4人組バンド・chilldspotが、自身の音楽のルーツや、楽曲『BYE BYE』に込めた想いを明かした。
chilldspotが登場したのは、J-WAVEで放送中の番組『SONAR MUSIC』内のコーナー「RECRUIT OPPORTUNITY FOR MUSIC」。オンエアは9月21日(水)、22日(木)。同コーナーでは、アーティストたちの自身の楽曲に込めた想いと、彼らのアーティスト人生に大きく影響を与えた楽曲との出会いの話を通じて、音楽との「まだ、ここにない、出会い。」をお届けする。
そんなchilldspotは、3rd EP『Titles』を9月14日にリリース。今回は収録曲『BYE BYE』で表現した自分たちらしさについて、比喩根とジャスティンに話してもらった。
比喩根:『BYE BYE』は、HONDA「VEZEL e:HEV」のCMソングとして書き下ろした作品となっています。この曲はドライブ中に、窓を開けて風が入ってくる中で、デカ目の音量で音楽を聴いている瞬間をイメージして作りました。その時間こそドライブの醍醐味だと私は思っていて、そんな好きな気持ちを表現できたらと製作しました。ドラマーとしてサウンド面で気をつけたことはありますか?
ジャスティン:この曲はテンポが早く疾走感のある曲で、若さとか爽やかさが表現されています。“若さを表現”って意味だと、本当にバカみたいにドラムを叩いているっていう。フィルに関しては勢いだけ叩くような雰囲気というか。
比喩根:今回のEPはそういう勢い、熱量、若さを表現している曲が多いよね。『BYE BYE』もその類だと思う。私自身、「chilldspotらしさって何なんだろう」って考えたりもするけど、それこそ最初に出したCDは「大人っぽい」って言われたりしていて。でもわざわざ、自分たちらしさを自分たちで固定する必要はないのかなって、このEPを作ってみてすごく感じて。こういう雰囲気のchilldspotってあるんだと思えたし、自分たちでも「新しいけどいいじゃん」と感じられたのは、このEPを作った上での発見かなって個人的に思ってる。
ジャスティン:そうだね。今回のEPに収録された5曲はいろんな自分たちを詰め込んだ感じかな。
比喩根:『BYE BYE』は前向きな曲なんだけど、私が曲を書いているので、どこか後ろ向きな雰囲気もあるんです。でも、そこは今後も変わらないと思うし、それこそがchilldspotの魅力って言ってもらえてるのはうれしい。そういう諸々が詰まった曲なんだと思って、ぜひ聴いてください。
ジャスティン:僕らのルーツの1曲はNulbarich(ナルバリッチ)の『Ordinary』です。ということで何で選んだのでしょうか?
比喩根:chilldspotは曲のジャンルの幅が広めなので、いろんな方の音楽に影響を受けているんですけど、その中でも結成した当初「こういうアーティストになりたいよね」という話し合いのときにNulbarichさんの名前があがっていて。日本の音楽シーンの中でジャンル感も含めて、センスで勝負しにいっている感じが、芯があってかっこいいと思ったんです。そういう部分は影響を受けていますね。ちなみにこの曲はジャスティンがセレクトしてくれました。
ジャスティン:僕はこのバンドを組む前から、Nulbarichさんが好きで、曲を聴くようになったきっかけは友だちからのレコメンドだったんですけど、その曲が『Ordinary』でした。個人的な思い出も含めて選びましたね。今聴いても良いなって思います。カッコいい。
比喩根:ビート感だったり、曲に対する向き合い方はchilldspotも影響を受けていると思います。
ジャスティン:個人的に僕らの楽曲『夜の探検』は『Ordinary』と似たような方向性を感じます。本当にいい曲なんで、ぜひ聴いていただければと思います。
結成から約3年、高いセンスを感じる楽曲を世に放ち話題を集めるchilldspot。そういった意味でもハイセンスな創造性を武器にオーディエンスを魅了する、Nulbarichの楽曲との出会いは大きかったようだ。
アーティストの話を通じて音楽との「まだ、ここにない、出会い。」をお届けするコーナー「RECRUIT OPPORTUNITY FOR MUSIC」は、J-WAVE『SONAR MUSIC』内で月曜~木曜の22時41分ごろからオンエア。Podcastでも配信しており、過去のオンエアがアーカイブされている。
【chilldspot 出演回のトークを聞く】
・Apple Podcastで聞く
前編/後編
・Spotifyで聞く
前編/後編
・公式ページ
https://www.j-wave.co.jp/original/sonarmusic/opportunity/
(構成=中山洋平)
chilldspotが登場したのは、J-WAVEで放送中の番組『SONAR MUSIC』内のコーナー「RECRUIT OPPORTUNITY FOR MUSIC」。オンエアは9月21日(水)、22日(木)。同コーナーでは、アーティストたちの自身の楽曲に込めた想いと、彼らのアーティスト人生に大きく影響を与えた楽曲との出会いの話を通じて、音楽との「まだ、ここにない、出会い。」をお届けする。
自分たちらしさを自分たちで固定する必要はない
比喩根(Vo, G)、玲山(G)、小﨑(B)、ジャスティン(Dr)からなる4人組バンド・chilldspot。現役高校生バンドとして2019年に結成され、高校在学中の2020年に1st EP『the youth night』をリリースした。同作品収録の『夜の探検』が「J-WAVE SONAR TRAX」に選出。J-WAVEが9月に開催した都市フェス「J-WAVE presents INSPIRE TOKYO ~Best Music & Market」にも出演するなど、現在、注目度を高めているバンドだ。そんなchilldspotは、3rd EP『Titles』を9月14日にリリース。今回は収録曲『BYE BYE』で表現した自分たちらしさについて、比喩根とジャスティンに話してもらった。
比喩根:『BYE BYE』は、HONDA「VEZEL e:HEV」のCMソングとして書き下ろした作品となっています。この曲はドライブ中に、窓を開けて風が入ってくる中で、デカ目の音量で音楽を聴いている瞬間をイメージして作りました。その時間こそドライブの醍醐味だと私は思っていて、そんな好きな気持ちを表現できたらと製作しました。ドラマーとしてサウンド面で気をつけたことはありますか?
ジャスティン:この曲はテンポが早く疾走感のある曲で、若さとか爽やかさが表現されています。“若さを表現”って意味だと、本当にバカみたいにドラムを叩いているっていう。フィルに関しては勢いだけ叩くような雰囲気というか。
ジャスティン:そうだね。今回のEPに収録された5曲はいろんな自分たちを詰め込んだ感じかな。
比喩根:『BYE BYE』は前向きな曲なんだけど、私が曲を書いているので、どこか後ろ向きな雰囲気もあるんです。でも、そこは今後も変わらないと思うし、それこそがchilldspotの魅力って言ってもらえてるのはうれしい。そういう諸々が詰まった曲なんだと思って、ぜひ聴いてください。
「こういうアーティストになりたい」Nulbarichの影響
完成度の高い楽曲や幅広い音楽性で話題を集めているchilldspot。そんな彼女たちのルーツとなる1曲は?ジャスティン:僕らのルーツの1曲はNulbarich(ナルバリッチ)の『Ordinary』です。ということで何で選んだのでしょうか?
比喩根:chilldspotは曲のジャンルの幅が広めなので、いろんな方の音楽に影響を受けているんですけど、その中でも結成した当初「こういうアーティストになりたいよね」という話し合いのときにNulbarichさんの名前があがっていて。日本の音楽シーンの中でジャンル感も含めて、センスで勝負しにいっている感じが、芯があってかっこいいと思ったんです。そういう部分は影響を受けていますね。ちなみにこの曲はジャスティンがセレクトしてくれました。
ジャスティン:僕はこのバンドを組む前から、Nulbarichさんが好きで、曲を聴くようになったきっかけは友だちからのレコメンドだったんですけど、その曲が『Ordinary』でした。個人的な思い出も含めて選びましたね。今聴いても良いなって思います。カッコいい。
比喩根:ビート感だったり、曲に対する向き合い方はchilldspotも影響を受けていると思います。
ジャスティン:個人的に僕らの楽曲『夜の探検』は『Ordinary』と似たような方向性を感じます。本当にいい曲なんで、ぜひ聴いていただければと思います。
結成から約3年、高いセンスを感じる楽曲を世に放ち話題を集めるchilldspot。そういった意味でもハイセンスな創造性を武器にオーディエンスを魅了する、Nulbarichの楽曲との出会いは大きかったようだ。
アーティストの話を通じて音楽との「まだ、ここにない、出会い。」をお届けするコーナー「RECRUIT OPPORTUNITY FOR MUSIC」は、J-WAVE『SONAR MUSIC』内で月曜~木曜の22時41分ごろからオンエア。Podcastでも配信しており、過去のオンエアがアーカイブされている。
【chilldspot 出演回のトークを聞く】
・Apple Podcastで聞く
前編/後編
・Spotifyで聞く
前編/後編
・公式ページ
https://www.j-wave.co.jp/original/sonarmusic/opportunity/
(構成=中山洋平)
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