NEEのくぅ（Vo, Gt）が、自身の音楽のルーツや、楽曲『おもちゃ帝国』に込めた想いを明かした。
くぅが登場したのは、J-WAVEで放送中の番組『SONAR MUSIC』内のコーナー「RECRUIT OPPORTUNITY FOR MUSIC」。オンエアは4月24日（月）、25日（火）。同コーナーでは、アーティストたちの自身の楽曲に込めた想いと、彼らのアーティスト人生に大きく影響を与えた楽曲との出会いの話を通じて、音楽との「まだ、ここにない、出会い。」をお届けする。
くぅ：まずNEEの自己紹介をさせてください。NEEは自称・エキゾチックロックバンドという名前でやってます。「エキゾチックロックバンドって何だ？」って感じですけど、NEEの音楽ってこれっていうジャンルがないなと、僕自身も思っていて。そんな中で、1番それっぽいなと思った言葉がエキゾチックだったので、エキゾチックロックバンドを自称することにしました。
新曲は『おもちゃ帝国』というタイトルです。NEEってバンドはおもちゃ箱をひっくり返したようだとファンの方によく言われるんですけど、それにちなんだ曲を作りたくて。おもちゃっていうのはそこから来ているんですけど、帝国っていうのも、僕自身がそういう街だったり、王国だったりってものが好きというか。物語に出てくるような街や国を自分で作りたいなと思ったときに、帝国という言葉を曲のタイトルにしようと。
この曲の自分らしさやNEEらしさは歌詞もそうですけど、やっぱり＜おもちゃ帝国＞というフレーズに僕自身がよく出ていると思います。それと楽曲のオケだったり演奏部分でも、NEE特有の音が出ているというか。ギターだったり、ドラムやベースの音だったり、そういうものがNEEらしさの塊で、好きなものを突っ込んだような曲になっています。
この曲でこだわった部分は、ライブで（観客のみんなに）歌ってほしいというか。それこそワンマンライブでみんなで歌ったりして、帝国みたいなものをライブ会場で作れたらいいなと思います。なので、ツアーに来てくれる人は曲を覚えてもらって、ぜひ一緒に歌いましょう。ライブいろんなところでやるので、お待ちしています！
くぅ：僕が選んだのは東京事変の『秘密』って曲です。この曲とは2〜3年前くらいに出会ったんですけど、聴いたときに衝撃が走りました。最初は早めのテンポなんですけど、急にミドルテンポに変わったり。でも、それがガラッと変わるというよりか、ヌメっと流れるように変わって、最初聴いたとき僕はその変化に気づかなくて。それがすごくおもしろく感じました。すごくオシャレなサウンドだし。
東京事変っていい意味で、緻密にやり過ぎないというか。一発録りみたいな手法で録っていると聞いたことがあるんですけど、そこにもリスペクトというか。かっこいいなという思いがあります。
この曲がルーツだと思う理由ですけど、この曲を聴いて僕の心の中に変化があって。バンドのライブって一発録りみたいなものだけど、それを音源でもできるようになりたいって思ったし、この曲を聴いて自由だなと感じました。そういう音楽で表現する自由さを、NEEでももっと探求していけたらと思いました。ぜひ、皆さんもそういうのを頭に描きながら、聴いてみてください。
曲中にリズムが変わる東京事変の『秘密』。圧倒的な演奏力も楽曲に深みをもたらしているが、くぅもそんな東京事変のサウンドに魅了されたひとりのようだ。
アーティストの話を通じて音楽との「まだ、ここにない、出会い。」をお届けするコーナー「RECRUIT OPPORTUNITY FOR MUSIC」は、J-WAVE『SONAR MUSIC』内で月曜～木曜の22時41分ごろからオンエア。Podcastでも配信しており、過去のオンエアがアーカイブされている。
【NEE くぅ 出演回のトークを聞く】
・Apple Podcastで聞く
前編／後編
・Spotifyで聞く
前編／後編
・公式ページ
https://www.j-wave.co.jp/original/sonarmusic/opportunity/
（構成＝中山洋平）
くぅが登場したのは、J-WAVEで放送中の番組『SONAR MUSIC』内のコーナー「RECRUIT OPPORTUNITY FOR MUSIC」。オンエアは4月24日（月）、25日（火）。同コーナーでは、アーティストたちの自身の楽曲に込めた想いと、彼らのアーティスト人生に大きく影響を与えた楽曲との出会いの話を通じて、音楽との「まだ、ここにない、出会い。」をお届けする。
エキゾチックロックバンドを自称するワケ
東京のどこかで結成された4人組エキゾチックロックバンドのNEE。インディーズでの活動を経て、2021年にメジャーデビューを果たした。2022年には数々の大型フェスにも出演。入場規制がかかったり、全国ツアーも全公演が即完するなど、ライブにかなり期待ができるバンドだ。そんなNEEは4月26日に2ndフルアルバム『贅沢』をリリース。今回は同作収録曲『おもちゃ帝国』で表現した自分たちらしさについて、くぅに語ってもらった。くぅ：まずNEEの自己紹介をさせてください。NEEは自称・エキゾチックロックバンドという名前でやってます。「エキゾチックロックバンドって何だ？」って感じですけど、NEEの音楽ってこれっていうジャンルがないなと、僕自身も思っていて。そんな中で、1番それっぽいなと思った言葉がエキゾチックだったので、エキゾチックロックバンドを自称することにしました。
新曲は『おもちゃ帝国』というタイトルです。NEEってバンドはおもちゃ箱をひっくり返したようだとファンの方によく言われるんですけど、それにちなんだ曲を作りたくて。おもちゃっていうのはそこから来ているんですけど、帝国っていうのも、僕自身がそういう街だったり、王国だったりってものが好きというか。物語に出てくるような街や国を自分で作りたいなと思ったときに、帝国という言葉を曲のタイトルにしようと。
この曲の自分らしさやNEEらしさは歌詞もそうですけど、やっぱり＜おもちゃ帝国＞というフレーズに僕自身がよく出ていると思います。それと楽曲のオケだったり演奏部分でも、NEE特有の音が出ているというか。ギターだったり、ドラムやベースの音だったり、そういうものがNEEらしさの塊で、好きなものを突っ込んだような曲になっています。
この曲でこだわった部分は、ライブで（観客のみんなに）歌ってほしいというか。それこそワンマンライブでみんなで歌ったりして、帝国みたいなものをライブ会場で作れたらいいなと思います。なので、ツアーに来てくれる人は曲を覚えてもらって、ぜひ一緒に歌いましょう。ライブいろんなところでやるので、お待ちしています！
「自由だ」と思った東京事変の曲
おもちゃ箱をひっくり返したようなバンドサウンドと評されるNEE。そんなバンドのフロントマンであるくぅはどんな音楽に影響を受けたのか？くぅ：僕が選んだのは東京事変の『秘密』って曲です。この曲とは2〜3年前くらいに出会ったんですけど、聴いたときに衝撃が走りました。最初は早めのテンポなんですけど、急にミドルテンポに変わったり。でも、それがガラッと変わるというよりか、ヌメっと流れるように変わって、最初聴いたとき僕はその変化に気づかなくて。それがすごくおもしろく感じました。すごくオシャレなサウンドだし。
東京事変っていい意味で、緻密にやり過ぎないというか。一発録りみたいな手法で録っていると聞いたことがあるんですけど、そこにもリスペクトというか。かっこいいなという思いがあります。
この曲がルーツだと思う理由ですけど、この曲を聴いて僕の心の中に変化があって。バンドのライブって一発録りみたいなものだけど、それを音源でもできるようになりたいって思ったし、この曲を聴いて自由だなと感じました。そういう音楽で表現する自由さを、NEEでももっと探求していけたらと思いました。ぜひ、皆さんもそういうのを頭に描きながら、聴いてみてください。
曲中にリズムが変わる東京事変の『秘密』。圧倒的な演奏力も楽曲に深みをもたらしているが、くぅもそんな東京事変のサウンドに魅了されたひとりのようだ。
アーティストの話を通じて音楽との「まだ、ここにない、出会い。」をお届けするコーナー「RECRUIT OPPORTUNITY FOR MUSIC」は、J-WAVE『SONAR MUSIC』内で月曜～木曜の22時41分ごろからオンエア。Podcastでも配信しており、過去のオンエアがアーカイブされている。
【NEE くぅ 出演回のトークを聞く】
・Apple Podcastで聞く
前編／後編
・Spotifyで聞く
前編／後編
・公式ページ
https://www.j-wave.co.jp/original/sonarmusic/opportunity/
（構成＝中山洋平）
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