toeの山嵜廣和(Gt)が、最新アルバムの制作エピソードを語り、「夕方に聴きたい音楽」をテーマに楽曲をセレクトした。
山嵜が登場したのは、7月22日(月)に放送されたJ-WAVEの番組『GRAND MARQUEE』(ナビゲーター:タカノシンヤ、Celeina Ann)のワンコーナー「RADIO ENSEMBLE」。アーティストがスタジオに生出演し、トークと共にオススメの楽曲をセレクトする。
toeは7月4日から7日にかけて開催されたモンゴル・ウランバートルのフェス「PLAYTIME FESTIVAL」に参加した。
山嵜:10年ぐらいやっている老舗のフェスみたいな感じで、呼ばれた友だちからの話も聞いていました。
タカノ:モンゴルには何度か行かれているのですか?
山嵜:初めてです。
タカノ:モンゴルのフェスってイメージが湧かないです。
山嵜:場所はすごく特殊というか、街中から2時間ぐらいかかりました。(車移動で)1時間ぐらいは舗装された道路があるんですけど、途中から大草原になって、前の走る轍を辿っていきました。前は草だけで何も目視できないんですけど、運転手はなぜか行き先がわかるんですよ。
Celeina:すごい!
タカノ:ステージからの景色はいかがでしたか?
山嵜:ステージは大草原のなかにあるんですけど、フェスをやっている敷地もなかなかに大きくて、いろんなところでいろんな催しをやっていました。
Celeina:toeのステージに集まってくれたモンゴルの方々はどんな反応でしたか?
山嵜:けっこうな人に集まっていただいて、曲によっては一緒に歌ってくれたりしました。今はインターネットがあるので、同じようなアンテナを持つ人は、だいたい同じようなものを見たり聞いたりしているんで、同じカルチャーを共有している感じですね。そういう人はどこに行ってもいます。
タカノ:toeらしさを保ちつつ進化していて、美しいアルバムだなと感じました。
Celeina:まずは、アルバムのコンセプトから伺いたいです。どういった工程で作っていったのでしょうか?
山嵜:いつもコンセプトみたいなのはあまり決めていなくて、アルバムを作ろうと決めました。今回は9年も間隔があいているので、まず発売日を先に決めて、それに向けて制作しました。
タカノ:前作(『Hear You』)との違いはありますか?
山嵜:作り方はそんなに変わっていないんですけど、前はデモテープを作って、バンドみんなでやってみるみたいな感じで録っていたんです。ただ、毎回あまり時間がなくて、デモテープができた次の日にレコーディングみたいな感じだったんですね(笑)。他のメンバーが何をやるのか、いまいちよくわからないまま収録することが多かったので、今回はある程度バンドでやってみて行ったり来たりする、みたいなことをやりました。
タカノ:そうやって作っているんだと知れて嬉しいです!
Celeina:山嵜さんはインテリアデザイナーをされているんですよね。
タカノ:ギターの美濃隆章さんがレコーディングエンジニア、ベースの山根さとしさんがファッションデザイナー、ドラムの柏倉隆史さんがセッションアーティストということで。それぞれが別のフィールドでもご活躍されています。
Celeina:バンドとして第一線で活躍されていますけども、本業とバンド活動をわける経緯があったのでしょうか?
山嵜:バンドってお金にならないと思うんですよ(笑)。食っていくほどお金が入ってはこないので、食うに困ると自分の表現活動にも影響が出る気がするんですよね。それに、自分の家族を養うためには、少しでもお金は必要じゃないですか。音楽にも「こうやったらもうちょっと売れるんじゃないか」とか「こんなのが流行っているからこんな感じにしましょう」みたいな思惑が入っちゃう気がして。音楽って個人的なものなので、純粋に自分がいいなと思う音楽をやるには、自分としては「他に収入源があったほうがやりやすい」と思いました。
Celeina:「好き」にストイックなんですね。
タカノ:アーティストとしてすごく大事なことですね。toeがtoeである所以ですよね。toeの音楽は世界に届いていますから。
山嵜:インターネットがあってよかったです。
toeの最新情報は、公式サイトまで。
アーティストがスタジオに生出演し、トークと音楽をお届けするコーナー「RADIO ENSEMBLE」の放送は、毎週月曜日から木曜日の17時台から。
山嵜が登場したのは、7月22日(月)に放送されたJ-WAVEの番組『GRAND MARQUEE』(ナビゲーター:タカノシンヤ、Celeina Ann)のワンコーナー「RADIO ENSEMBLE」。アーティストがスタジオに生出演し、トークと共にオススメの楽曲をセレクトする。
モンゴルでの音楽フェスを振り返る
toe(トー)は2000年結成のインストゥルメンタルを中心にした4人組バンド。日本のポストロックシーンを牽引し、海外でも絶大な支持を受けている。toeは7月4日から7日にかけて開催されたモンゴル・ウランバートルのフェス「PLAYTIME FESTIVAL」に参加した。
山嵜:10年ぐらいやっている老舗のフェスみたいな感じで、呼ばれた友だちからの話も聞いていました。
タカノ:モンゴルには何度か行かれているのですか?
山嵜:初めてです。
タカノ:モンゴルのフェスってイメージが湧かないです。
山嵜:場所はすごく特殊というか、街中から2時間ぐらいかかりました。(車移動で)1時間ぐらいは舗装された道路があるんですけど、途中から大草原になって、前の走る轍を辿っていきました。前は草だけで何も目視できないんですけど、運転手はなぜか行き先がわかるんですよ。
Celeina:すごい!
タカノ:ステージからの景色はいかがでしたか?
山嵜:ステージは大草原のなかにあるんですけど、フェスをやっている敷地もなかなかに大きくて、いろんなところでいろんな催しをやっていました。
Celeina:toeのステージに集まってくれたモンゴルの方々はどんな反応でしたか?
山嵜:けっこうな人に集まっていただいて、曲によっては一緒に歌ってくれたりしました。今はインターネットがあるので、同じようなアンテナを持つ人は、だいたい同じようなものを見たり聞いたりしているんで、同じカルチャーを共有している感じですね。そういう人はどこに行ってもいます。
9年ぶりにオリジナルフルアルバムをリリース!
toeは9年ぶりとなるオリジナルフルアルバム『NOW I SEE THE LIGHT』を7月10日にリリースした。番組では、収録曲の『LONELINESS WILL SHINE』をオンエア。タカノ:toeらしさを保ちつつ進化していて、美しいアルバムだなと感じました。
Celeina:まずは、アルバムのコンセプトから伺いたいです。どういった工程で作っていったのでしょうか?
山嵜:いつもコンセプトみたいなのはあまり決めていなくて、アルバムを作ろうと決めました。今回は9年も間隔があいているので、まず発売日を先に決めて、それに向けて制作しました。
タカノ:前作(『Hear You』)との違いはありますか?
山嵜:作り方はそんなに変わっていないんですけど、前はデモテープを作って、バンドみんなでやってみるみたいな感じで録っていたんです。ただ、毎回あまり時間がなくて、デモテープができた次の日にレコーディングみたいな感じだったんですね(笑)。他のメンバーが何をやるのか、いまいちよくわからないまま収録することが多かったので、今回はある程度バンドでやってみて行ったり来たりする、みたいなことをやりました。
タカノ:そうやって作っているんだと知れて嬉しいです!
やりたい音楽のために本業に就いた
toeのメンバーはそれぞれバンド活動以外の本業に就いている。Celeina:山嵜さんはインテリアデザイナーをされているんですよね。
タカノ:ギターの美濃隆章さんがレコーディングエンジニア、ベースの山根さとしさんがファッションデザイナー、ドラムの柏倉隆史さんがセッションアーティストということで。それぞれが別のフィールドでもご活躍されています。
Celeina:バンドとして第一線で活躍されていますけども、本業とバンド活動をわける経緯があったのでしょうか?
山嵜:バンドってお金にならないと思うんですよ(笑)。食っていくほどお金が入ってはこないので、食うに困ると自分の表現活動にも影響が出る気がするんですよね。それに、自分の家族を養うためには、少しでもお金は必要じゃないですか。音楽にも「こうやったらもうちょっと売れるんじゃないか」とか「こんなのが流行っているからこんな感じにしましょう」みたいな思惑が入っちゃう気がして。音楽って個人的なものなので、純粋に自分がいいなと思う音楽をやるには、自分としては「他に収入源があったほうがやりやすい」と思いました。
Celeina:「好き」にストイックなんですね。
タカノ:アーティストとしてすごく大事なことですね。toeがtoeである所以ですよね。toeの音楽は世界に届いていますから。
山嵜:インターネットがあってよかったです。
toeの最新情報は、公式サイトまで。
アーティストがスタジオに生出演し、トークと音楽をお届けするコーナー「RADIO ENSEMBLE」の放送は、毎週月曜日から木曜日の17時台から。
番組情報
- GRAND MARQUEE
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