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RIP SLYMEは「みんな早起きの生活スタイルに」「誰も遅刻をしない」 ILMARIに聞くメンバーの変化

RIP SLYMEは「みんな早起きの生活スタイルに」「誰も遅刻をしない」 ILMARIに聞くメンバーの変化

RIP SLYMEのILMARIが、5人体制での活動や、暮らしにまつわるエピソードを明かした。

ILMARIが登場したのは、7月13日(日)放送のJ-WAVE『UR LIFESTYLE COLLEGE』(ナビゲーター:吉岡里帆)。トークの模様はポッドキャストでも配信中だ。

ポッドキャストページ

5人組体制を復活させたかった理由は?

RIP SLYMEは1994年に結成。2001年にシングル『STEPPER'S DELIGHT』でメジャーデビュー。2018年10月に活動を休止し、2022年4月からはRYO-Z、ILMARI、DJ FUMIYAの3人体制で活動を再開。2025年4月、メジャーデビュー25周年記念日となる2026年3月22日までの約1年間限定で、再びPES、SUを加えた5人体制で活動することを発表した。

吉岡:再結集が盛り上がっていますが、いかがですか?

ILMARI:2001年に今のオリジナルメンバー5人でメジャーデビューをして、2017年まで活動をしていたんですけど、いろんなことがありまして。そこから3人でRIP SLYMEの名前で活動していたんですけど、始めたぐらいのタイミングでPES君とSUさんにもお声がけをしていたんですね。彼らはソロプロジェクトとかプロデュースワークで別の仕事をしていたので。「タイミングが来たらまた5人で一緒にやりたいな」と、僕のほうから話をしていました。2025年はみんなの仕事が落ち着いてスケジュールが合ったのと、2026年は25周年ということもあり、再結集して活動させていただいております。

吉岡:おめでとうございます! ILMARIさんがなぜもう一度5人で集まりたいと思われたのか、理由を教えていただけますか?

ILMARI:僕たちは10代のころから一緒のイベントに出ている仲なんですよ。そこからグループを組んでずっとやっていたんですけど、2017年は「いったん休止しよう」とちゃんと決めてそうなったわけではないんですよね。なので、もう一度みんなで集まって、ファンのみなさんとか関わってくれたスタッフのみなさんに対して、ちゃんと「ありがとう」というマルをつけたかったんです。あとは、もともと友だちから始まっているグループなので、また一緒に音楽をやりたい想いがありました。

吉岡:たしか、RYO-Zさんと小学校が一緒なんですよね?

ILMARI:そうですね。

吉岡:小学校の同級生とグループを組んで今も続けているってすごいことですね。

ILMARI:厳密に言うと(RYO-Zのほうが)歳が1個上なんですよ。ただ、家の近くに児童館があって、そこにローラースケートをやる子どもたちが集まっていたんです。当時、僕は靴に直接ローラーがついているものを履いていて、RYO-Z君もそれを履いていたんですよ。そこから「ローラースケートがうまいやつがいる」みたいなところから交友関係がスタートしました(笑)。

吉岡:へええ!

ILMARI:彼がダンスを始めたり聴く音楽が似ていたりして(仲が深まった)。他のメンバー、PES君も僕の中学の1個下の友だちですし、そう考えると長いですね。

全48曲収録のベストアルバムをリリース!

デビュー25周年イヤーに突入したRIP SLYMEは、7月16日(水)にベストアルバム『GREATEST FIVE』をリリース。アルバムでは『熱帯夜』『楽園ベイベー』といったヒット曲を中心に、最新曲『Wacha Wacha』などの新曲を加えた全48曲が収録される。

吉岡:CDも3枚組で、とっても豪華ですね!

ILMARI:ベスト盤を出すのは今回で3回目なんですけど、前に出したのは10年以上前で、そのあとに出したシングルもけっこうあるんですよ。デビューから今まで200曲ぐらいリリースをしていて、デモも含めたら相当な数を作っているんですけど、シングルだけ集めても相当な数になりました。ほかにも、ライブでよくやるアルバムの曲を入れたりして、気がついたら48曲になっちゃって。やっぱり、25年やるとそうなりますよね。

吉岡:キャリアの破壊力を感じました。

ジャケットには、赤塚不二夫が描く『天才バカボン』風メンバーキャラクターたちがブラッシュアップされて使用されている。

吉岡:描かれているキャラクターはデビューシングルで『天才バカボン』風で描かれたメンバーですけども、今回はそれのオマージュなんですよね。

ILMARI:そうですね。デザインチームの方々がクリエイティブを作ってくれていたんですけど、僕たちはこのキャラクターでデビューしたんですね。25周年ということと、ひさしぶりにみんなが集まるということで、またこのキャラクターを使わせていただきました。

吉岡:かわいいですね!

ILMARI:しかも、赤塚さんは2025年でちょうど生誕90周年ですし、そういった意味もあります。

吉岡:ILMARIさんはハジメちゃんの瞳でめっちゃかわいい!

ILMARI:25年前に比べて服も変わって、ちょっと大人の雰囲気になりました。

J-WAVEの夏キャンペーンソングを書き下ろし

J-WAVEでは、7月7日(月)から8月17日(日)の期間、夏のキャンペーン「CHILL TOWN TOKYO 〜COOL SUMMER 2025〜」を実施。本キャンペーンでは、2025年に結成25周年イヤーに突入したRIP SLYMEとコラボレーションし、“音楽で東京を冷やす”ユニークな試みにチャレンジしている。キャンペーンソング『Chill Town』は、RIP SLYMEが書き下ろしたものだ。



吉岡:お話があったとき、いかがでしたか?

ILMARI:J-WAVEの森田さん(※森田太。番組を制作する「コンテンツマーケティング局」の局長)は昔からよく存じている方なんですね。僕たちの復活する話を聞いてくれて、「一緒にキャンペーンソングを作りませんか」とコラボのお誘いをしてくださったんです。森田さんもいろんな音楽を知ってらっしゃるし、ヒップホップをやっていた僕たちの先輩とも仲がいいんですよ。夏なんだけどアゲアゲの激しい曲じゃなくて、チルでゆったりした感じのもの、聴いた人が涼しく感じるような曲をお願いしますと言われて。25年ぐらい前、僕たちが夏のアンセムみたいな感じで聴いていた曲って、わりとメロウな感じのヒップホップだったんですよ。そういうのができそうだなと思って、作ったのがこの曲です。

『Chill Town』をオンエア後、吉岡は「めっちゃリラックス感がありますね」と感想を語る。

吉岡:アイスでも食べながら街ブラしたくなりました。

ILMARI:そうですね! 朝からテラスに行くようなシーンも思い浮かべながら作りました。

メンバーの昔と今で変わったことは?

吉岡の「5人でいるときって何がいいと感じますか?」という質問に、ILMARIは「付き合いが長いので、まったく気を遣わなくていいところですね」と答える。

ILMARI:ステージでもそうなんですけど、「この人はこういう動きをしそうだな」「今はこういうことを考えていそうだな」と何となくわかるんですよ。もちろん、くだらない話とかはするんですけど、考えていることはだいたいわかるから楽だなと感じますね。

吉岡:いいですね。仲間感があります。以前と変わったなと思うことはありますか?

ILMARI:僕の子どもは2025年で10歳になるんですね。子どもが生まれてから生活がガラッと変わって、朝がすごく早くなりました。だいたい6時半ぐらいに起きて、夜も寝るのが早いんですね。メンバーに共有したいことがあって、「あとで読むだろうな」と思いながら朝にメッセージを送ると、わりとすぐ既読がつくんですよ。

吉岡:みんな早起き(笑)。

ILMARI:どこに住んでどんな生活をしているのか、具体的にはわからないんですけど、既読がつくと俺と同じような感じの生活スタイルに変わっているんだなって思います(笑)。あと、こういう現場で誰も遅刻をしないです。むしろちょっと早めに入って、解散も早い感じですね。そこは昔と全然違うかもしれないです。

吉岡:ILMARIさん、パパさんですもんね。きっとお子さん、めっちゃかわいいだろうなあ。あとでこっそり写真を見せてください!

自宅の様子は「ポップでカラフル」

番組では、ゲストのライフスタイルに注目。「快適に暮らすために心がけていること」として、ILMARIは「早寝早起き」を挙げた。

吉岡:目覚ましをかけなくてもパッと起きられますか?

ILMARI:鳴る前に起きることが多いですね。

吉岡:いいですね! では、ご自宅はどんな雰囲気でしょうか?

ILMARI:コンセプトってほどではないんですけど、色が多いですね。

吉岡:じゃあ、けっこうポップな感じですかね?

ILMARI:だと思います。僕がっていうよりも、うちの奥様が仕切ってらっしゃる感じです(笑)。

吉岡:そうなんですね(笑)。

ILMARI:僕の物もありますし、子どもの物も混ざっているので賑やかですね。でも、基本は奥様のコンセプトで(笑)。

吉岡:ご自宅でいちばん心地のよい場所はどちらになりますか?

ILMARI:作業するときは自分の部屋にいるんですけど、子どもたちが入ってきちゃうので、あまり落ち着けないですね(笑)。朝起きて、子どもたちが起きてくるまでの時間とか、寝たあとのひとりの時間に何かをやることが多いかもしれないですね。

吉岡:自分時間を確保するためにも早起きは大事ですね。

ILMARI:そうですね。どんどん朝早く起きるようにします。

ロボット掃除機の使い勝手を吉岡が説明

ILMARIは暮らしのなかでほしい物として「ロボット掃除機」を挙げた。

ILMARI:わりとみなさん使っていると思うんですけど、実は一度も買ったことがないんですよ。

吉岡:そうですか!

ILMARI:あったら便利かもって最近思っています。使っていますか?

吉岡:ずっと使っていたんですけど今は問題があって(笑)。私は面倒くさがりなので、修理の連絡をして来てもらって、部品を郵送してもらって、みたいなのの優先順位が低いんですよ。今は電源をオンにすると、同じところをずっと掃除しています。

ILMARI:それは困りますねえ。絶対に修理に出したほうがいいと思います(笑)。

吉岡:そうですよね(笑)。わかってはいるんですけど、めっちゃ面倒くさいんですよ(笑)。

ILMARI:家に帰るとやっぱり自由にしたいですもんね。

吉岡:ですし、ダイソン(掃除機)でいいやって思っちゃうんですよね。

ILMARI:僕もダイソン使っているんですけど、ロボット掃除機って掃除するエリアを覚えてくれるんですよね?

吉岡:そうですね。携帯と連動させて運転させれば、家にいないあいだにやってくれて、掃除の音も聴かずに済みます。

ILMARI:携帯で指示も出せるんですか!

吉岡:故障さえしなければめっちゃ便利です(笑)。

ILMARI:ありがとうございます! 買います!

吉岡:あと、床がめっちゃきれいじゃないといけないです。床に物があるとその周りをぐるぐる回っちゃうので、お子さんのおもちゃがあると難しいかもしれないです(笑)。

ILMARI:勉強になります!

RIP SLYMEの最新情報は公式サイトまで。

『UR LIFESTYLE COLLEGE』では、心地よい音楽とともに、よりよいライフスタイルを考える。オンエアは毎週日曜18時から。

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