岸井ゆきのが「優しい気持ちになれる」と語る曲は？

俳優の岸井ゆきのが、出演する映画について語り、リスナーにシェアしたい洋楽ナンバーを選んだ。

岸井が登場したのは、J-WAVEで放送中の番組『～JK RADIO～TOKYO UNITED』（ナビゲーター：ジョン・カビラ）のワンコーナー「PLAY IT LOUD!」。ここでは9月9日（金）のオンエアをテキストで紹介する。

SNSをきっかけに繰り広げられる、夫婦の壮絶なバトル

岸井は9月23日に公開の映画『犬も食わねどチャーリーは笑う』に出演する。同映画は、『箱入り息子の恋』や『台風家族』などを手がけた市井昌秀監督の最新作。 岸井：香取慎吾さん演じる田村裕次郎と、私演じる田村日和は、結婚4年目の夫婦で、見た目は円満夫婦というか、仲良しに見えます。しかし、実は夫婦内でいろいろあって、鈍感な夫にストレスを溜めた妻は、「旦那デスノート」という掲示板に夫の悪口を書きこみまくってストレスを発散しています。ある日、その「旦那デスノート」を裕次郎が見つけてしまって、そこから壮絶な夫婦喧嘩が始まる、という映画です。この作品は夫婦の話ではあるんですけど、世界のシステム的なことに疑問を持つという根源的なテーマもあるので、いろんな年代の方が見て、気づくことや学ぶこと、「こうだったな」と思うことがたくさんある映画だと思います。ぜひご覧ください。

映画の合間に見つけて･･･

岸井がリスナーとシェアしたい曲は、Bruno Major『Just The Same』。2017年リリースのデビューアルバム『A Song for Every Moon』の収録曲だ。 岸井：コロナの自粛期間にいろんな映画をずっと観ていたんですけど、ちょっと休憩したいときとかに音楽を掘っていたら、見つけました。どの曲もすごく好きで迷ったんですけど、自分の頭のなかで口ずさむことがいちばん多い歌で、耳馴染みがいいというか、心と頭にしみつくメロディだなと思います。忙しい毎日のなかで、1日の終わりにBruno Majorを聴くとすごく優しい気持ちになれるので、この曲にしました。

Bruno Majorはイギリスのシンガーソングライター。ジャズ、クラシックをルーツとし、セッションギタリストとしても活躍。その後、ソロアーティストとしてデビュー。2018年にはサム・スミスのUKツアーでオープニングアクトに抜擢されるなど、UKシーンにおいて注目すべき存在だ。

『～JK RADIO～ TOKYO UNITED』のワンコーナー「PLAY IT LOUD！」では、さまざまな分野で活躍するゲストが「今、一番好きな曲」「繰り返し聴いている曲」を紹介する。放送は毎週金曜の10時20分頃から。