ASIAN KUNG-FU GENERATIONの後藤正文が、最新アルバムの制作エピソードを語り、結成25周年を一問一答形式で振り返った。
後藤が登場したのは、J-WAVEで放送中の番組『STEP ONE』のワンコーナー「MUSIC+1」(ナビゲーター:サッシャ・ノイハウス萌菜)。3月29日(火)のオンエア内容をテキストで紹介する。
ノイハウス:結成25周年を経てのニューアルバムですが、そこも意識されて作られたんですか?
後藤:25周年ってのも大きかったんですけど、10枚目のアルバムって部分も大きいです。「もう10枚!?」とメンバー一同感慨深くなりましたね。
サッシャ:アルバムのタイトル、面白いですね。
後藤:その言葉自体がどういう意味を持つか、ちょっと複雑な言葉にはなっちゃいましたね。惑星のことなのか、人々に呼び掛けているのかみたいな。そんなタイトルが今にふさわしいのかなと思って考えました。
サッシャ:地球全体で一つの課題を乗り越えている感じもあるんですが、そういうメッセージは歌詞に込められているんですか?
後藤:そうですね。(世の中は)分断する材料ばかり目立ちますけど、音楽にはまったく知らない人同士が一瞬「ここ最高だよね」と感じ合える共通項があると思っているんですね。そんな気持ちを込めてアルバムを作りました。
サッシャ:わかるなあ。声を出せない状況でも、ライブ会場に行くと共感を感じますよね。
後藤:そうなんですよ。
サッシャ:「音楽が好きってことで繋がっている」を確認するためにライブ会場に行っているところもありますからね。
後藤:本当にそう思います。
アルバムには羊文学の塩塚モエカ、chelmicoのRachel、ROTH BART BARONの三船雅也といった、豪華アーティストたちが参加している。
ノイハウス:どういう人選なんですか?
後藤:僕の好きなミュージシャンですし、「一緒に音楽を作ってみたいな」と思う人に声をかけて制作しました。
サッシャ:羊文学、いいバンドですよねえ。
後藤:いいですね。ギターの音も声もバンドのアンサンブルも素晴らしいと思います。
サッシャ:塩塚さんの魅力はどんなところにありますか?
後藤:天真爛漫な感じもあるんですけど、芯にはしっかりとした意志というか、やりたいことがはっきりとあるところが素敵だなと思います。
後藤は、アルバム収録曲『触れたい 確かめたい(feat. 塩塚モエカ)』の制作エピソードを語った。
後藤:歌うとき、塩塚さんには男性目線の歌詞を歌ってもらったんですよ。塩塚さんとは「ジェンダーとかいろいろをひっくり返したい。視点を複雑にしたいので立場を変えて歌いたいんだよね」って話をしました。
サッシャ:今の時代観に沿っているなと感じます。
若いアーティストたちと関わることでバンドの刺激に繋がると後藤は語る。
後藤:フレッシュなアイディアは素晴らしいですよ。
サッシャ:25年間バンドをやっていると、外部から新しいもの受けたいという思いがあるんですね?
後藤:もちろんあります。
サッシャ:いいですね!
・バンドをやっていて一番嬉しかったことは?
後藤:フジロックフェスティバルに出られたことですね。
・バンドにとってのターニングポイントは?
後藤:東日本大震災です。
・ASIAN KUNG-FU GENERATIONで一番好きな曲は?
後藤:『ボーイズ&ガールズ』です。
・忘れられないライブのハプニングは?
後藤:ペルーのライブで本番前に停電したとき。
・憧れのライブ会場は?
後藤:コーチェラ・フェスティバル。もしくはグラストンベリー・フェスティバルという海外のフェスですね。
・25年間で一番驚いた体の変化は?
後藤:最近、息の吸い方を変えたら声が続くようになりました。
サッシャ:キャリア25年で息の吸い方が変わったの!?
後藤:はい。僕は昔管楽器をやっていて、腹式呼吸で歌っていたんですけども、新しいボイトレに通ってからやめたんですね。吸ったときにお腹を引っ込めるようにしたんですよ。
サッシャ:お腹じゃなくて肺が膨らむ感じになりますね。
後藤:そうです。息を吐くときもお腹をへこませるようにしています。そうすることで肺の上のほうに空気が入るんで、息が長くなるんですね。
サッシャ:喋るのにも役立つのかな。やってみようかなあ。
ASIAN KUNG-FU GENERATIONは5月から全国ツアー「ASIAN KUNG-FU GENERATION Tour 2022 “プラネットフォークス”」を開催。会場やチケットの詳細は公式ページをチェック。
ASIAN KUNG-FU GENERATIONの最新情報は、公式サイトまたは、オフィシャルTwitterまで。
J-WAVE『STEP ONE』のワンコーナー「MUSIC+1」では、ゲストとして毎回話題のミュージシャンが登場する。放送は月曜~木曜の12時30分頃から。
後藤が登場したのは、J-WAVEで放送中の番組『STEP ONE』のワンコーナー「MUSIC+1」(ナビゲーター:サッシャ・ノイハウス萌菜)。3月29日(火)のオンエア内容をテキストで紹介する。
アルバム『プラネットフォークス』の制作秘話
ASIAN KUNG-FU GENERATIONは3月30日(水)、アルバム『プラネットフォークス』をリリースした。ノイハウス:結成25周年を経てのニューアルバムですが、そこも意識されて作られたんですか?
後藤:25周年ってのも大きかったんですけど、10枚目のアルバムって部分も大きいです。「もう10枚!?」とメンバー一同感慨深くなりましたね。
サッシャ:アルバムのタイトル、面白いですね。
後藤:その言葉自体がどういう意味を持つか、ちょっと複雑な言葉にはなっちゃいましたね。惑星のことなのか、人々に呼び掛けているのかみたいな。そんなタイトルが今にふさわしいのかなと思って考えました。
サッシャ:地球全体で一つの課題を乗り越えている感じもあるんですが、そういうメッセージは歌詞に込められているんですか?
後藤:そうですね。(世の中は)分断する材料ばかり目立ちますけど、音楽にはまったく知らない人同士が一瞬「ここ最高だよね」と感じ合える共通項があると思っているんですね。そんな気持ちを込めてアルバムを作りました。
サッシャ:わかるなあ。声を出せない状況でも、ライブ会場に行くと共感を感じますよね。
後藤:そうなんですよ。
サッシャ:「音楽が好きってことで繋がっている」を確認するためにライブ会場に行っているところもありますからね。
後藤:本当にそう思います。
アルバムには羊文学の塩塚モエカ、chelmicoのRachel、ROTH BART BARONの三船雅也といった、豪華アーティストたちが参加している。
ノイハウス:どういう人選なんですか?
後藤:僕の好きなミュージシャンですし、「一緒に音楽を作ってみたいな」と思う人に声をかけて制作しました。
サッシャ:羊文学、いいバンドですよねえ。
後藤:いいですね。ギターの音も声もバンドのアンサンブルも素晴らしいと思います。
サッシャ:塩塚さんの魅力はどんなところにありますか?
後藤:天真爛漫な感じもあるんですけど、芯にはしっかりとした意志というか、やりたいことがはっきりとあるところが素敵だなと思います。
後藤は、アルバム収録曲『触れたい 確かめたい(feat. 塩塚モエカ)』の制作エピソードを語った。
後藤:歌うとき、塩塚さんには男性目線の歌詞を歌ってもらったんですよ。塩塚さんとは「ジェンダーとかいろいろをひっくり返したい。視点を複雑にしたいので立場を変えて歌いたいんだよね」って話をしました。
サッシャ:今の時代観に沿っているなと感じます。
若いアーティストたちと関わることでバンドの刺激に繋がると後藤は語る。
後藤:フレッシュなアイディアは素晴らしいですよ。
サッシャ:25年間バンドをやっていると、外部から新しいもの受けたいという思いがあるんですね?
後藤:もちろんあります。
サッシャ:いいですね!
呼吸法を変えて息が長続きするようになった
番組では後藤に一問一答形式で次々と質問。後藤は結成25周年に関する質問に答えた。・バンドをやっていて一番嬉しかったことは?
後藤:フジロックフェスティバルに出られたことですね。
・バンドにとってのターニングポイントは?
後藤:東日本大震災です。
・ASIAN KUNG-FU GENERATIONで一番好きな曲は?
後藤:『ボーイズ&ガールズ』です。
・忘れられないライブのハプニングは?
後藤:ペルーのライブで本番前に停電したとき。
・憧れのライブ会場は?
後藤:コーチェラ・フェスティバル。もしくはグラストンベリー・フェスティバルという海外のフェスですね。
・25年間で一番驚いた体の変化は?
後藤:最近、息の吸い方を変えたら声が続くようになりました。
サッシャ:キャリア25年で息の吸い方が変わったの!?
後藤:はい。僕は昔管楽器をやっていて、腹式呼吸で歌っていたんですけども、新しいボイトレに通ってからやめたんですね。吸ったときにお腹を引っ込めるようにしたんですよ。
サッシャ:お腹じゃなくて肺が膨らむ感じになりますね。
後藤:そうです。息を吐くときもお腹をへこませるようにしています。そうすることで肺の上のほうに空気が入るんで、息が長くなるんですね。
サッシャ:喋るのにも役立つのかな。やってみようかなあ。
ASIAN KUNG-FU GENERATIONは5月から全国ツアー「ASIAN KUNG-FU GENERATION Tour 2022 “プラネットフォークス”」を開催。会場やチケットの詳細は公式ページをチェック。
ASIAN KUNG-FU GENERATIONの最新情報は、公式サイトまたは、オフィシャルTwitterまで。
J-WAVE『STEP ONE』のワンコーナー「MUSIC+1」では、ゲストとして毎回話題のミュージシャンが登場する。放送は月曜~木曜の12時30分頃から。
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2022年4月5日28時59分まで
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番組情報
- STEP ONE
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月・火・水・木曜9:00-13:00