命の在り方を、音楽で昇華する─原田郁子の心を掴んだ楽曲は?

ミュージシャン・原田郁子が、「千代田線に揺られて、J-WAVEからの帰り道」をテーマに曲をセレクトした。

原田が登場したのはJ-WAVEの番組『GRAND MARQUEE』(ナビゲーター:タカノシンヤ・Celeina Ann)のワンコーナー「RADIO ENSEMBLE」。オンエアは6月22日(木)。

世界中の音楽とプレイリストを介して出会う

原田郁子はクラムボンでボーカルと鍵盤を担当。ソロ活動・クラムボンのほかにも、さまざまなミュージシャンと共演、共作している。6月21日には、15年ぶりのソロアルバム『いま』をリリースした。

今回、原田は「千代田線に揺られて、J-WAVEからの帰り道」をテーマにプレイリストを作成。

原田:私は乗り物に乗るやいなや、家を出るやいなやイヤホンをつけ、何か音楽を聴きながら歩くのが常です。特に、電車のなかっていつも携帯で「何、聴こっかな」って思います。自分の好きな曲を聴くこともあるけど、いろんなプレイリストをかけながら、気に入った曲をお気に入りにして、見つけた曲を好きになっていくもあります。自分の体は電車のなかにいるけれど、音を聴いているとワープできる感覚になるのが、音楽の素晴らしいところだなと思うところでもあります。

1曲目に選ばれたのは、Perú Negroの『Son de los Diablos』だ。



原田:ペルーの音楽ってどんなのだろうと思って、いろんなプレイリストを探しているときに見つけた曲です。声の厚みとか重なりとかにホッとしたり、リズムで体が揺れたくなったり、そんな風にいつも聴いています。

2曲目は、Eduardo Mateoの『Yulelé』。ミュージシャン・角銅真実から教えてもらった楽曲だという。



原田:彼女はしばらくアルゼンチンに滞在していたんですけど、地元で知り合って仲よくなった方たちみんながこの曲を知っていて、みんなが歌えるそうです。そんな曲を旅先から送ってくれました。そこからはいつも私のプレイリストに入っています。声や音の質感みたいなものにすごく温かみがあって、アルバムで聴くと途中で喋ったりしているんですよ。そういうラフな感じも(好き)。あとは、リズムの面白さもとても好きです。

原田が3曲目に選んだのは、Stromaeの『L'enfer』だ。
原田:Stromaeというフランスのミュージシャンで、すごく大好きになってアルバムを聴いています。イントロの声に鷲掴みされてしまったんですけど、ネットで和訳を読んだらさらに衝撃を受けました。「L'enfer」というのは地獄という意味で、ぜひ、MVも観てほしいです。Stromaeが命の在り方をこんな風に音楽で昇華して、こんな曲が生まれるんだってことも含めてものすごく衝撃を受けました。ときどき無性に聴きたくなりますし、スピーカーじゃなくてイヤホンやヘッドホンで一対一になって聴くような、そんな大事な曲です。

4曲目には、江利チエミの『おてもやん(熊本県民謡)』をセレクト。



原田:この曲はわりと最近知りました。東京キューバン・ボーイズという、ラテンを主にしたビッグバンドがバックを演奏しているんですけど、そのアレンジのカッコよさ。随所に熊本弁が出てくるんですけど、リズミカルなカッコよさ含めて「わ~!」と思ったので、ぜひ聴いていただきたいなと思って選びました。

原田が最後に選曲したのは、Vulfpeckの『Birds of a Feather (Live at Madison Square Garden)』。
原田:2019年におこなわれたライブの音源がありまして、YouTubeにライブの映像が公開されています。本当に楽しそうで、本当に素晴らしくて、ライブを観れた人は本当に羨ましいです(笑)。ライブの最後、鍵盤のところに集まってみんなで歌うのもいいんですけど、途中でバンドが入ってくるところとかも聴いているだけでシビれてしまいます。「Birds of a Feather」は「同じ穴のムジナ」とか「類は友を呼ぶ」という意味があるそうです。

原田郁子の最新情報は、公式サイトまで。

東京のある街、ある商店街、ある路線。セレクターたちが東京のある場面をイメージした選曲をお届けするコーナー「RADIO ENSEMBLE」の放送は、毎週月曜日から木曜日の17時台から。
radikoで聴く
2023年6月29日28時59分まで

PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聴き直せます。

番組情報
GRAND MARQUEE
月・火・水・木曜
16:00-19:00

関連記事