性ピアニストでソングライターのコンスエロ・ベラスケスさんが作った曲です。
この曲は“まだ初めてのキスも経験していないうちに書いた”と本人が語っているのだそう。生年には諸説あるが、10代など若い時期に作られたそうだ。「メキシコ人は若くてもちゃんと情熱的ですよね」と御影さん。長塚も、その年頃の情熱のボリュームではないと反応する。
御影:そうですよね。『Bésame Mucho』はスペイン語で「私にたくさんキスして、キスして、これがもう最後かのように!」という情熱的な内容なんです。
長塚:熱いですね。ほかに、世代を超えてメキシコ中で愛されているラブソングはありますか?
御影:OV7の『Te Quiero Tanto, Tanto』は世代を超えて有名なラブソングだそうです。
長塚:思わず天を仰ぎたくなるような、大合唱したくなるような、そんな多幸感にあふれた曲ですね。これはどんなことを歌ってる曲なんですか?
御影:「Te Quiero」は「あなたがほしい」という意味で、「Me gusta」の「好きだ」よりもっと強い表現なので、ラテンの情熱によくマッチしてるんです。
長塚:日本語でもなかなか見つからない情熱が凝縮された言葉ですね。
御影:この曲は、もともとテレビドラマの挿入歌で人気が出たそうなのですが、このドラマも歌も超コテコテのラブストーリーで、今はカラオケでも大人気の歌らしいですよ。
長塚:メキシコの若者のあいだで人気のラブソングもありますか?
御影:若者にとてもヒットしたのは、LATIN MAFIAとHUMBEがコラボして2023年にリリースした『Patadas de Ahogado』です。
長塚:これは今っぽいビートで、令和のソウルやR&Bといった印象を受けるんですけれども、これはどんなことを歌っている楽曲ですか?
御影:タイトルの『Patadas de Ahogado』は「溺れる者のあがき」という意味で、終わった恋にどうしてもしがみついてしまう切ない曲です。
長塚:胸がキュンとするやつですね。
御影:そうなんです。メロディは若者らしく、TikTokとかリールでロマンティックなシーンによく合わせられているそうで、今やロマンスシーンの代表的BGMなんだそうです。
長塚:インドネシアのラブソングって、僕らはちょっとなじみがないですよね。
加藤:そうですよね。でも、インドネシアはラブソングが多いんです。現代のインドネシアの音楽シーンの礎を築いたということで言うと、バンド・Koes Plusの『Andaikan Kau Datang』(もしも君が来てくれたなら)を挙げたいと思います。
加藤:こちらは1970年のリリースになります。Koes Plusは「インドネシアのビートルズ」とも称されていて、一世を風靡した国民的レジェンドバンドなんです。この『Andaikan Kau Datang』は、別れた恋人への切ない想いを歌っていて、「もしも別れた君が帰ってきてくれたなら……」とインドネシア史上もっとも美しいバラードのひとつとして国民的なラブソングとなっています。
長塚:やっぱりまっすぐな情熱、まっすぐな心や想いは人の心を打つんですね。
加藤:世界的にもそうでしょうね。
長塚:しかも、めちゃくちゃ聴きやすい楽曲ですね。ほかにも、世代を超えて人気のラブソングはありますか?
加藤:ポップスでいうと、3人組のRANが歌う『Dekat Di Hati』(心はすぐそばに)です。
長塚:まったりとチルな雰囲気で、非常に滑らかな質感の楽曲ですね。
加藤:これは遠距離恋愛を歌った2013年リリースの曲です。10年以上経った今でもラジオ、カフェ、結婚式で流れるくらい世代を超えて愛されています。遠距離恋愛といえば重いバラードになりがちですが、この曲は寂しさを嘆くというよりは「離れていても大丈夫だよ、信じ合おうよ」みたいな前向きな決意が感じられる曲なので、遠距離恋愛の人たちを勇気づけてますね。
長塚:この楽曲に多くの人々は背中を押されているといったわけですね。
加藤:遠距離恋愛の人たちは特に、でしょうね。ちなみに、この曲には日本語バージョンがあって、私が翻訳を担当しました。
加藤:RANの3人が一生懸命に日本語で歌ってくれてますので、ぜひ聴いてみてください。
長塚:これはマストチェックですね。
『~JK RADIO~TOKYO UNITED』のコーナー「TOKYO CROSSING」では、世界各地の番組通信員とマルチにコネクト。時事問題から生活の実情まで世界中の視点を並列して探っていく。放送は毎週金曜10時40分ごろから。
この内容をお届けしたのは、2月13日(金)放送のJ-WAVE『~JK RADIO~ TOKYO UNITED』の「TOKYO CROSSING」。世界各地の番組通信員とマルチにコネクトし、時事問題から生活の実情まで、世界中の視点を並列して探るコーナーだ。
同番組はジョン・カビラがナビゲーターだが、この日はお休みのため、WONKの長塚健斗が代演を務めた。
“まだ初めてのキスも経験していないうちに”生まれたラブソング
オンエア日の翌日、2月14日はバレンタインデー。そこで今回は「世界のラブソング事情」と題し、メキシコ、インドネシアそれぞれの番組通信員に現地の事情を訊いた。まずは、メキシコの首都・メキシコシティ在住のフリーアナウンサー・御影倫代さんと回線をつないだ。
長塚:メキシコで昔から愛されているラブソングで、もっともメジャーな曲といえばどんなものがあるんでしょうか?
御影:誰に訊いても『Bésame Mucho』ですね。
長塚:世界的に知られている楽曲ですよね。
御影:この曲は歴史が古くて、第二次大戦中の1940年にメキシコの女性ピアニストでソングライターのコンスエロ・ベラスケスさんが作った曲です。
この曲は“まだ初めてのキスも経験していないうちに書いた”と本人が語っているのだそう。生年には諸説あるが、10代など若い時期に作られたそうだ。「メキシコ人は若くてもちゃんと情熱的ですよね」と御影さん。長塚も、その年頃の情熱のボリュームではないと反応する。
御影:そうですよね。『Bésame Mucho』はスペイン語で「私にたくさんキスして、キスして、これがもう最後かのように!」という情熱的な内容なんです。
長塚:熱いですね。ほかに、世代を超えてメキシコ中で愛されているラブソングはありますか?
御影:OV7の『Te Quiero Tanto, Tanto』は世代を超えて有名なラブソングだそうです。
Te Quiero Tanto, Tanto
御影:「Te Quiero」は「あなたがほしい」という意味で、「Me gusta」の「好きだ」よりもっと強い表現なので、ラテンの情熱によくマッチしてるんです。
長塚:日本語でもなかなか見つからない情熱が凝縮された言葉ですね。
御影:この曲は、もともとテレビドラマの挿入歌で人気が出たそうなのですが、このドラマも歌も超コテコテのラブストーリーで、今はカラオケでも大人気の歌らしいですよ。
長塚:メキシコの若者のあいだで人気のラブソングもありますか?
御影:若者にとてもヒットしたのは、LATIN MAFIAとHUMBEがコラボして2023年にリリースした『Patadas de Ahogado』です。
LATIN MAFIA, Humbe - Patadas de Ahogado
御影:タイトルの『Patadas de Ahogado』は「溺れる者のあがき」という意味で、終わった恋にどうしてもしがみついてしまう切ない曲です。
長塚:胸がキュンとするやつですね。
御影:そうなんです。メロディは若者らしく、TikTokとかリールでロマンティックなシーンによく合わせられているそうで、今やロマンスシーンの代表的BGMなんだそうです。
「インドネシアのビートルズ」の切ないラブソング
続いては、インドネシア・ジャカルタ在住でミュージシャンや俳優など幅広く活躍する加藤ひろあきさんと回線をつないだ。長塚:インドネシアのラブソングって、僕らはちょっとなじみがないですよね。
加藤:そうですよね。でも、インドネシアはラブソングが多いんです。現代のインドネシアの音楽シーンの礎を築いたということで言うと、バンド・Koes Plusの『Andaikan Kau Datang』(もしも君が来てくれたなら)を挙げたいと思います。
Andaikan Kau Datang
長塚:やっぱりまっすぐな情熱、まっすぐな心や想いは人の心を打つんですね。
加藤:世界的にもそうでしょうね。
長塚:しかも、めちゃくちゃ聴きやすい楽曲ですね。ほかにも、世代を超えて人気のラブソングはありますか?
加藤:ポップスでいうと、3人組のRANが歌う『Dekat Di Hati』(心はすぐそばに)です。
RAN - Dekat di Hati (Official Music Video)
加藤:これは遠距離恋愛を歌った2013年リリースの曲です。10年以上経った今でもラジオ、カフェ、結婚式で流れるくらい世代を超えて愛されています。遠距離恋愛といえば重いバラードになりがちですが、この曲は寂しさを嘆くというよりは「離れていても大丈夫だよ、信じ合おうよ」みたいな前向きな決意が感じられる曲なので、遠距離恋愛の人たちを勇気づけてますね。
長塚:この楽曲に多くの人々は背中を押されているといったわけですね。
加藤:遠距離恋愛の人たちは特に、でしょうね。ちなみに、この曲には日本語バージョンがあって、私が翻訳を担当しました。
RAN - 心はすぐそばに (Kokoro Wa Sugu Soba Ni - Dekat Di Hati)
長塚:これはマストチェックですね。
『~JK RADIO~TOKYO UNITED』のコーナー「TOKYO CROSSING」では、世界各地の番組通信員とマルチにコネクト。時事問題から生活の実情まで世界中の視点を並列して探っていく。放送は毎週金曜10時40分ごろから。
番組情報
- ~JK RADIO~ TOKYO UNITED
-
毎週金曜9:00-11:30