J-WAVEと虎ノ門ヒルズの情報発信拠点「TOKYO NODE」がタッグを組んだ新感覚の没入型音楽体験ミュージアム「MUUUSE:MUSIC MUSEUM~音に触れる、光を聞く。身体が反射する。」の閉幕が、12月27日に迫っている。
一流のクリエイターによる表現と最先端演出により、クラシックから、ポップス、AIが作曲する音楽まで、イマーシブな音楽体験を提供してきた。会場付近には、クリスマスにピッタリなインスタレーションもあり、まさに今楽しみたい場所だ。ここでは、いよいよ見納めとなるこのミュージアムの魅力をお届けする。(J-WAVE NEWS編集部/取材=笹谷 淳介)
オフィス街として知られる虎ノ門。虎ノ門ヒルズの開業から、さらに街の活性化が図られている。そんな勢いのあるこの街で開催されているのが、新感覚の没入型音楽体験ミュージアム「MUUUSE:MUSIC MUSEUM~音に触れる、光を聞く。身体が反射する。」。
駅に着いてすぐ目に飛び込んできたのは、クリスマス仕様に彩られた巨大ラジカセのインスタレーション。
高さ3mを超える巨大なラジカセにこれまた巨大なカセットテープを挿入すると、back number、Mrs. GREEN APPLEをはじめとしたユニバーサル ミュージックの楽曲の体験展示に参加することができる。なんとも胸が高鳴る演出。すでにテンションの高まりを感じながら「TOKYO NODE」へと足を運ぶ。
「TOKYO NODE」は、虎ノ門ヒルズ ステーションタワーの45F。エレベーターに乗り込むとすぐに会場へ着いた。受付を足早に済ませ、「MUUUSE」の世界観へ足を踏み入れる。
「自然の記憶」と題したGALLERY Aでは天球型のプロジェクションマッピングと32.2チャンネルというこれまでにない規模の立体音響を用いた超高精細な音響空間で音楽に没入することができる。天球に手をかざすと、空間に光が飛び散る演出に驚く。
自然の音、自然にインスパイアされた心地のいい音楽。そんな音楽を制作したのは、蓮沼執太。空間と体験にシンクロする原初の音楽を、本企画のためにオリジナルで制作したようだ。プラネタリウムのような雰囲気もあるGALLERY AにはYogiboが設置されているので、横になったり、座ったり、各々自由に音楽に没入することが可能だ。
蓮沼執太の織りなすサウンドに酔いしれたら、次の場所へと足を進めていこう。「MUUUSE」では常に音を楽しむことができる。次のギャラリーへ向かう道中には、「音風景-過去から現在へ」と題し、人類の文化に偏在した音を再編集したここでしか聴くことのできない「音楽」を楽しむことができる。
通路を抜けると、「発電磁山車」が目に入る。「発電磁山車」とは、アーティストの和田永を中心に活動する「エレクトロニコス・ファンタスティコス!」が、役割を終えた電化製品を新たな楽器へと蘇生させた「ブラウン管ドラム」「扇風琴」「バーコードリーダー」や、それらの楽器に給電する機能を担う高さ4mの巨大な山車。壁面には、「発電磁山車」とともに祭囃子を奏でなから練り歩く「発電磁行列」の様子や家電楽器のアイデアスケッチが並ぶ。来場者のアイデアをアウトプットする妄想スペースもあるので、ペンを手に取り、自由に家電楽器を妄想してみるのも楽しいかもしれない。
さまざまな形で音楽を楽しめる「MUUUSE」。GALLERY B「歌と感情」へ足を進めよう。広いホールのような空間には、24m×4.5mの巨大LEDディスプレイが設置されている。
ここでは、ヒット曲を生み出し続けるアーティストの音楽に没入できる。映画館では味わえない大迫力の映像と音像、「MUUUSE」のために再編集された映像の数々はきっとファンだけでなく、全ての音楽好きに刺さること間違いなしだ。ライブと映画のちょうど中間。巨大ディスプレイの前で極上の音楽を体感してみてほしい。
胸が高鳴る映像に没入したら、GALLERY Cへと向かおう。道中には、なんと車も展示されてある。「Audi Q4 e-tron」を活用し、車両から発する音をベースに制作された独自な楽曲が楽しめるのだ。
そしてトリを飾るGALLERY Cに到着。ここでは、「未来への実践」と題し、次世代の光演出技術・ファイバービーム®とAIによって自動生成された音楽に没入する体験することができる。
天高約12mの大空間では、光が飛び交っている。そんな幻想的な空間の音楽をプロデュースするのは、ケンモチヒデフミがMUUUSEだけで発足する「木曜日のカンパネラ」。水曜日のカンパネラの世界観をベースに、開発ユニットAR三兄弟として多岐にわたる拡張プロジェクトを手掛けてきた川田十夢がAIの力を駆使して、1日だけ先の未来を生きるカンパネラを拡張。よく聴くと、「あっ、これはもしかしてあの曲の……?!」と思う楽曲の数々に酔いしれるといいだろう。
音楽とひとえにいっても様々な楽しみ方があるとは、音楽好きなら理解していることだろう。しかし「MUUUSE」では、その何倍もの楽しみ方を体感することができる。タイトルに付けられた“音に触れる、光を聞く。身体が反射する。”。まさにその通りだ。音に触れ、幻想的な光を聞き、身体が勝手に反射していく、高揚感。この体験はぜひ、「MUUUSE」にて体感していただきたい。きっと新たな音楽体験があなたを待っているはずだ。
・公式サイト
https://www.tokyonode.jp/sp/muuuse/
一流のクリエイターによる表現と最先端演出により、クラシックから、ポップス、AIが作曲する音楽まで、イマーシブな音楽体験を提供してきた。会場付近には、クリスマスにピッタリなインスタレーションもあり、まさに今楽しみたい場所だ。ここでは、いよいよ見納めとなるこのミュージアムの魅力をお届けする。(J-WAVE NEWS編集部/取材=笹谷 淳介)
オフィス街として知られる虎ノ門。虎ノ門ヒルズの開業から、さらに街の活性化が図られている。そんな勢いのあるこの街で開催されているのが、新感覚の没入型音楽体験ミュージアム「MUUUSE:MUSIC MUSEUM~音に触れる、光を聞く。身体が反射する。」。
駅に着いてすぐ目に飛び込んできたのは、クリスマス仕様に彩られた巨大ラジカセのインスタレーション。
高さ3mを超える巨大なラジカセにこれまた巨大なカセットテープを挿入すると、back number、Mrs. GREEN APPLEをはじめとしたユニバーサル ミュージックの楽曲の体験展示に参加することができる。なんとも胸が高鳴る演出。すでにテンションの高まりを感じながら「TOKYO NODE」へと足を運ぶ。
「TOKYO NODE」は、虎ノ門ヒルズ ステーションタワーの45F。エレベーターに乗り込むとすぐに会場へ着いた。受付を足早に済ませ、「MUUUSE」の世界観へ足を踏み入れる。
「自然の記憶」と題したGALLERY Aでは天球型のプロジェクションマッピングと32.2チャンネルというこれまでにない規模の立体音響を用いた超高精細な音響空間で音楽に没入することができる。天球に手をかざすと、空間に光が飛び散る演出に驚く。
自然の音、自然にインスパイアされた心地のいい音楽。そんな音楽を制作したのは、蓮沼執太。空間と体験にシンクロする原初の音楽を、本企画のためにオリジナルで制作したようだ。プラネタリウムのような雰囲気もあるGALLERY AにはYogiboが設置されているので、横になったり、座ったり、各々自由に音楽に没入することが可能だ。
蓮沼執太の織りなすサウンドに酔いしれたら、次の場所へと足を進めていこう。「MUUUSE」では常に音を楽しむことができる。次のギャラリーへ向かう道中には、「音風景-過去から現在へ」と題し、人類の文化に偏在した音を再編集したここでしか聴くことのできない「音楽」を楽しむことができる。
通路を抜けると、「発電磁山車」が目に入る。「発電磁山車」とは、アーティストの和田永を中心に活動する「エレクトロニコス・ファンタスティコス!」が、役割を終えた電化製品を新たな楽器へと蘇生させた「ブラウン管ドラム」「扇風琴」「バーコードリーダー」や、それらの楽器に給電する機能を担う高さ4mの巨大な山車。壁面には、「発電磁山車」とともに祭囃子を奏でなから練り歩く「発電磁行列」の様子や家電楽器のアイデアスケッチが並ぶ。来場者のアイデアをアウトプットする妄想スペースもあるので、ペンを手に取り、自由に家電楽器を妄想してみるのも楽しいかもしれない。
さまざまな形で音楽を楽しめる「MUUUSE」。GALLERY B「歌と感情」へ足を進めよう。広いホールのような空間には、24m×4.5mの巨大LEDディスプレイが設置されている。
ここでは、ヒット曲を生み出し続けるアーティストの音楽に没入できる。映画館では味わえない大迫力の映像と音像、「MUUUSE」のために再編集された映像の数々はきっとファンだけでなく、全ての音楽好きに刺さること間違いなしだ。ライブと映画のちょうど中間。巨大ディスプレイの前で極上の音楽を体感してみてほしい。
胸が高鳴る映像に没入したら、GALLERY Cへと向かおう。道中には、なんと車も展示されてある。「Audi Q4 e-tron」を活用し、車両から発する音をベースに制作された独自な楽曲が楽しめるのだ。
そしてトリを飾るGALLERY Cに到着。ここでは、「未来への実践」と題し、次世代の光演出技術・ファイバービーム®とAIによって自動生成された音楽に没入する体験することができる。
天高約12mの大空間では、光が飛び交っている。そんな幻想的な空間の音楽をプロデュースするのは、ケンモチヒデフミがMUUUSEだけで発足する「木曜日のカンパネラ」。水曜日のカンパネラの世界観をベースに、開発ユニットAR三兄弟として多岐にわたる拡張プロジェクトを手掛けてきた川田十夢がAIの力を駆使して、1日だけ先の未来を生きるカンパネラを拡張。よく聴くと、「あっ、これはもしかしてあの曲の……?!」と思う楽曲の数々に酔いしれるといいだろう。
音楽とひとえにいっても様々な楽しみ方があるとは、音楽好きなら理解していることだろう。しかし「MUUUSE」では、その何倍もの楽しみ方を体感することができる。タイトルに付けられた“音に触れる、光を聞く。身体が反射する。”。まさにその通りだ。音に触れ、幻想的な光を聞き、身体が勝手に反射していく、高揚感。この体験はぜひ、「MUUUSE」にて体感していただきたい。きっと新たな音楽体験があなたを待っているはずだ。
・公式サイト
https://www.tokyonode.jp/sp/muuuse/