話題のバンド・新東京、満員の観客と「北海道富良野ホップ炭酸水」で乾杯！ バンドの“成長”を語る

提供：ポッカサッポロフード&ビバレッジ株式会社

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都市型ライブ＆マーケットイベント『J-WAVE presents INSPIRE TOKYO 2023 WINTER -Best Music & Market-』が、12月2日に代々木公園イベント広場で開催。その中で、J-WAVEの番組『GRAND MARQUEE』（毎週月～木曜、16:00～18:50）が、「POKKA SAPPORO HOP FORWARD」の特別公開収録を行った。同番組のナビゲーターは、音楽家で広告クリエイターのタカノシンヤと、シンガーソングライターのCeleina Ann（セレイナ・アン）。



公開収録のゲストには、同局の番組『SONAR MUSIC』内のコーナー「SONAR’S ROOM」（毎週水曜、23:20～23:35）レギュラーナビゲーターを務める4人組ギターレスバンド・新東京が登場。ここでは、新東京のトークを一部レポートする。

現在はradikoタイムフリー機能で、ライブ音源＆トークが音声でも楽しめる。

【12/4のオンエア】https://radiko.jp/share/?sid=FMJ&t=20231204183006
【12/5のオンエア】https://radiko.jp/share/?sid=FMJ&t=20231205182732
【12/6のオンエア】https://radiko.jp/share/?sid=FMJ&t=20231204182425
（※再生はそれぞれオンエア一週間後まで）

ギターレスバンドになったのは「自然の成り行き」

天候に恵まれた気持ちの良い冬空のもとで、およそ30分間にわたる野外ライブを繰り広げた新東京。オーディエンスもクラップで参加するなど、会場は終始一体感に包まれていた。



ステージを終えた新東京は、タカノとセレイナ、そして集まった観客とポッカサッポロ「北海道富良野ホップ炭酸水」で乾杯。爽やかな香りと炭酸の刺激を存分に楽しむことができ、リフレッシュタイムから食事中、くつろぎの時間まで、シチュエーションを問わず楽しめる飲料だ。田中利幸（Key）は「炭酸の強さが俺にピッタリ。グビグビ飲むことができる」と飲みやすさを絶賛し、お酒が飲めないという杉田春音（Vo）も「ノンアルコールでホップの香りを楽しむことができる」と笑顔を浮かべていた。タカノも「さっき炒飯のお供に飲んだけれど、口の中をすっきりさせてくれた。何の料理でも合うと思う。クリスマスは、チキンやケーキに合わせてもピッタリ」と太鼓判を押した。



公開収録が始まると、まず「HOP＝キャリアの原点」をテーマにトークが行われた。2021年4月に結成された新東京だが、「初めからギターレスバンドを目指して結成されたのか？」と質問が飛ぶと、田中は「もともと、僕とベースの大倉は高校のときからバンドをやっていて、そのときからギターがいなくて。というのも知り合いにギターを弾ける人がいなかったからなんです。そういう自然の成り行きです」と明かした。



2022年2月にはバンド組織を法人化し「新東京合同会社」を設立。同社の社長を務める田中は設立の経緯について「そもそもレーベルに入るということも考えてなくて、活動していく内に、MVだったりジャケ写だったり、全部自分たちでプロデュースすることをやりたいと思った。だったら会社を作ってまとめてやろうとなりました」と説明した。

バンドの存在を世間に知ってもらうきっかけとなった「HOPな1曲」について聞かれると、田中は公開収録前のライブで1曲目に披露された「Cynical City」を選んだ。「僕らが1番最初に作った曲。これでいろんな人に知ってもらえるようになりました。僕たちにとって大事な曲だと思います」と選曲理由を語った。

続けて杉田は「これを世に出したときに、色んな方々から『何者だ？』と評価していただいた」と2021年リリース時について回想する。タカノは同曲のMVをたまたまテレビで見たそうで「衝撃を受けました。クールでジャジーなサウンドを、白いタイツ姿で演奏しているんだもん。『何だ、この人ら』と思いました。面白かった」と、当時抱いた印象について告白した。 ただ、白タイツ姿での演奏についてはバンド内で一悶着あったそうだ。田中は「僕が『白タイツを着て、ジャズバーで演奏しようぜ』と言ったんですけど、みんな『着たくない』と言うんだもん」と切り出しつつ、「タイツを勝手に4着買っちゃって、強制的に行う運びとなりました（笑）」と説明した。

しかし、着たら着たで白タイツを気に入ったメンバーがいたという。杉田によると、保田優真（Dr）は「普段でも着ている」そうで、安田が「俺はあの白タイツをうまいこと着こなせるんです。街で真っ白な奴がいたら、僕だと思ってください」と言うと、客席からは笑い声が起こっていた。

最新EPは「ライブで映えるような曲を」という意識で制作

ここでトークテーマは「STEP＝バンドの成長」に移行した。新東京は『FUJI ROCK FESTIVAL '23』で、念願の「ROOKIE A GO GO」のステージを踏んだ。これについて杉田は「フジロックはずっと夢でした。結成して『Cynical City』を作っているときくらいに『俺らがフジロックに出ることができたら面白いんじゃね？』と話をしていたので、それが現実になって胸熱でした。夢のステージでしたね」と明かした。

2023年はバンドにとって充実の1年だったという。田中は「めちゃくちゃ忙しくさせてもらいました。曲を作ったり、主に東京ですけど、週1くらいでライブをやっていた時期もあった」と振り返りつつ、「来年2月からは全国6都市を回るツアーも行う予定です。福岡、仙台などいろんなところに行きます」と胸を弾ませていた。

料理にハマった杉田は、“個人的な成長”を感じているという。「めちゃくちゃ楽しいんです。料理は努力に対して成果物が出るスピードが速い。それが楽しい」と明かしつつ、「僕は食べることが好きなんですけど、お酒がまったく飲めない。なので、自分の好きな食事と合う、炭酸の飲み物を探していました。『北海道富良野ホップ炭酸水』ばっちりでございます」とアピールもしていた。



11月22日にはEP「新東京 #3 (Organic)」の配信が開始された。同作について聞かれると、田中は「これまではパソコンで完璧に作り上げるのが僕らのやり方だったんですけど、今回はライブを意識していたので、“ライブで映えるような曲を”というので作りました」と制作意図を明かした。

さらにここ最近のバンドにとっての「STEPの1曲」について聞かれると大蔵倫太郎（Ba）は、2023年2月のJ-WAVE「SONAR TRAX」にも選出された楽曲「ポラロイド」を挙げた。

同曲の作詞は杉田、作曲は田中が担当したが、田中は「『ポラロイド』のメロディは個人的にもすごい好きなんですけど、降りてきたときに「うわぁ！」と興奮するような感覚がありました。春音が歌詞を最初に作ってくれて、＜ポラロイド＞って歌詞が完璧にメロディにハマったんです」と振り返っていた。

「バンドが未来に進んだ」1曲は？

最後に「JUMP＝未来」についてテーマが及ぶと、2月から始まる全国ツアー『NEOCRACY』について話が展開。バンドの“ライブ担当”だという保田は「全国6都市、全てワンマン公演で回らせていただきます。最高のハイライトを余裕で作るので、ぜひ遊びにきてください」と集まったファンに呼びかける。

バンドが未来に進んだ「JUMPの1曲」について聞かれると田中は「Heavy Fog (Organic)」を挙げた。選曲理由については、「今までと作り方が根本的に異なる曲。ライブでの盛り上がり方が違うし、なにより自分たちが楽しめるんです。パソコンで作っちゃうとフレーズを弾けなかったりすることがあるんですけど、スタジオでの作曲だと、手癖も混じるので、全員が楽しく演奏できる範囲で作れた。それは大きいのかもしれない」と説明した。

公開収録を終え、杉田が「皆さんが僕らのことを超歓迎してくれたので、超楽しくできました。ありがとうございました！」と集まったオーディエンスに感謝すると、再び、新東京は「北海道富良野ホップ炭酸水」をグビっと飲んで、笑顔でステージを後にした。



（取材・文＝中山洋平、撮影＝アンザイミキ）

【全国6都市ツアー 2024 “NEOCRACY”】

2月23日（金・祝）静岡Live House UMBER
OPEN17:30 / START18:00
2月25日（日）福岡OP's
OPEN17:30 / START18:00
3月2日（土）大阪梅田Shangri-La
OPEN17:30 / START18:00
3月3日（日）名古屋 新栄Shangri-La
OPEN17:30 / START18:00
3月9日（土）仙台LIVE HOUSE enn 2nd
OPEN17:30 / START18:00
3月20日（水祝）東京LIQUIDROOM
OPEN17:30 / START18:30

https://shintokyo.city/show/neocracy