5人組ロックバンドのCody・Lee(李)が、音楽のルーツや、楽曲『世田谷代田』に込められた思いを明かした。
Cody・Lee(李)が登場したのは、J-WAVEで放送中の番組『SONAR MUSIC』内のコーナー「RECRUIT OPPORTUNITY FOR MUSIC」。オンエアは5月11日(水)、12日(木)。同コーナーでは、アーティストたちの自身の楽曲に込めた想いと、彼らのアーティスト人生に大きく影響を与えた楽曲との出会いの話を通じて、音楽との「まだ、ここにない、出会い。」をお届けする。
2021年には、これまでサポートベーシストとしてバンドを支えてきたニシマケイの正式加入が決定し、現在の5人組の形となった。5月25日にアルバム『心拍数とラヴレター、それと優しさ』でメジャーデビューすることが決定。メジャーデビュー前、最後のシングルであり、アルバムにも収録されるナンバー『世田谷代田』は「SONAR TRAX」にも選出されている楽曲だ。この曲でCody・Lee(李)は、どんな自分たちらしさを表現したのか?
高橋:『世田谷代田』は僕らにとってインディーズ最後のシングルということで、宅録というものに立ち返って制作しました。
力毅:出会った当初のことだったり、「当時はどうやってレコーディングしていたっけ?」など、さまざまな情景も思い出しながら、レコーディングに臨みました。“初心に帰る”じゃないですけど、曲の雰囲気からそういった部分が伝わればうれしいです。
高橋:歌詞でも『世田谷代田』という具体的な地名が出てきますけど、自分で言うのも恥ずかしいけど、癖になるメロディだと思うし、言葉の美しさ、優しさなんかも感じられるCody・Lee(李)らしい楽曲になっているんじゃないかなと思います。MVにもいろんな思いが込められていまして、そういうところも読み取っていただければ。
力毅:そんな中で、楽曲に込められた自分たちらしさはどこにあると思う?
高橋:Cody・Lee(李)らしさって何だろうと考えたときに、メンバーは音楽以外にもいろんなものが好きじゃないですか。ドラムの原さんはコーヒーが大好きだけど、コーヒーに含まれているカフェインには眠気を防ぐ作用があるって言われていて。
力毅:まぁそうですね。
高橋:だけど原さん、『世田谷代田』のレコーディングでは爆睡してましたよね。
力毅:してましたね。まぁ、なんというかそういうところはCody・Lee(李)らしさですかね。そんな睡眠力が楽曲にも出ていると思います(笑)。
高橋:うん、出てますね。ほかにもリノちゃんは読書好きで、ここ最近、ニシマさんは映画ばっかり見ています。あと筋トレもしてますよね。その映画も筋肉がたくさん登場するアクション作品ばかり見てるんでしょ?
力毅:ははは(笑)。
高橋:そんな風に、ムキムキになっていくニシマさんにも注目していただけたらと思います。『世田谷代田』は次のステップであるメジャーに進むタイミングで発表する作品にも収録されるし、ここからまた成長したCody・Lee(李)をお届けできたらと思っています。
高橋:我々のルーツとなる1曲はLOWPOPLTD.の『Ultra』です。この曲がルーツと表立って言ってこなかったと思いますけど、Cody・Lee(李)結成初期の頃は、さまざまな宅録アーティストの音を聴いていました。その当時に力毅と「これかっこよくない?」という話をしていて。LOWPOPLTD.は、たくさん聴いたアーティストの内のひとつだよね。
力毅:そうだね。でも僕は、響に教えてもらうまでは知らなくて。それこそ僕らの『キャスパー』という楽曲に<誰に教えてもらって/好きになったとかは/知りたくないんだよ>という歌詞があるんですけど、『Ultra』がそうなんです。宅録というものがどういうところから始まったのかというルーツを知るきっかけにもなった曲だと思います。
高橋:LOWPOPLTD.は1度だけ渋谷のスタジオでライブをやっているのを観に行ったんですけど、すごくバンド然としたライブをしていて、そこはCody・Lee(李)と共通する部分だと思っています。音源では宅録っぽさを出しながら、ライブはバンド然としていてね。
力毅:数多く影響を受けたミュージシャンがいる中で、あえてのこの曲ということですね。
高橋:そうだね。
数多くの楽曲を聞く中で出会った、宅録という手法。メジャーデビューという転機の前に改めて向き合うことで、自分たちらしさを強化しながら彼らは成長していく。
アーティストの話を通じて音楽との「まだ、ここにない、出会い。」をお届けするコーナー「RECRUIT OPPORTUNITY FOR MUSIC」は、J-WAVE『SONAR MUSIC』内で月曜~木曜の22時41分ごろからオンエア。Podcastでも配信しており、過去のオンエアがアーカイブされている。
・公式ページ
https://www.j-wave.co.jp/original/sonarmusic/opportunity/
(構成=中山洋平)
Cody・Lee(李)が登場したのは、J-WAVEで放送中の番組『SONAR MUSIC』内のコーナー「RECRUIT OPPORTUNITY FOR MUSIC」。オンエアは5月11日(水)、12日(木)。同コーナーでは、アーティストたちの自身の楽曲に込めた想いと、彼らのアーティスト人生に大きく影響を与えた楽曲との出会いの話を通じて、音楽との「まだ、ここにない、出会い。」をお届けする。
「宅録」に立ち返って制作
Cody・Lee(李)は、高橋響(Vo, Gt)、尾崎リノ(Vo, Ag)、力毅(Gt, Cho)、ニシマケイ(Ba, Cho)、原汰輝(Dr, Cho)からなるバンド。2018年に高橋を中心に大学の友人同士で結成された。東京・下北沢BASEMENT BARを拠点にライブを行い、人気を拡大していく中で、2020年にソロシンガーソングライターとしても活躍する尾崎リノが正式加入。その後に、自主レーベル「sakuramachi records」を設立した。2021年には、これまでサポートベーシストとしてバンドを支えてきたニシマケイの正式加入が決定し、現在の5人組の形となった。5月25日にアルバム『心拍数とラヴレター、それと優しさ』でメジャーデビューすることが決定。メジャーデビュー前、最後のシングルであり、アルバムにも収録されるナンバー『世田谷代田』は「SONAR TRAX」にも選出されている楽曲だ。この曲でCody・Lee(李)は、どんな自分たちらしさを表現したのか?
高橋:『世田谷代田』は僕らにとってインディーズ最後のシングルということで、宅録というものに立ち返って制作しました。
力毅:出会った当初のことだったり、「当時はどうやってレコーディングしていたっけ?」など、さまざまな情景も思い出しながら、レコーディングに臨みました。“初心に帰る”じゃないですけど、曲の雰囲気からそういった部分が伝わればうれしいです。
高橋:歌詞でも『世田谷代田』という具体的な地名が出てきますけど、自分で言うのも恥ずかしいけど、癖になるメロディだと思うし、言葉の美しさ、優しさなんかも感じられるCody・Lee(李)らしい楽曲になっているんじゃないかなと思います。MVにもいろんな思いが込められていまして、そういうところも読み取っていただければ。
力毅:そんな中で、楽曲に込められた自分たちらしさはどこにあると思う?
高橋:Cody・Lee(李)らしさって何だろうと考えたときに、メンバーは音楽以外にもいろんなものが好きじゃないですか。ドラムの原さんはコーヒーが大好きだけど、コーヒーに含まれているカフェインには眠気を防ぐ作用があるって言われていて。
力毅:まぁそうですね。
高橋:だけど原さん、『世田谷代田』のレコーディングでは爆睡してましたよね。
力毅:してましたね。まぁ、なんというかそういうところはCody・Lee(李)らしさですかね。そんな睡眠力が楽曲にも出ていると思います(笑)。
高橋:うん、出てますね。ほかにもリノちゃんは読書好きで、ここ最近、ニシマさんは映画ばっかり見ています。あと筋トレもしてますよね。その映画も筋肉がたくさん登場するアクション作品ばかり見てるんでしょ?
力毅:ははは(笑)。
高橋:そんな風に、ムキムキになっていくニシマさんにも注目していただけたらと思います。『世田谷代田』は次のステップであるメジャーに進むタイミングで発表する作品にも収録されるし、ここからまた成長したCody・Lee(李)をお届けできたらと思っています。
宅録のルーツを知るきっかけとなった曲との出会い
元々は“宅録プロジェクト”としてスタートした、Cody・Lee(李)。「宅録というものが、どういうところから始まったのか」を知るきっかけとなった楽曲との出会いを振り返ってもらった。高橋:我々のルーツとなる1曲はLOWPOPLTD.の『Ultra』です。この曲がルーツと表立って言ってこなかったと思いますけど、Cody・Lee(李)結成初期の頃は、さまざまな宅録アーティストの音を聴いていました。その当時に力毅と「これかっこよくない?」という話をしていて。LOWPOPLTD.は、たくさん聴いたアーティストの内のひとつだよね。
力毅:そうだね。でも僕は、響に教えてもらうまでは知らなくて。それこそ僕らの『キャスパー』という楽曲に<誰に教えてもらって/好きになったとかは/知りたくないんだよ>という歌詞があるんですけど、『Ultra』がそうなんです。宅録というものがどういうところから始まったのかというルーツを知るきっかけにもなった曲だと思います。
高橋:LOWPOPLTD.は1度だけ渋谷のスタジオでライブをやっているのを観に行ったんですけど、すごくバンド然としたライブをしていて、そこはCody・Lee(李)と共通する部分だと思っています。音源では宅録っぽさを出しながら、ライブはバンド然としていてね。
力毅:数多く影響を受けたミュージシャンがいる中で、あえてのこの曲ということですね。
高橋:そうだね。
数多くの楽曲を聞く中で出会った、宅録という手法。メジャーデビューという転機の前に改めて向き合うことで、自分たちらしさを強化しながら彼らは成長していく。
アーティストの話を通じて音楽との「まだ、ここにない、出会い。」をお届けするコーナー「RECRUIT OPPORTUNITY FOR MUSIC」は、J-WAVE『SONAR MUSIC』内で月曜~木曜の22時41分ごろからオンエア。Podcastでも配信しており、過去のオンエアがアーカイブされている。
・公式ページ
https://www.j-wave.co.jp/original/sonarmusic/opportunity/
(構成=中山洋平)
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