三浦大知、『いつしか』生歌初披露で「本当に泣きそう!」会場の子どもの歌声にウルウル

阿佐ヶ谷団地の子どもたちが極秘ミッションに挑む! 傑作SFジュブナイル漫画を原作にした劇場アニメ映画『ぼくらのよあけ』が大ヒット公開中。11月12日には都内劇場で三浦大知の歌唱つき舞台挨拶が行われ、主題歌『いつしか』を担当した三浦をはじめ、声優を務めた朴璐美、横澤夏子、そして黒川智之監督が登壇した。
この日の目玉は、なんといっても三浦による主題歌『いつしか』のフルバージョン初生歌唱。「頑張って歌います! すごく嬉しくて光栄です!」とやや緊張気味も、三浦は見事に美声を響かせて拍手喝采。三浦の歌声に感極まった朴は「なにからなにまで最高! トークの後によく歌ったよ! アンタ最高だよ! 素敵すぎて言葉を失った」と号泣して、横澤も「超レア! ここにいる私たちしか聴けない生歌!」と大興奮だった。
すると会場にいた一人の幼い女の子がサビのフレーズを口ずさみはじめて、三浦は感激のあまりガックリと床に膝をついた。そして「本当にありがとう……。本当に泣きそう! 自分のライブでも泣かないと決めているのに……。本当にありがとう」と目をウルウルさせて、朴からティッシュを受け取って目元を拭っていた。
本作の応援大使でありアニメーション映画の声優に初挑戦した横澤。アフレコについて聞かれると「メチャメチャ緊張して、声優さんという仕事は素晴らしくてすごいなと思った。声優業は二度と出来ないと思っている所存です」と恐縮すると、朴は「そんなことナイジェリア! これは私の父のギャグです!」と笑わせながら激賞していた。
一方、劇中で登場する家庭用ロボット・ナナコについて「ナナコが欲しいです! とっても欲しい! 家にいてくれたら助かりそう」と憧れる三浦は「家事もやってもらいたいし、子どもたちの友だちとして家族の一員としてもいてくれたら素敵」とすっかりお気に入り。
また過日の皆既月食の話題になると三浦は「生きている間にはもう見ることができない瞬間なので、すごく感動します。月とか星とかは遠い場所にあるけれど、起こっている現象が地球から見えていると思うと親近感がわく。本当に存在しているんだなあと思った」と詩的にしみじみ。すると朴は「回答が最高!」と感激し、横澤も「ロマンチック! ずっと喋っていてほしい。私も同じ月を見ていたんだなあと思うと嬉しい」とメロメロだった。
(取材=石井隼人)

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