BE:FIRST・SOTA「みんなで初の海外撮影でした」 自分たちの“楽しさ”を体現したMVの秘話を語る

BE:FIRSTのメンバー・SOTAが、ニューアルバム『2:BE』の制作秘話や、ポーランドを旅したエピソードを語った。

この内容をお届けしたのは、長井優希乃がナビゲートするJ-WAVEの番組『PEOPLE’S ROASTERY』。多彩なゲストとのトーク、世界のミュージックシーンから集めた心地よい音楽をお届けする。「Expedia MY FIELD NOTE」のコーナーでは、長井と曜日別のさまざまなジャンルの人々が好奇心を刺激する。8月29日(木)のオンエアの模様をテキストで紹介。

『2:BE』発売を記念してBE:FIRSTメンバーがJ-WAVE番組に出演!

BE:FIRSTは8月28日(水)、2年ぶりのニューアルバム『2:BE』のCD盤をリリース。J-WAVEのナビゲーターとしても活躍するBE:FIRSTのアルバムリリースを記念して、特別コラボレーション企画「J-WAVE × BE:FIRST COLLABORATION WEEK」を実施した。8月26日から9月1日(日)までの1週間、BE:FIRSTのメンバーたちがJ-WAVEの番組に出演した。J-WAVE NEWSでは、その盛り上がりを記事で振り返る。

8月29日は『PEOPLE’S ROASTERY』にSOTAが登場した。

長井:待望のニューアルバム『2:BE』がリリースされました! SOTAさんにもいろんな反応は届いていますか?

SOTA:はい。家族や友だちから「この曲、いいね」とか「この曲で踊ってみたい」と言ってくれてめちゃくちゃ嬉しいです。

長井:踊ってみたいっていう反応もあるんですね!

SOTA:ダンサーの友だちが多いんですよね(笑)。その反応が一番嬉しいです。

長井:アルバムが発売されましたけども、ご自身ではどのような思いがありますか?

SOTA:前回のアルバム『BE:1』を作った段階は、BE:FIRSTの音楽性の土台作りだったんですね。そこからめちゃくちゃ火がついて、音楽的に話し合ったり、メンバーと切磋琢磨する時間が続いていたので、自分たちも作りながらびっくりしました。「こんなにも成長しているんだな」とか「こんな幅を広げられたんだな」みたいなことを自分たちながら感じたので、手ごたえはすごくありますね。

長井:前回『BE:1』が出たのは2年前ですけども、この2年でBE:FIRSTは快進撃を繰り広げていますよね。それが今回のアルバムにも詰まっているということですね。

SOTA:そうですね。BE:FIRSTって、やりたい音楽をやるグループだなってことを自分たちでも自負しているんですけど、聴きたい人とやりたいことを合わせるキャッチボールを丁寧にやってきたつもりはあるんですね。この『2:BE』でやっと好きなことを存分にやれたなって気持ちはあります。

BE:FIRSTのメンバー間では、やりたい音楽をどのようにして共有していくのだろうか?

SOTA:メンバーとはほぼ毎日一緒にいるんですけど、特別な時間を設けるとかではないんですよね。「この音で踊ったらおもしろいからやってみない?」みたいな、実現しなくてもとりあえず言葉にしてみんなで投げ合うことは毎日のようにやっています。自己満足で終わらないように、ファンと楽しめる音楽として落とし込めるよう、制作のときは毎回意識していますね。

長井:日常の小さな気付きの共有もすごく大事なんですね。

アルバム収録曲『Blissful』のMV撮影秘話

SOTAデビュー前からダンサー兼振付師として活躍し、ダンスの世界大会では4度の優勝を経験している。BE:FIRSTに加入してから、音楽制作に対する考え方はどのように変化したのか聞いた。

SOTA:いっぱいあるんですけど、自分が楽しむ音楽というよりかは、メッセージ性を乗せることはすごく意識しています。踊り手としても、「踊ったらおもしろい音」っていう好みから、全体を幅広く見られるようになったなと感じますね。

長井:『2:BE』にこれまでの思いがたくさん詰まっている感じがしますね。アルバムのなかでイチオシの楽曲は何でしょうか?

SOTA:夏に出した意味も込めて、やっぱり『Blissful』ですかね。夏を感じるようなチューンで、聴きやすさを感じながらも僕たちが好きなヒップホップというカルチャーの音も鳴っている楽曲になっています。やる側としても受け取る側としても、すごくいい表題曲になったなと思います。

長井:MVはニューヨークで撮影されたんですよね。
SOTA:みんなで初の海外撮影でした。

長井:MVではみんなでピザを食べたり古着屋さんに行ったりしていて、観ていてこっちも嬉しくなりました。撮影はどんな感じでした?

SOTA:「撮るよ~」って感じもなく、ひたすら遊んでいましたね。ダンスを踊るときは「こことかよさそうじゃない?」みたいな感じで踊ったものが使われたりしていました。最後に自分が踊って終わるところはみんなで何カットか撮ったんですけど、たまたま俺のが使われただけなんですよ。

長井:そうだったんですね!

SOTA:「誰のが使われるかな」って話していて、「俺か。しかも、俺のふざけているほうかよ」みたいな感じでした(笑)。もっと本気で踊っているほうもあったんですけど、ふざけているほうが使われることになりました。

長井:MVの撮影って段取りをしっかり決めることもありますけど、今回は素のバイブスが見えましたね。

SOTA:俺らが楽しんでいる状況を見て、その楽しさが広がっていくのが楽曲のテーマだったんですね。MVでもそれが体現できたのがよかったです。

久しぶりの海外旅行でポーランドを満喫!

「J-WAVE × BE:FIRST COLLABORATION WEEK」では、BE:FIRSTメンバーからホットトピックスを聞く。SOTAは「旅」を挙げた。

長井:最近よかった旅を教えてください。

SOTA:先週ぐらいまでポーランドに行っていました。BE:FIRSTになる前は毎月のように旅に行っていて、ダンスを教えたり大会に出たりしていたんですね。それが一度途切れたんですけど、久しぶりにダンスキャンプというものに行きましたね。

長井:ダンスキャンプではいろんな世界の人たちが集まるのでしょうか?

SOTA:そうですね。いろんな先生、有名なダンサーが集まるんですけど、友だちにも久しぶりに会えました。生徒さんも何百人といるなかでキャンプをやって、めちゃくちゃ楽しかったですね。ポーランド、いいですよ。

長井:私も昔行ったんですけど、ご飯がめっちゃおいしいですよね?

SOTA:めっちゃおいしかったです!

長井:ポーランド料理でカツレツみたいなものがあるんですけど、食べました?

SOTA:食べたっけなあ……。基本的に、食べたことのないソースがかかっていたんですよね。ステーキもだし、スパゲッティにも果実系の、日本ではあまりやらないだろうなって思うソースがかかっていました。食べたら全部おいしくって、すごいなって思いましたね。料理もおいしいし、街並みも綺麗でした。海上レストランみたいなところに行ったんですけど、夜景を見ながら食事を楽しみました。

SOTAはこれまで10ヵ国以上の海外を旅した経験があるという。

長井:一人旅はされますか?

SOTA:基本的に一人旅です。今回も、マネージャーも来ていません。10代の頃も1人で行くのが主流だったので、懐かしいなって思いました。だけど、なぜか10代の頃のほうが恐怖感がなかったんですよね(笑)。

長井:今後行きたい旅先はありますか?

SOTA:今回の旅は台風の影響で飛行機が飛ばなくなっちゃたんですけど、本当はワルシャワから日本へ帰国する予定だったんですね。トルコのイスタンブール乗り換えに変更となったので行ってみたら、めちゃくちゃよかったんですよ! 空港もだし、空港から見える外もよくて、次は旅で行こうって思いました。

長井:トルコもめちゃくちゃご飯がおいしいですよ!

SOTA:行きたいですね!



BE:FIRSTは『2:BE』を引っ提げ、愛知・東京・福岡・大阪と4都市9公演を回るドームツアー「BE:FIRST DOME TOUR 2024-2025 “2:BE”」を12月21日(土)より開催予定。詳細や最新情報は、公式サイトまで。

J-WAVE『PEOPLE'S ROASTERY』のワンコーナー「Expedia MY FIELD NOTE」では、曜日別で登場するゲストが人々の好奇心を刺激する。放送は月曜~木曜の14時ごろから。
番組情報
PEOPLE'S ROASTERY
月・火・水・木曜
13:30-16:00

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