東京で“ダントツで1位”なメロンパンとは? 専門家が太鼓判「食べ始めると止まらなくなる」

子どもたちから届いた「メロンパン」に関する疑問を、パンの専門家が答えた。また、都内の絶品メロンパンを紹介した。

この内容をお届けしたのは、J-WAVEで放送中の番組『EARLY GLORY』(ナビゲーター:小林涼子)。「EARLY & POSITIVE」をキーワードに、日曜日を楽しく過ごすためのヒントや、ポジティブな未来に思いをはせるトピックスを散りばめて、心地よい音楽をお届けする番組だ。

本番組をナビゲートする俳優の小林涼子はパン好きで、「東京パンMAP」の作成を目指すパン屋巡りコーナー「TOKYO BREAD LOVERS」もオンエア中だ。6月16日(日)の放送ではメロンパンを特集。ここでは、その一部をテキストで紹介。リスナーの“推しメロンパン”も多数紹介したオンエアは6月23日(日)28時ごろまで、radikoで再生可能だ。

再生は6月23日(日)28時ごろまで

メロンパンに関する素朴な疑問を紹介

「TOKYO BREAD LOVERS メロンパンフェスティバル」と題してオンエアされたメロンパン特集。「子供とできる今日のアクション」をテーマに、番組を聞いた親子が各自で考え、作り、遊び・学ぶ“ヒント”を提供するコーナー「LITTLE SUNSHINE CLUB」では、子どもたちから寄せられたメロンパンに関する疑問を紹介した。

あおとくん(9歳)とあみちゃん(9歳)が感じるメロンパンへの疑問は以下の通りだ。

「メロンパンは、どうやって作っているのか?」
「メロンパンは、なんであんな模様なのか?」


疑問に答えてくれたのは、パン料理研究家の片山智香子さん。1万個以上のパンを食べ歩いている、旅する“パンマニア”として知られている。

片山:メロンパンは、中がフワッとしているパン生地の上をカリッとしたビスケット生地でおおって、格子に切り込みを入れて焼いて作るパンです。なぜ格子を入れるかというと、ビスケットでしっかりおおってしまうとパンが膨らみにくくなってしまうんです。切り込みを入れることでパンの発酵を助けています。

「メロンパン」の名前の由来は、格子状の模様がマスクメロンに似ているためという説がある。ちなみに「レタスクラブ」のサイトによると、メロンパンはどのようにして誕生したのか、実はよくわかっていないという。

小林:帝国ホテルのパン職人が作った、フランスのお菓子「ガレット」をもとに作ったという説。駒込のパン屋で作られたのが最初という説。メキシコの「コンチャ」という模様が付いているパン、ドイツの「ストロイゼルクーヘン」というパンなどがメロンパンの起源なのでは、という説もあります。

パンマニアが太鼓判を押す絶品メロンパンとは?

片山さんによると、メロンパンが、日本に定着してきたのは明治以降。昭和初期には、多くのパン屋にメロンパンが並び、老若男女問わず人気商品だったという。続けて片山さんから、最新のメロンパン事情を聞いた。

片山:なかにあんこやカスタードクリームが入っていたり、メロン味のメロンパンもあります。あとは、バターとかを入れない代わりにナッツなどを入れてコクを出す、ヴィーガンで作っているメロンパンもありますね。そういうものが最近増えてきています。もちろん、昔ながらのものもありますけど、幅広くいろんなメロンパンがありますよ。

片山さんのオススメは、月島にあるメロンパン専門店「月島 久栄」のメロンパンだ。



片山:いろんなメロンパンを食べてきましたけど、ダントツで1位です。クッキー生地が“ガリサク食感”で、気持ち、香ばしさもあります。それに反してパン生地の部分がめちゃくちゃふんわりしていて、全然モソモソしていないんですね。エアリー感マックスなメロンパンです。噛むごとに食欲をそそる甘味が口の中いっぱいに広がって、食べ始めると止まらなくなるメロンパンですね。

紹介されたメロンパンを食べた小林も、「クッキー部分がサクサクでちょっと香ばしさがあり、本当においしかったです!」と感激していた。また、番組公式Xでは、他にもおすすめのメロンパンを紹介している。



J-WAVE『EARLY GLORY』のオンエアは、毎週日曜6:00-09:00。
radikoで聴く
2024年6月23日28時59分まで

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番組情報
EARLY GLORY
毎週日曜
6:00-9:00

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