俳優の井浦 新が、自身の近況や、メガネへのこだわりや魅力を語った。
井浦が登場したのは、2月21日(金)放送のJ-WAVE『ALL GOOD FRIDAY』のゲストコーナー。この日は東京ミッドタウン八重洲で行われた公開収録の様子をお届けした。同番組は普段、LiLiCo、稲葉 友が二人でナビゲートしているが、今回は稲葉が聞き手を務めた。
井浦:2024年の1年間は本当に特別でした。参加した映画の公開が、1年をとおして2カ月、3カ月おきに続いたんですよ。僕は映画を全国のミニシアターに直接届けるのを大切にしていて、公開のたびに作品を持って旅をしていました。週末はほとんど地方の映画館にいて、2024年は映画館で過ごした記憶ばかりです。映画館の思い出があふれる2024年は、すごく素敵な1年でした。
稲葉:素晴らしいです。僕も俳優をやっているので、地方の映画館に伺うことがありますが、どこも個性的ですよね。思い出深い映画館や、特徴的な映画館はありますか?
井浦:すべての映画館に特徴がありますが、秋田県の「御成座(オナリ座)」は特に印象的でした。昭和の雰囲気がそのまま残る建物でいいんですよね。平日は地元の方が数人しか来ない日もあるそうですが、僕が行ったときはたくさん見に来てくれて、秋田県の片隅で見た、ロビーが人であふれかえっている光景がとても素敵でした。それに、ここはいまも手描きの看板を作ってくださるんです。職人さんが引退されて少なくなるなか、地元の有志の方が続けていて、ずっと行きたいと思っていました。
稲葉:ポスターさえデジタルが増えているなかでの手描きの看板、俳優として訪れた先でそういう体験ができるのは、やっぱりうれしいですよね。
井浦:メガネは本当にたくさん持っているんですけど、似たような形のものが増えちゃうんですよね。でも微妙な違いで、かける側からするとまったく別のメガネなんです。
稲葉:そうですよね。色も形も「一緒じゃん」と言われても、自分でははっきり違うと思いますよね。井浦さんは、どんなフレームでも似合うんじゃないかと思います。
井浦:ありがとうございます。最近は丸いフレームばかり選んでしまうんですけど、その前は無骨なけっこうスクエアなタイプが好きでした。ずっと大切に持っておくと自分のなかの“流行り”みたいなのがわかりますよね。すごく華奢な、細いのが「いいな」という時期が突然訪れたりもします。
稲葉: “時代”もあるかもしれないけど、自分のなかでちょっとリバイバルされるというか、ずいぶん手に取っていないけど「やっぱり、これいいな」といった出会いもありますよね。
井浦:そうですね。宝物を見つけたような気分になれて、いいですよね。
メガネのこだわりを語る井浦に、稲葉は「メガネにまつわる思い出」を訊いた。
井浦:仕事でもプライベートでも、ずっとかけて使っているものなので、いろいろな思い出がありすぎますが、やっぱり2002年の映画『ピンポン』ですね。あの作品でメガネ姿の卓球少年・スマイルを演じたときに、メガネ男子って言葉が生まれたみたいなんです。
稲葉:そこからなんですね。
井浦:らしいです。僕も「それまでなかったんだ」と思ったのですが、どうやら僕は“初代メガネ男子”の称号をいただいているらしくて。だからといって、何か盾をいただいたとかはないんですけど、どこかで勝手になっていたみたいです(笑)。
稲葉:当時はSNSがいまほど発達していたわけでもなく、でも、井浦さんまで伝わったというのは素晴らしいですね。
井浦:これはラインアート シャルマン「i・シリーズ」で、たくさん種類があるなかでも少しクラシックなものです。稲葉くんがかけているようなタイプのものもすごく好きですが、今日はクラシックな、太めのフレームが特徴的なものを選びました。
稲葉:ちなみに僕は、ラインアート シャルマン「ブリオコレクション」をかけていて、カラーはホワイトゴールドです。初代メガネ男子の井浦さんに聞くのも恐縮ですが、「メガネ稲葉」はどうでしょうか……?
井浦: “2代目メガネ男子”になってください(笑)。
稲葉:ありがとうございます! 僕が選んだのは小ぶりなデザインですごく好みのものなのですが、かけているのを忘れるくらい、とにかく軽いです。これはいままでにない軽さだなと思うので、みなさんにもぜひ手に取っていただきたいですね。
メガネは「かけるだけでも気分が変わることがある」と続ける稲葉に、井浦も賛同し、自身の思いを口にする。
井浦:度が入っていれば1日中かけるものだし、どうせなら気分が上がるメガネを選びたい。スタイリングを仕上げる大事なアイテムでもあるし、かけることでより心躍るスタイリングになったりします。あと、僕が昔から「メガネってすごくいいな」と思うのは、度が入っていてもいなくても、社会と自分とのあいだに1枚だけ壁を作ってくれることです。メガネのフィルターが1枚あるだけで、少しドキドキするのが落ち着くとか、安心感が生まれる気がするんです。
稲葉:面積以上に守ってくれている感じがありますよね。そして、ラインアート シャルマンの15周年のブランドテーマは、“Life is Art”。「人生そのもの、生きていること自体がアートである」ということですが、井浦さんが暮らしのなかで大事にしていることや、自分らしく輝き続けるために日々行っていることはありますか?
井浦:いろいろありすぎますが、その「ありすぎるものって何だろうな」と思うと、やっぱり自分の好きなこと。小さくてもルーティンにしているとか集めているとか、1日のうちに少しだけそこに時間をかけるとか、そういった積み重ねが自分の暮らしを潤してくれるなと思います。
稲葉:俳優というお仕事のなかでは、撮影が続くときもあるわけじゃないですか。そういったなかで、自分のニュートラルな位置というのは意識されますか?
井浦:きっと、無意識にそういうものを意識していると思います。たとえば、朝起きて植物に水をあげて、観察して「芋虫がいる」みたいな。俳優は違う何かになっていく仕事でもあるからこそ、普段の“何でもない自分”でいる時間を自覚するためにも、自分の好きなものをすくい集めているんだなと思います。
稲葉:そろそろお時間になってしまいますが、お知らせはありますか?
井浦:北村匠海監督の映画『世界征服やめた』が全国の映画館で順次公開されていっています。
稲葉:彼の初監督作品ですもんね!
井浦:とてもみずみずしい、素晴らしい作品なので、ぜひご覧になってください。
LiLiCoと稲葉 友がお届けする『ALL GOOD FRIDAY』の放送は金曜の11時30分から。
井浦が登場したのは、2月21日(金)放送のJ-WAVE『ALL GOOD FRIDAY』のゲストコーナー。この日は東京ミッドタウン八重洲で行われた公開収録の様子をお届けした。同番組は普段、LiLiCo、稲葉 友が二人でナビゲートしているが、今回は稲葉が聞き手を務めた。
2024年は「映画を届ける旅」を続けた
2022年4月以来、およそ3年ぶりに番組に登場した井浦。稲葉はまず「この3年のあいだに、忘れられない出来事や事件はありましたか?」と問いかけた。井浦:2024年の1年間は本当に特別でした。参加した映画の公開が、1年をとおして2カ月、3カ月おきに続いたんですよ。僕は映画を全国のミニシアターに直接届けるのを大切にしていて、公開のたびに作品を持って旅をしていました。週末はほとんど地方の映画館にいて、2024年は映画館で過ごした記憶ばかりです。映画館の思い出があふれる2024年は、すごく素敵な1年でした。
井浦:すべての映画館に特徴がありますが、秋田県の「御成座(オナリ座)」は特に印象的でした。昭和の雰囲気がそのまま残る建物でいいんですよね。平日は地元の方が数人しか来ない日もあるそうですが、僕が行ったときはたくさん見に来てくれて、秋田県の片隅で見た、ロビーが人であふれかえっている光景がとても素敵でした。それに、ここはいまも手描きの看板を作ってくださるんです。職人さんが引退されて少なくなるなか、地元の有志の方が続けていて、ずっと行きたいと思っていました。
稲葉:ポスターさえデジタルが増えているなかでの手描きの看板、俳優として訪れた先でそういう体験ができるのは、やっぱりうれしいですよね。
初代“メガネ男子”は、井浦だった!?
この日はアイウェアメーカー・シャルマンとのコラボレーションで番組を届けたこともあり、プライベートでも役柄でもメガネを多用する井浦がいろいろなエピソードを明かした。稲葉:そうですよね。色も形も「一緒じゃん」と言われても、自分でははっきり違うと思いますよね。井浦さんは、どんなフレームでも似合うんじゃないかと思います。
井浦:ありがとうございます。最近は丸いフレームばかり選んでしまうんですけど、その前は無骨なけっこうスクエアなタイプが好きでした。ずっと大切に持っておくと自分のなかの“流行り”みたいなのがわかりますよね。すごく華奢な、細いのが「いいな」という時期が突然訪れたりもします。
稲葉: “時代”もあるかもしれないけど、自分のなかでちょっとリバイバルされるというか、ずいぶん手に取っていないけど「やっぱり、これいいな」といった出会いもありますよね。
井浦:そうですね。宝物を見つけたような気分になれて、いいですよね。
メガネのこだわりを語る井浦に、稲葉は「メガネにまつわる思い出」を訊いた。
井浦:仕事でもプライベートでも、ずっとかけて使っているものなので、いろいろな思い出がありすぎますが、やっぱり2002年の映画『ピンポン』ですね。あの作品でメガネ姿の卓球少年・スマイルを演じたときに、メガネ男子って言葉が生まれたみたいなんです。
映画『ピンポン』本予告
井浦:らしいです。僕も「それまでなかったんだ」と思ったのですが、どうやら僕は“初代メガネ男子”の称号をいただいているらしくて。だからといって、何か盾をいただいたとかはないんですけど、どこかで勝手になっていたみたいです(笑)。
稲葉:当時はSNSがいまほど発達していたわけでもなく、でも、井浦さんまで伝わったというのは素晴らしいですね。
メガネは、社会と自分とのあいだにフィルターを作ってくれる存在
稲葉:今日は井浦さんも僕もアイウェアをかけさせていただいておりますが、本日かけているメガネはどういったものでしょうか?井浦:これはラインアート シャルマン「i・シリーズ」で、たくさん種類があるなかでも少しクラシックなものです。稲葉くんがかけているようなタイプのものもすごく好きですが、今日はクラシックな、太めのフレームが特徴的なものを選びました。
稲葉:ちなみに僕は、ラインアート シャルマン「ブリオコレクション」をかけていて、カラーはホワイトゴールドです。初代メガネ男子の井浦さんに聞くのも恐縮ですが、「メガネ稲葉」はどうでしょうか……?
井浦: “2代目メガネ男子”になってください(笑)。
稲葉:ありがとうございます! 僕が選んだのは小ぶりなデザインですごく好みのものなのですが、かけているのを忘れるくらい、とにかく軽いです。これはいままでにない軽さだなと思うので、みなさんにもぜひ手に取っていただきたいですね。
井浦:度が入っていれば1日中かけるものだし、どうせなら気分が上がるメガネを選びたい。スタイリングを仕上げる大事なアイテムでもあるし、かけることでより心躍るスタイリングになったりします。あと、僕が昔から「メガネってすごくいいな」と思うのは、度が入っていてもいなくても、社会と自分とのあいだに1枚だけ壁を作ってくれることです。メガネのフィルターが1枚あるだけで、少しドキドキするのが落ち着くとか、安心感が生まれる気がするんです。
稲葉:面積以上に守ってくれている感じがありますよね。そして、ラインアート シャルマンの15周年のブランドテーマは、“Life is Art”。「人生そのもの、生きていること自体がアートである」ということですが、井浦さんが暮らしのなかで大事にしていることや、自分らしく輝き続けるために日々行っていることはありますか?
井浦:いろいろありすぎますが、その「ありすぎるものって何だろうな」と思うと、やっぱり自分の好きなこと。小さくてもルーティンにしているとか集めているとか、1日のうちに少しだけそこに時間をかけるとか、そういった積み重ねが自分の暮らしを潤してくれるなと思います。
稲葉:俳優というお仕事のなかでは、撮影が続くときもあるわけじゃないですか。そういったなかで、自分のニュートラルな位置というのは意識されますか?
稲葉:そろそろお時間になってしまいますが、お知らせはありますか?
井浦:北村匠海監督の映画『世界征服やめた』が全国の映画館で順次公開されていっています。
北村匠海監督×萩原利久、藤堂日向出演『世界征服やめた』予告編
井浦:とてもみずみずしい、素晴らしい作品なので、ぜひご覧になってください。
LiLiCoと稲葉 友がお届けする『ALL GOOD FRIDAY』の放送は金曜の11時30分から。
番組情報
- ALL GOOD FRIDAY
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毎週金曜11:30-16:00