犬飼貴丈が「もうたまんなく好き」と語る、高校時代に出会って衝撃を受けたバンドは？

俳優の犬飼貴丈が、出演する映画について語り、リスナーにシェアしたい楽曲を選んだ。

犬飼が登場したのは、J-WAVEで放送中の番組『～JK RADIO～TOKYO UNITED』（ナビゲーター：ジョン・カビラ）のワンコーナー「PLAY IT LOUD!」。ここでは2月16日（金）のオンエアをテキストで紹介する。

アドリブで展開する、先の読めない新感覚ミステリー

犬飼は、映画『劇場版 マーダー★ミステリー 探偵・斑目瑞男の事件簿 鬼灯村伝説 呪いの血』に出演。 犬飼：この映画で僕たち俳優陣に与えられているのは、キャラクター設定と行動指示のみです。各シーンのセリフはほぼアドリブで行われ、演じている側も見ている側も、先の読めない結末へ向かっていく緊張感がスクリーンからあふれ出してくる、新感覚ミステリームービーとなっています。「三つ首祭り」という奇妙な鬼祭が行われていた鬼灯村（ほおずきむら）で、村の長を務める一乗寺家当主の遺体が発見されます。当時、屋敷にいたのは8人。それぞれ人には言えない秘密を抱えており、全員が殺害の動機を持っていた……というストーリーです。僕はその8人のうちの1人で、六車 聡（むぐるま・さとし）という医者の役をさせていただいております。映画の見どころとしては、本当にアドリブで、皆さん目が血走ってる（笑）。ヒリヒリとした感覚がスクリーン上から伝わってくると思うので、けっこう目が離せない新感覚の映画になってるんじゃないかと思います。ぜひご覧ください。

参加者が推理小説の登場人物となって、話し合いながら事件解決を目指す体験型ゲーム「マーダーミステリー」のシステムを映画化。犬飼のほか、劇団ひとり、剛力彩芽、木村 了、文音、北原里英、松村沙友理、堀田眞三、八嶋智人、高橋克典といった豪華俳優陣の怪演に注目。緊張感ただよう展開をぜひ劇場で見届けては。

ギタリストのカッティングに影響を受けて

犬飼がリスナーとシェアしたい曲は、Red Hot Chili Peppers『Can't Stop』。2002年リリースの8枚目のアルバム『By The Way』に収録されている1曲だ。 犬飼：僕がこの曲を初めて聴いたのは高校生ぐらいのときなんですけど、当時バンドをやっていて、いろいろなロックバンドを掘っていくなかで出会ったのがレッチリでした。当時聴いたとき衝撃を受けて。ギタリストのジョン・フルシアンテの演奏方法がすごくて、ジョン・フルシアンテに倣ってカッティング練習するぐらい影響を受けて、ずーっとハマってるバンドです。聴いてほしい部分は、やっぱりジョン・フルシアンテのカッティング。そこがもうたまんなく好きで、仕事に行く前とか仕事の帰りとか、場所を選ばずに聴いちゃうような1曲です。

ギタリストのジョン・フルシアンテは1988年にRed Hot Chili Peppersに加入。その後、自身の健康状態や「自分の音楽を追究したい」などの理由で2度脱退するが、2021年にバンドに復帰している。

そんなRed Hot Chili Peppersは、5月18日（土）、20日（月）に来日公演が決定している。東京ドームでの2DAYSは、グループ結成40周年を記念したベストヒット満載のライブになりそうだ。ジョン・フルシアンテのカッティングもドームに響き渡るのではないだろうか。

『～JK RADIO～ TOKYO UNITED』のワンコーナー「PLAY IT LOUD！」では、さまざまな分野で活躍するゲストが「今、一番好きな曲」「繰り返し聴いている曲」を紹介する。放送は毎週金曜の7時45分頃から。