Omoinotakeの藤井怜央(Vo/Key)、福島智朗(Ba)、冨田洋之進(Dr)がそれぞれの音楽のルーツやバンド結成に至るまでの経緯などについて語った。
3人がゲストとして登場したのは、3月24日(日)に放送されたJ-WAVE『SAISON CARD TOKIO HOT 100』(ナビゲーター:クリス・ペプラー)だ。
Omoinotakeは、J-WAVE『SAISON CARD TOKIO HOT 100』内の企画「誰だってNeed music」にも出演中だ。月替りのMCが自身の楽曲のセルフ・ライナーノーツをお届けする企画で、完全版はWEBメディア「THE FIRST TIMES」に掲載されている。
・「誰だってNeed music」
https://www.thefirsttimes.jp/keywords/2586/
クリス:Omoinotakeはこれまで、ドラマやアニメ、映画の主題歌などタイアップが多いみたいです。こういう書きおろしというか、依頼されて曲を書くというのはやりやすいですか? 難しいですか?
藤井:どちらの想いもありますけど、基本的にボーカルの僕がメロディを作っていて、ベースのエモアキが作詞をしているのもあって、ひとつわかりやすいテーマがあったほうがひとつの方向に進めるなとは思います。そういうよさはすごくあるなと思っています。
クリス:こういった主題歌を作るときにアレンジなどで意識することはありますか?
藤井:タイアップとかではないほうが、自分の手ぐせじゃないですけど「こういうのをやりたい」というのをやりやすかったりします。主題歌のほうがよりチャレンジングなアレンジになることは多い気がします。
クリス:自分のコンフォートゾーン(心理的な安全領域)というか自分の手慣れたところではないところに行くというところが、挑戦になるということですよね。
藤井:もともとOmoinotakeを結成した当初は、ベースのエモアキが作詞も作曲も両方していて。途中で「音楽性を変えよう」みたいな話になったときに、僕もキーボードを弾いていたので「ちょっと曲を作ってみようかな」と、曲を作り始めたという流れです。
クリス:なるほど。方向性を変えようというのは、なぜ思ったんですか?
藤井:僕らはギターがいなくて。当時ギターがいるギターロック系のバンドとよく対バンしていたんですけど「勝てねえな」と思って(笑)。
福島:ライブハウスシーンで一緒になっちゃうと勝てないね、ってなりました。
藤井:「この編成だからこそできる音楽ってなんだろう」というのは改めて考えてから、ちょっと方向性を変えていきました。
クリス:鍵盤でできる音とギターで作曲したものって違いますよね。
藤井:だいぶ違うと思います。
クリス:楽器の特性というのがすごくあると思います。ちなみに3人は音楽的な志向は近いんですか? それともバラバラなんでしょうか。
藤井:わりと近いかな。
クリス:ドラゲさんはどんな音楽が好きなんですか?
冨田:僕はHIP HOPとかです。あとは凛として時雨みたいな、ギターががっつり鳴っているみたいな。
クリス:いまちょうどギターのないバンドの話をしていましたが、ギターががっつり鳴っているバンドが好きだということで。
冨田:大好きですね(笑)。
クリス:ドラムだからそういうシンコペーションじゃないけど、HIP HOPだったりリズムが前に出ている楽曲が好きということなんですね。
冨田:ついつい耳がリズムにいっちゃいます。
クリス:レオさんはどうですか?
藤井:エモアキと中学校が一緒だったので、いろいろな音楽を教えてもらいました。当時は銀杏BOYZとかを教えてもらってからロックにのめり込んで、そこからはいろいろ聴いています。北欧系のちょっと寒い切ない感じも好きです。
クリス:ではビヨークといった感じの?
藤井:そうですね。
クリス:エモアキさんはどうですか?
福島:まさに僕もロックから入りました。日本語の歌が好きだなと思いながらずっと聴いています。あとはバンドでも最初に言葉に耳がいっちゃいます。
クリス:昔から知っていたけれども、バンドとしては東京で結成したということですよね。上京する前は地元でバンドとかやっていたんですか?
藤井:中学生のときに僕がドラムでエモアキがベース、ボーカルで初めてやったのが最初で。ドラゲはドラゲで、それこそ凛として時雨のコピーバンドとかやっていました。
冨田:あとエモアキと高校生のときに一緒にバンドをやりました。
福島:僕がベースでドラゲがドラムでというバンドを新しく組んだりしていて。レオは地元にいたときはピアノボーカルというのをやったことがなかったんです。
クリス:昔は太鼓だったんですよね。
藤井:はい。
福島:先に僕とドラゲが上京して、レオが1年浪人していたんです。そのあいだにいろいろなバンドメンバーを探したりしてみたけど「いい人がなかなかいないね」となって。レオにピアノボーカルをやってもらおうというので、レオを待ったという感じです。
藤井:待ってもらいました。
クリス:レオさんはピアノを小さいころから弾いていたという感じですか?
藤井:いわゆる習い事でピアノをやっていました。
『SAISON CARD TOKIO HOT 100』ではさまざまなデータをもとに、世界の音楽シーンからJ-WAVEが厳選した100曲をカウントダウン。放送は毎週日曜の13時から。
3人がゲストとして登場したのは、3月24日(日)に放送されたJ-WAVE『SAISON CARD TOKIO HOT 100』(ナビゲーター:クリス・ペプラー)だ。
Omoinotakeは、J-WAVE『SAISON CARD TOKIO HOT 100』内の企画「誰だってNeed music」にも出演中だ。月替りのMCが自身の楽曲のセルフ・ライナーノーツをお届けする企画で、完全版はWEBメディア「THE FIRST TIMES」に掲載されている。
・「誰だってNeed music」
https://www.thefirsttimes.jp/keywords/2586/
ドラマ主題歌がヒット中
それぞれ「レオ(藤井)」「エモアキ(福島)」「ドラゲ(冨田)」と愛称で自己紹介をした3人。現在ドラマ『Eye Love You』の主題歌『幾億光年』がヒット中のOmoinotakeだが、ドラマを毎週観ているというメンバーは「家族が喜んでくれているのが、自分以上にうれしいなと思いながら観ています」とコメント。祖母からは「今日もよかったね」という連絡も届くのだとか。藤井:どちらの想いもありますけど、基本的にボーカルの僕がメロディを作っていて、ベースのエモアキが作詞をしているのもあって、ひとつわかりやすいテーマがあったほうがひとつの方向に進めるなとは思います。そういうよさはすごくあるなと思っています。
クリス:こういった主題歌を作るときにアレンジなどで意識することはありますか?
藤井:タイアップとかではないほうが、自分の手ぐせじゃないですけど「こういうのをやりたい」というのをやりやすかったりします。主題歌のほうがよりチャレンジングなアレンジになることは多い気がします。
クリス:自分のコンフォートゾーン(心理的な安全領域)というか自分の手慣れたところではないところに行くというところが、挑戦になるということですよね。
音楽性を変えた理由は?
クリスはOmoinotakeの曲作りの体制に注目。「ベーシストが歌詞を書くというのは、なかなか面白いですね」と、福島が作詞を担当することが多い点に触れると、メンバーは藤井が作曲、福島が作詞を担当するに至った経緯について明かした。藤井:もともとOmoinotakeを結成した当初は、ベースのエモアキが作詞も作曲も両方していて。途中で「音楽性を変えよう」みたいな話になったときに、僕もキーボードを弾いていたので「ちょっと曲を作ってみようかな」と、曲を作り始めたという流れです。
クリス:なるほど。方向性を変えようというのは、なぜ思ったんですか?
藤井:僕らはギターがいなくて。当時ギターがいるギターロック系のバンドとよく対バンしていたんですけど「勝てねえな」と思って(笑)。
福島:ライブハウスシーンで一緒になっちゃうと勝てないね、ってなりました。
藤井:「この編成だからこそできる音楽ってなんだろう」というのは改めて考えてから、ちょっと方向性を変えていきました。
クリス:鍵盤でできる音とギターで作曲したものって違いますよね。
藤井:だいぶ違うと思います。
クリス:楽器の特性というのがすごくあると思います。ちなみに3人は音楽的な志向は近いんですか? それともバラバラなんでしょうか。
藤井:わりと近いかな。
クリス:ドラゲさんはどんな音楽が好きなんですか?
冨田:僕はHIP HOPとかです。あとは凛として時雨みたいな、ギターががっつり鳴っているみたいな。
クリス:いまちょうどギターのないバンドの話をしていましたが、ギターががっつり鳴っているバンドが好きだということで。
冨田:大好きですね(笑)。
クリス:ドラムだからそういうシンコペーションじゃないけど、HIP HOPだったりリズムが前に出ている楽曲が好きということなんですね。
冨田:ついつい耳がリズムにいっちゃいます。
クリス:レオさんはどうですか?
藤井:エモアキと中学校が一緒だったので、いろいろな音楽を教えてもらいました。当時は銀杏BOYZとかを教えてもらってからロックにのめり込んで、そこからはいろいろ聴いています。北欧系のちょっと寒い切ない感じも好きです。
クリス:ではビヨークといった感じの?
藤井:そうですね。
クリス:エモアキさんはどうですか?
福島:まさに僕もロックから入りました。日本語の歌が好きだなと思いながらずっと聴いています。あとはバンドでも最初に言葉に耳がいっちゃいます。
Omoinotakeを結成するまで
Omoinotakeのメンバーは島根県出身。中学の同級生同士で、2012年にバンドを結成した。3人でバンドを組むまでには紆余曲折があったという。クリス:昔から知っていたけれども、バンドとしては東京で結成したということですよね。上京する前は地元でバンドとかやっていたんですか?
藤井:中学生のときに僕がドラムでエモアキがベース、ボーカルで初めてやったのが最初で。ドラゲはドラゲで、それこそ凛として時雨のコピーバンドとかやっていました。
冨田:あとエモアキと高校生のときに一緒にバンドをやりました。
福島:僕がベースでドラゲがドラムでというバンドを新しく組んだりしていて。レオは地元にいたときはピアノボーカルというのをやったことがなかったんです。
クリス:昔は太鼓だったんですよね。
藤井:はい。
福島:先に僕とドラゲが上京して、レオが1年浪人していたんです。そのあいだにいろいろなバンドメンバーを探したりしてみたけど「いい人がなかなかいないね」となって。レオにピアノボーカルをやってもらおうというので、レオを待ったという感じです。
藤井:待ってもらいました。
クリス:レオさんはピアノを小さいころから弾いていたという感じですか?
藤井:いわゆる習い事でピアノをやっていました。
『SAISON CARD TOKIO HOT 100』ではさまざまなデータをもとに、世界の音楽シーンからJ-WAVEが厳選した100曲をカウントダウン。放送は毎週日曜の13時から。
番組情報
- SAISON CARD TOKIO HOT 100
-
毎週日曜13:00-16:54