Yogee New Wavesの角舘健悟(Gt/Vo)が、お気に入りの山下達郎のレコードを紹介した。
角舘が登場したのは、J-WAVEで放送中の番組『RADIO DONUTS』(ナビゲーター:渡辺祐・山田玲奈)のワンコーナー「TOYOKASEI ANALOG TOK」。レコードをこよなく愛する方々をセレクターに迎え、自身のコレクションから“アナログで聴きたい名盤”をセレクト。実際にレコードに針を落とし、楽曲をお届けする。
6月のセレクターは角舘が担当。6月1日(土)の放送では、山下達郎のアルバム『SPACY』をセレクトした。
角舘:僕のアナログライフのはじまりは大学1年生のときです。1万円ぐらいのプレイヤーに、今は都内に減っちゃいましたけども、「レコファン」という、500円で10枚ぐらいレコードが買えるレコ屋があって、そこでなるべく知っているレコードを買って流していました。初めて買ったのはたしかThe Selecterというスカのバンドとエルヴィス・プレスリーのLPだったと思います。
レコードから流れる音を聴いた角舘は、アナログならではの音像に大きく驚いたという。
角舘:LPはヘッドフォンで聴くのもいいですけど、コンポにつないで大きな音でスピーカーで流すのがいいわけです。全然違ったなあ。振り返ると、14年間ぐらいアナログと接していますね。そういうご縁もあってか、自分のバンドでアナログ盤をリリースするのが恒例になっています。
角舘:山下達郎さんの音源は、サブスクにまずない。CD、カセットテープ、またはLPを買うしか聴く方法がないんですね。そんな中、達郎さんは最近LPを再リリースしまくりまして、ファンたちを喜ばせております。特に僕は『SPACY』というアルバムが大好きなんですよね。
『SPACY』は山下達郎が1977年に発売した、通算2作目のスタジオアルバムだ。
角舘:何がいいかと言いますと、まずビートがすごく強調されているところです。アナログとして聴くときに、とても気持ちがいいですね。1曲目の『LOVE SPACE』のドラムは村上 “ポンタ” 秀一さんなんですけども、ドラミングの音がマジでたまらないです。ベースが細野晴臣さん、 ピアノは佐藤 博さんと、僕の大好きなプレイヤーたちが集まっていて、それが楽曲の中でコラボレーションしているのがたまらないです。
続けて、角舘はレコードジャケットのデザインについて語る。
角舘:ジャケットもなんだか不思議ですよね。いわゆるパソコンの画面で見るのと実物では、全然見え方が違います。当時はLPが出るのが当たり前だったので、このサイズでリリースされることが前提とされているジャケットのデザインだから、このサイズで見ないと理解できないものがたくさんありますね。70年代のアルバムはまさにそうですね。
渡辺:角舘さんのお話でもありましたけども、アナログに向いている音楽性として感じられるのは、音楽の中の時間の豊かさですね。1曲を聴いている時間の中に、すごく豊かさがあるわけです。それがアナログに針を落として聴く時間の豊かさにつながるんですね。音楽性とも関係がある気がします。
6月のセレクターを担当する角舘。現在は6月8日のオンエアが、radikoタイムフリーで楽しめる。
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『RADIO DONUTS』のワンコーナー「TOYOKASEI ANALOG TOK」のオンエアは毎週土曜日の8時30分頃から。
角舘が登場したのは、J-WAVEで放送中の番組『RADIO DONUTS』(ナビゲーター:渡辺祐・山田玲奈)のワンコーナー「TOYOKASEI ANALOG TOK」。レコードをこよなく愛する方々をセレクターに迎え、自身のコレクションから“アナログで聴きたい名盤”をセレクト。実際にレコードに針を落とし、楽曲をお届けする。
6月のセレクターは角舘が担当。6月1日(土)の放送では、山下達郎のアルバム『SPACY』をセレクトした。
初めて買ったレコードを振り返る
1991年生まれの角舘健悟。アナログレコードとの出会いは大学時代に遡る。角舘:僕のアナログライフのはじまりは大学1年生のときです。1万円ぐらいのプレイヤーに、今は都内に減っちゃいましたけども、「レコファン」という、500円で10枚ぐらいレコードが買えるレコ屋があって、そこでなるべく知っているレコードを買って流していました。初めて買ったのはたしかThe Selecterというスカのバンドとエルヴィス・プレスリーのLPだったと思います。
レコードから流れる音を聴いた角舘は、アナログならではの音像に大きく驚いたという。
角舘:LPはヘッドフォンで聴くのもいいですけど、コンポにつないで大きな音でスピーカーで流すのがいいわけです。全然違ったなあ。振り返ると、14年間ぐらいアナログと接していますね。そういうご縁もあってか、自分のバンドでアナログ盤をリリースするのが恒例になっています。
アナログ盤『SPACY』の魅力とは?
今回、角舘がセレクトした1枚は、山下達郎の『SPACY』だ。角舘:山下達郎さんの音源は、サブスクにまずない。CD、カセットテープ、またはLPを買うしか聴く方法がないんですね。そんな中、達郎さんは最近LPを再リリースしまくりまして、ファンたちを喜ばせております。特に僕は『SPACY』というアルバムが大好きなんですよね。
『SPACY』は山下達郎が1977年に発売した、通算2作目のスタジオアルバムだ。
角舘:何がいいかと言いますと、まずビートがすごく強調されているところです。アナログとして聴くときに、とても気持ちがいいですね。1曲目の『LOVE SPACE』のドラムは村上 “ポンタ” 秀一さんなんですけども、ドラミングの音がマジでたまらないです。ベースが細野晴臣さん、 ピアノは佐藤 博さんと、僕の大好きなプレイヤーたちが集まっていて、それが楽曲の中でコラボレーションしているのがたまらないです。
続けて、角舘はレコードジャケットのデザインについて語る。
角舘:ジャケットもなんだか不思議ですよね。いわゆるパソコンの画面で見るのと実物では、全然見え方が違います。当時はLPが出るのが当たり前だったので、このサイズでリリースされることが前提とされているジャケットのデザインだから、このサイズで見ないと理解できないものがたくさんありますね。70年代のアルバムはまさにそうですね。
渡辺:角舘さんのお話でもありましたけども、アナログに向いている音楽性として感じられるのは、音楽の中の時間の豊かさですね。1曲を聴いている時間の中に、すごく豊かさがあるわけです。それがアナログに針を落として聴く時間の豊かさにつながるんですね。音楽性とも関係がある気がします。
6月のセレクターを担当する角舘。現在は6月8日のオンエアが、radikoタイムフリーで楽しめる。
2024年6月15日(土)28時ごろまで
『RADIO DONUTS』のワンコーナー「TOYOKASEI ANALOG TOK」のオンエアは毎週土曜日の8時30分頃から。
番組情報
- RADIO DONUTS
-
毎週土曜8:00-12:00