Nagakumoのコモノサヤ(Vo, Gt)が、自身の音楽のルーツや、楽曲『6月は愛について』に込めた想いを明かした。
コモノが登場したのは、J-WAVEの番組『SONAR MUSIC』内のコーナー「RECRUIT OPPORTUNITY FOR MUSIC」。アーティストたちの自身の楽曲に込めた想いと、彼らのアーティスト人生に大きく影響を与えた楽曲との出会いの話を通じて、音楽との「まだ、ここにない、出会い。」をお届けするコーナー。同コーナーは2023年9月末までオンエアしており、ポッドキャストでアーカイブを配信中だ。
コモノ:『JUNE.e.p.』は初めて夏にリリースした作品となっていて、夏の景色にピッタリなポップな5曲を詰め合わせています。
今回はその中でも推し曲『6月は愛について』のことをお話ししたいと思います。この曲は、ギターのオオニシレイジ(Gt, Cho)が初めてメインボーカルに挑戦した曲です。これまで、コーラスに専念してきたレイジですが、あるきっかけで、今回メインボーカルに挑戦することになりました。
そのきっかけというのは、私とレイジが大好きな、DENIMSのライブを観に行ったときに、ギターのおかゆさん(岡本悠亮)が、すごくすごく渋い声で歌う、大好きな曲を演っていて。帰り道に電車の中で、レイジも自分で作る曲を歌ってみたらいいんじゃないかという提案をして、生まれたのがこの曲でした。
私は元々、レイジの歌が大好きだったので、ひとりで歌う部分が増えたことをとてもうれしく思っているんですけど、最後にコモノ登場という感じで歌い上げるシーンが私なりに気に入っているので、ふたりの掛け合いにも注目してください。
Nagakumoらしさは自分たちが楽しいことしかしない、全力で楽しんで音楽をするという姿勢にあると思っています。そんな私たちらしさが『6月は愛について』にも現れていると思います。この曲は愛について述べている曲なんですけど、中にはミュージックに語りかける場面もあって、私たちが楽しみながら幸せに満ちて、音楽活動をしている様子が少し垣間見られる1曲なんじゃないかなと。
私たちは90年代・渋谷系の影響を受けている評価をいただくこともあるんですけど、この曲はそんな渋谷系リスペクト詰め詰めの1曲でもあります。皆さんが当時の思い出などを紐づけて、この曲を楽しんでくれている様子もSNSのコメントで伝わってきて、とってもうれしいです。一方で私たちらしさ全開で挑んだ曲でもあるということに注目してもらえたらと思います。
コモノ:この曲に出会ったのは、小学生の頃。私はいきものがかり黄金期に育ちました。10歳のときにフルアルバムが出たのをすごく記憶しています。
いきものがかりの(吉岡)聖恵ちゃんが最初に憧れたシンガーということで、ルーツとして選ばさせていただきました。当時は小学生ながら聖恵さんの圧倒的な歌唱力に魅せられて、カラオケで一生懸命練習していました。真っ直ぐでパワフルな歌声というのは、今でもNagakumoのボーカルにときおり顔を出すのではないかなと。憧れです。
聖恵ちゃんはいつも元気に歌っていて、笑顔の様子が私に真似できるかわからないですが、歌手として憧れる存在です。それからいろんなアーティストに出会って、いろんな影響を吸収してきたので、今の歌のどこに現れているか説明するのが難しいですが、聖恵ちゃんのような歌い手になりたいと思ったのが、原点であることは今でも覚えています。
圧倒的に華やかかつパワフルな歌声で人々を魅了するいきものがかりの吉岡聖恵。Nagakumoのコモノサヤもそんな吉岡の姿に影響を受けたひとりのようだ。
アーティストの話を通じて音楽との「まだ、ここにない、出会い。」をお届けするコーナー「RECRUIT OPPORTUNITY FOR MUSIC」は、J-WAVE『SONAR MUSIC』内で月曜~木曜の22時41分ごろからオンエア。Podcastでも配信しており、過去のオンエアがアーカイブされている。
【Nagakumo コモノサヤ 出演回のトークを聞く】
・Apple Podcastで聞く
前編/後編
・Spotifyで聞く
前編/後編
・公式ページ
https://www.j-wave.co.jp/original/sonarmusic/opportunity/
(構成=中山洋平)
コモノが登場したのは、J-WAVEの番組『SONAR MUSIC』内のコーナー「RECRUIT OPPORTUNITY FOR MUSIC」。アーティストたちの自身の楽曲に込めた想いと、彼らのアーティスト人生に大きく影響を与えた楽曲との出会いの話を通じて、音楽との「まだ、ここにない、出会い。」をお届けするコーナー。同コーナーは2023年9月末までオンエアしており、ポッドキャストでアーカイブを配信中だ。
「全力で楽しんで音楽をする」姿勢を大切に
2021年に始動した大阪を拠点に活動するバンドのNagakumo。フリッパーズ・ギターやCymbalsなどからの影響を公言する音楽性、コモノの清涼感あふれるボーカルが重なり、懐かしさと新しさが同居する「ネオネオアコ」なサウンドが注目を集めている。8月9日には最新作『JUNE.e.p.』をリリースした。今回は同作収録曲『6月は愛について』に込めた思いをコモノに語ってもらった。コモノ:『JUNE.e.p.』は初めて夏にリリースした作品となっていて、夏の景色にピッタリなポップな5曲を詰め合わせています。
今回はその中でも推し曲『6月は愛について』のことをお話ししたいと思います。この曲は、ギターのオオニシレイジ(Gt, Cho)が初めてメインボーカルに挑戦した曲です。これまで、コーラスに専念してきたレイジですが、あるきっかけで、今回メインボーカルに挑戦することになりました。
そのきっかけというのは、私とレイジが大好きな、DENIMSのライブを観に行ったときに、ギターのおかゆさん(岡本悠亮)が、すごくすごく渋い声で歌う、大好きな曲を演っていて。帰り道に電車の中で、レイジも自分で作る曲を歌ってみたらいいんじゃないかという提案をして、生まれたのがこの曲でした。
私は元々、レイジの歌が大好きだったので、ひとりで歌う部分が増えたことをとてもうれしく思っているんですけど、最後にコモノ登場という感じで歌い上げるシーンが私なりに気に入っているので、ふたりの掛け合いにも注目してください。
Nagakumoらしさは自分たちが楽しいことしかしない、全力で楽しんで音楽をするという姿勢にあると思っています。そんな私たちらしさが『6月は愛について』にも現れていると思います。この曲は愛について述べている曲なんですけど、中にはミュージックに語りかける場面もあって、私たちが楽しみながら幸せに満ちて、音楽活動をしている様子が少し垣間見られる1曲なんじゃないかなと。
私たちは90年代・渋谷系の影響を受けている評価をいただくこともあるんですけど、この曲はそんな渋谷系リスペクト詰め詰めの1曲でもあります。皆さんが当時の思い出などを紐づけて、この曲を楽しんでくれている様子もSNSのコメントで伝わってきて、とってもうれしいです。一方で私たちらしさ全開で挑んだ曲でもあるということに注目してもらえたらと思います。
6月は愛について
いきものがかりに憧れて
90年代・渋谷系の影響を受けているNagakumoのフロントマン・コモノサヤ。そんな彼女のルーツの1曲は、いきものがかり『気まぐれロマンティック』だという。コモノ:この曲に出会ったのは、小学生の頃。私はいきものがかり黄金期に育ちました。10歳のときにフルアルバムが出たのをすごく記憶しています。
いきものがかりの(吉岡)聖恵ちゃんが最初に憧れたシンガーということで、ルーツとして選ばさせていただきました。当時は小学生ながら聖恵さんの圧倒的な歌唱力に魅せられて、カラオケで一生懸命練習していました。真っ直ぐでパワフルな歌声というのは、今でもNagakumoのボーカルにときおり顔を出すのではないかなと。憧れです。
聖恵ちゃんはいつも元気に歌っていて、笑顔の様子が私に真似できるかわからないですが、歌手として憧れる存在です。それからいろんなアーティストに出会って、いろんな影響を吸収してきたので、今の歌のどこに現れているか説明するのが難しいですが、聖恵ちゃんのような歌い手になりたいと思ったのが、原点であることは今でも覚えています。
圧倒的に華やかかつパワフルな歌声で人々を魅了するいきものがかりの吉岡聖恵。Nagakumoのコモノサヤもそんな吉岡の姿に影響を受けたひとりのようだ。
いきものがかり 『気まぐれロマンティック』
【Nagakumo コモノサヤ 出演回のトークを聞く】
・Apple Podcastで聞く
前編/後編
・Spotifyで聞く
前編/後編
・公式ページ
https://www.j-wave.co.jp/original/sonarmusic/opportunity/
(構成=中山洋平)
番組情報
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月・火・水・木曜22:00-24:00