TVプロデューサーの佐久間宣行さんが、言葉からの学びについて語った。
佐久間さんが登場したのはJ-WAVEで放送中の番組『STEP ONE』のワンコーナー「LISTEN AND LEARN」(ナビゲーター:サッシャ、ノイハウス萌菜)。ここでは8月22日(月)のオンエア内容をテキストで紹介する。
【radikoで聴く】
22日(月)OA分:https://radiko.jp/share/?sid=FMJ&t=20220822093530
23日(火)OA分:https://radiko.jp/share/?sid=FMJ&t=20220823093528
24日(水)OA分:https://radiko.jp/share/?sid=FMJ&t=20220824093524
25日(木)OA分:https://radiko.jp/share/?sid=FMJ&t=20220825093531
※それぞれ再生期限はオンエアの一週間後まで。
そんな佐久間さんが言葉からの学びについて語った月曜日。佐久間さんはプロデューサーとして、人の気持ちを動かし、気持ちのよい仕事をするために、人との関わりのなかで言葉の使い方や声のかけ方を意識しているそうだ。
佐久間:僕が仕事をするときいつも気をつけるのは、褒めるということです。褒めるという作業は一言でいうと簡単なんですけど、人のいいところを常に見つけようとすることにもつながります。そうすると、自分のチームや仕事相手のいい部分は何かを常に考えているリーダーになれます。そして、ものを頼むときにもただ「これをやってくれ」というのではなく、「あなたのこの部分を必要としているから、頼みたいんだ」と、褒めると同時に頼むだけで、人は喜んでいろんなことをやってくれるし、何倍もの力を出してくれることがありますから、褒めるのは最強のビジネススキルの1つだなと思っています。
佐久間さんが人を褒めるのには、また別の理由があるという。
佐久間:横柄な態度を取るのは、自分の気持ちが満足するかもしれませんが、結局コストが悪い。いろんな人の気持ちを踏んだうえで、自分の仕事のハードルも上がってきます。言葉ひとつで自分の仕事がやりやすくもなるし、やりにくくもなる。そんなふうに気をつけながら仕事をしています。
「褒めることは最強のビジネススキル。そして、横柄な態度はコストが悪い」と話す佐久間さんの言葉に対する考え方に、スタジオの2人も同意する。
ノイハウス:褒めること、大人になるとどんどんしなくなっちゃう気がしますね。
サッシャ:確かにな~。でも、褒めるって、無理やりしても嘘っぽくなるじゃないですか。だからおっしゃっていたように、褒めるためには常に人のいいところを見る。そうすると無理に褒めなくても、自然といいところが言葉に出ると思うので、それが「横柄な態度はコストが悪い」につながると思います。ついつい人のいやなところばかり見えちゃうけど、いいところを見ていこうということが重要だ、という話ですね。
ノイハウス:そうすると、仕事のやり方も変わりますよね。ポジティブな感じで全部を見られるというか。
サッシャ:で、言葉もポジティブになっていくから、人のいいところを見ようというということですね。
佐久間:くるりは音楽性もさることながら、歌詞の言葉の強度みたいなものに、常に影響されています。『JUBILEE』という曲の後半に入っている、悲しみや喜びを表す一行が、本当にしびれる歌詞でした。ぜひ聴いてください。
ノイハウス:感慨深いですね。二度、三度読んで考えちゃいます。
サッシャ:つまり、悲しみを経験していなければ、歓びという雫も自分のところには生まれてこない、ということですね。素敵な一言を教えていただきました。
佐久間さんは2022年4月に『佐久間宣行のずるい仕事術』(ダイヤモンド社)を出版。この日話してくれたような仕事スキルのほか、普通の人が特別になれる、62の仕事術も学べる1冊だ。
J-WAVE『STEP ONE』のワンコーナー「LISTEN AND LEARN」では、さまざまな業界のトップランナーが、これまでの経験から得た学びをシェアする。放送は月曜~木曜の9時35分ごろから。
佐久間さんが登場したのはJ-WAVEで放送中の番組『STEP ONE』のワンコーナー「LISTEN AND LEARN」(ナビゲーター:サッシャ、ノイハウス萌菜)。ここでは8月22日(月)のオンエア内容をテキストで紹介する。
【radikoで聴く】
22日(月)OA分:https://radiko.jp/share/?sid=FMJ&t=20220822093530
23日(火)OA分:https://radiko.jp/share/?sid=FMJ&t=20220823093528
24日(水)OA分:https://radiko.jp/share/?sid=FMJ&t=20220824093524
25日(木)OA分:https://radiko.jp/share/?sid=FMJ&t=20220825093531
※それぞれ再生期限はオンエアの一週間後まで。
最強のビジネススキルは「褒める」こと
2021年3月までテレビ東京に所属し、現在はフリーランスのテレビプロデューサーとして活躍する佐久間さん。人気番組『ゴッドタン』をはじめ、数多くの番組を手掛ける敏腕プロデューサーだ。そんな佐久間さんが言葉からの学びについて語った月曜日。佐久間さんはプロデューサーとして、人の気持ちを動かし、気持ちのよい仕事をするために、人との関わりのなかで言葉の使い方や声のかけ方を意識しているそうだ。
佐久間:僕が仕事をするときいつも気をつけるのは、褒めるということです。褒めるという作業は一言でいうと簡単なんですけど、人のいいところを常に見つけようとすることにもつながります。そうすると、自分のチームや仕事相手のいい部分は何かを常に考えているリーダーになれます。そして、ものを頼むときにもただ「これをやってくれ」というのではなく、「あなたのこの部分を必要としているから、頼みたいんだ」と、褒めると同時に頼むだけで、人は喜んでいろんなことをやってくれるし、何倍もの力を出してくれることがありますから、褒めるのは最強のビジネススキルの1つだなと思っています。
佐久間さんが人を褒めるのには、また別の理由があるという。
佐久間:横柄な態度を取るのは、自分の気持ちが満足するかもしれませんが、結局コストが悪い。いろんな人の気持ちを踏んだうえで、自分の仕事のハードルも上がってきます。言葉ひとつで自分の仕事がやりやすくもなるし、やりにくくもなる。そんなふうに気をつけながら仕事をしています。
「褒めることは最強のビジネススキル。そして、横柄な態度はコストが悪い」と話す佐久間さんの言葉に対する考え方に、スタジオの2人も同意する。
ノイハウス:褒めること、大人になるとどんどんしなくなっちゃう気がしますね。
サッシャ:確かにな~。でも、褒めるって、無理やりしても嘘っぽくなるじゃないですか。だからおっしゃっていたように、褒めるためには常に人のいいところを見る。そうすると無理に褒めなくても、自然といいところが言葉に出ると思うので、それが「横柄な態度はコストが悪い」につながると思います。ついつい人のいやなところばかり見えちゃうけど、いいところを見ていこうということが重要だ、という話ですね。
ノイハウス:そうすると、仕事のやり方も変わりますよね。ポジティブな感じで全部を見られるというか。
サッシャ:で、言葉もポジティブになっていくから、人のいいところを見ようというということですね。
言葉の強度にしびれる、くるりの1曲
佐久間さんには毎日、テーマにちなんだ楽曲も選んでもらった。この日、言葉にちなんだ曲として佐久間さんが選曲したのは、くるりの『JUBILEE』。ノイハウス:感慨深いですね。二度、三度読んで考えちゃいます。
サッシャ:つまり、悲しみを経験していなければ、歓びという雫も自分のところには生まれてこない、ということですね。素敵な一言を教えていただきました。
佐久間さんは2022年4月に『佐久間宣行のずるい仕事術』(ダイヤモンド社)を出版。この日話してくれたような仕事スキルのほか、普通の人が特別になれる、62の仕事術も学べる1冊だ。
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radikoで聴く
2022年8月29日28時59分まで
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番組情報
- STEP ONE
-
月・火・水・木曜9:00-13:00
-
サッシャ、ノイハウス萌菜