ダンスボーカルグループ・FAKYのTakiと音楽ライターの新谷洋子さんがジャスティンビーバーの歩みを振り返った。
二人が登場したのはJ-WAVEで放送中の番組『SONAR MUSIC』(ナビゲーター:あっこゴリラ)。番組では、毎回ゲストを迎え、様々なテーマを掘り下げていく。ここでは、「ジャスティン・ビーバー大解剖!」をテーマにお届けした、3月23日(火)のオンエア内容をテキストで紹介する。
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ゲストには、ダンスボーカルグループFAKYのTakiとジャスティンに関する記事を数多く執筆し、本人へのインタビュー経験もある音楽ライターの新谷洋子さんが登場。
1994年カナダ生まれ、現在27歳のジャスティン・ビーバー。12歳のころ、YouTubeにアップしたパフォーマンス映像が瞬く間に5000万再生を突破し、「Def Jam」と契約。2010年、15歳の時に『Baby』でデビュー。その後、1stアルバム『My World 2.0』が全米チャート通算3週1位を獲得し、一気にトップアーティストの仲間入りを果たす。
10代で5作品が全米1位となった最年少記録を樹立するなど人気を確立する一方、ツアー中に各地で騒ぎを起こすなど、スキャンダル面も強く報じられるように。そんななか、2015年、ディプロとスクリレックスのユニット「ジャック・ユー」の『Where Are Ü Now』に客演。世界規模のヒットを記録し、自身初のグラミー賞を受賞。そして、日本のCM曲にもなった『What Do You Mean? 』や『Sorry』などを収録し、音楽的にも成長した4枚目のアルバム『Purpose』で完全復活。
デビューまもなく果敢に挑戦してきたコラボレーションも加速し、2017年にはルイス・フォンシとダディー・ヤンキーによる『Despacito』のリミックスで全米チャート16週1位を獲得。そしてコロナ禍に制作された6枚目となるアルバム『Justice』は、Apple Musicアルバムチャートで107ヵ国で1位になるなどその勢いは止まらない。
あっこゴリラ:すごい人気というのは間違いないのですが、なぜここまでに人気を維持できているのでしょうか?
新谷:デビューした瞬間から大人気だったので、どう答えていいのかわからないのですが、その人気を維持できたのは、未完成な状態でデビューしたので、ファンにとって、一緒に成長していける存在だったからだと思います。あとは今のところライバルが現れてないってことも大きいですし、ひとり勝ちしてるかなって思いますね。
あっこゴリラ:なるほど~。ガチファンのTakiさんは、ジャスティンのどこにまず惹かれたんですか?
Taki:当時9歳だった女の子としては、はじめはもう顔。本当にかわいかったです。そこからめちゃくちゃ音楽が好きになっちゃって、歌詞もギュンってきちゃって。もう止まらなかったですね。プライベートもいろいろあったけど、ずっと応援したくなります。
あっこゴリラ:恋をさせ続けるっていうのも、本当にすごいですよね。
ここで番組では、ジャスティン・ビーバーのデビュー曲『One Time』をオンエアした。
【Justin Bieber『One Time』を聴く】
あっこゴリラ:デビュー当時、どんなところが衝撃的だったのでしょうか?
新谷:やはり声ですよね。歌唱力も抜群で、このときにこの声っていうのは衝撃的でしたし、YouTubeから新人が出てくるって今でこそ普通ですが、当時はジャスティンが初めてだったと思うんです。それでブレイクしたわけですから、“そんなことってあるんだ! ”ってことで話題になりましたね。
あっこゴリラ:それまでアイコン的な男の子っていなかったですもんね。確かに、SNSドリームみたいなのって今では当たり前ではありますけど、ジャスティン・ビーバーが先駆けだったってことですよね。
新谷:そうですね。
あっこゴリラ:そんな期待値が大きかったなかでリリースして、かましたっていうのは本当にすごいな~。その後、2010年に1stアルバム『My World 2.0』もリリースして大ヒットしますが、Takiさんはこのアルバムに特に思い入れが強いそうですね。
Taki:リリースしたときは、並んで買いました! そこから毎日部屋の中でかけていたし、学校行くときもずっとカバンの中に入れて持っていってました。
【Justin Bieber『Somebody To Love』を聴く】
あっこゴリラ:当時ジャスティンはどんな状況だったんですか?
新谷:要は反抗期みたいな感じだったと思うんですけど、2012年の2ndアルバム『Believe』のツアー中からスキャンダルを多発します。もともとカナダの小さな町で育ったごく普通の少年が、準備段階を踏まずにいきなりスーパースターになるという劇的な環境の変化が大きなプレッシャーとなり、ここにきてフラストレーションが限界に達したのではないかなと思います。
あっこゴリラ:でもそうなるよな~って思いますよね。突然大スターになっちゃって、規模も桁違いだし、パパラッチも相当だったと思うんですよ。Takiさんは、そのころのジャスティンをどう見ていましたか?
Taki:私は、ジャスティンも一人の人間だからそういうこともあると思うし、ジャスティン自身もインタビューで「15歳にこんなお金あげたら、こうなります」みたいなこと言ってましたね。そのときは周りの大人もいい感じじゃなかったし、プレッシャーもあっただろうし、いろいろ混ぜたらそうなるっていうか、私はファンとしてなんとなく彼の気持ちがわかりました。
あっこゴリラ:素敵! もうファンの鏡だね。でも、もしかしたらそういうファンがいたからジャスティンも腐らずにいれたのかもしれないよね。新谷さん、そこからジャスティンはどのように復活したのでしょうか?
新谷:その後、自分がファンの信頼を裏切って、人生の危機に直面していることを悟り、日記風に毎週1曲ずつ新曲を書いて発表する企画「New Music Monday」をスタートします。2015年頭くらいには、自分の言葉でファンに対して謝罪文を公開し、インタビューなどでも自分の言葉でちゃんと説明をして、もう一度みんなの信頼を取り戻していきます。そして、発表したのが4枚目のアルバム『Purpose』です。
【Justin Bieber『Heartbreaker』を聴く】
その後、2015年のアルバム『Purpose』で世界各地で1位を獲得。
あっこゴリラ:このアルバムで完全カムバックとなりますが、新谷さんは当時このアルバムをどのように聴きましたか?
新谷:しばらくトラブルが続いた後、彼が心機一転して再スタートを切った作品で、とにかくいい曲ばっかりだなということに尽きると思います。トレンドを反映させてダンス系のプロダクションを取り入れる一方、フォーキーなバラードを歌ったりと、ジャンルレスなポップ・アルバムに仕上がっていて、シンガーとしてどんな曲でも自分のものにできるフレキシブルな表現力を見せつけています。
あっこゴリラ:このアルバムでジャスティンはどう変化したのでしょうか?
新谷:反省するべきところは謙虚に反省し、未来にポジティブな視線を投げかけるという、まさにターニングポイントに立つ彼を描いていて、“ああ、彼はこの先も長く活動して成長するんだろうな”と思わせてくれました。
【Justin Bieber『Love Yourself』を聴く】
あっこゴリラ:近年の注目コラボ曲はありますか?
新谷:ジャスティンは昔からカントリーミュージシャンともコラボをしているのですが、そのなかでも2019年にカントリー・デュオ「ダン+シェイ」とコラボした『10,000 Hours』というシングル曲です。この曲で、ジャスティンは初めてカントリーチャートでもナンバーワンを獲得します。
あっこゴリラ:すごい! しかも、グラミー賞で最優秀カントリー・デュオ/グループ・パフォーマンス部門を受賞してるっていう。
新谷:そうなんです!
あっこゴリラ:コラボもできちゃうから強いよね~。大量のコラボのなかでTakiさんが特に好きな曲は何ですか?
Taki:めちゃくちゃ難しい質問(笑)。一番覚えているのは、ジェイデン・スミスとコラボした『Never Say Never』です。
【Justin Bieber『Never Say Never ft. Jaden Smith』を聴く】
あっこゴリラ:新谷さんの注目したいコラボ曲も教えてください!
新谷:ファーストアルバムに入っていた『Runaway Love』という曲のカニエ・ウェストによるリミックスで、ウータン・クランのレイクウォンというラッパーをフィーチャーした曲です。そもそもはウータン・クランの『Wu-Tang Clan Ain't Nuthing Ta F' Wit』とのマッシュアップで、カニエ×レイクウォンのラップに、ジャスティンがフックを歌っているように聴こえるんですが、ハイトーンボイスで歌うティーン・アイドル時代のジャスティンと、何をやっても革新的だった時期のカニエが出会う、あとにも先にもないマジカルなコラボ曲になっています。
【Justin Bieber『Runaway Love Kanye West Remix』を聴く】
そんなジャスティン・ビーバーは、2021年3月、6枚目のアルバム『Justice』をリリース。Apple Musicアルバムチャートで、107ヵ国で1位を獲得した。
番組では、新作から『Somebody』をオンエア。
【Justin Bieber『Somebody』を聴く】
あっこゴリラ:現在のジャスティンは、どんなモードだと感じますか?
新谷:人の役に立ちたいモードかなって思います。最近は自分の体験を踏まえて後輩アーティストたちを助けようとするようなことを積極的にやっています。『Monster』で共演したショーン・メンデスもその1人です。自分がすごく影響力をもっているスターだからこそ、その影響力をポジティブなことに役立てたいっていう意識も最近のジャスティンからすごく感じます。
あっこゴリラ:精神的にもどんどん成長してるってことですね。なんかもう付け入る隙がないですね(笑)。
【Shawn Mendes, Justin Bieber『Monster』を聴く】
J-WAVE『SONAR MUSIC』は月~木の22:00-24:00にオンエア。
二人が登場したのはJ-WAVEで放送中の番組『SONAR MUSIC』(ナビゲーター:あっこゴリラ)。番組では、毎回ゲストを迎え、様々なテーマを掘り下げていく。ここでは、「ジャスティン・ビーバー大解剖!」をテーマにお届けした、3月23日(火)のオンエア内容をテキストで紹介する。
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ジャスティン・ビーバーがデビュー即大ヒットした理由
通称21世紀のキング・オブ・ポップといわれるジャスティン・ビーバー。番組では、「ジャスティン・ビーバー大解剖!」と題し、彼の存在を解き明かしていった。ゲストには、ダンスボーカルグループFAKYのTakiとジャスティンに関する記事を数多く執筆し、本人へのインタビュー経験もある音楽ライターの新谷洋子さんが登場。
1994年カナダ生まれ、現在27歳のジャスティン・ビーバー。12歳のころ、YouTubeにアップしたパフォーマンス映像が瞬く間に5000万再生を突破し、「Def Jam」と契約。2010年、15歳の時に『Baby』でデビュー。その後、1stアルバム『My World 2.0』が全米チャート通算3週1位を獲得し、一気にトップアーティストの仲間入りを果たす。
10代で5作品が全米1位となった最年少記録を樹立するなど人気を確立する一方、ツアー中に各地で騒ぎを起こすなど、スキャンダル面も強く報じられるように。そんななか、2015年、ディプロとスクリレックスのユニット「ジャック・ユー」の『Where Are Ü Now』に客演。世界規模のヒットを記録し、自身初のグラミー賞を受賞。そして、日本のCM曲にもなった『What Do You Mean? 』や『Sorry』などを収録し、音楽的にも成長した4枚目のアルバム『Purpose』で完全復活。
デビューまもなく果敢に挑戦してきたコラボレーションも加速し、2017年にはルイス・フォンシとダディー・ヤンキーによる『Despacito』のリミックスで全米チャート16週1位を獲得。そしてコロナ禍に制作された6枚目となるアルバム『Justice』は、Apple Musicアルバムチャートで107ヵ国で1位になるなどその勢いは止まらない。
あっこゴリラ:すごい人気というのは間違いないのですが、なぜここまでに人気を維持できているのでしょうか?
新谷:デビューした瞬間から大人気だったので、どう答えていいのかわからないのですが、その人気を維持できたのは、未完成な状態でデビューしたので、ファンにとって、一緒に成長していける存在だったからだと思います。あとは今のところライバルが現れてないってことも大きいですし、ひとり勝ちしてるかなって思いますね。
あっこゴリラ:なるほど~。ガチファンのTakiさんは、ジャスティンのどこにまず惹かれたんですか?
Taki:当時9歳だった女の子としては、はじめはもう顔。本当にかわいかったです。そこからめちゃくちゃ音楽が好きになっちゃって、歌詞もギュンってきちゃって。もう止まらなかったですね。プライベートもいろいろあったけど、ずっと応援したくなります。
あっこゴリラ:恋をさせ続けるっていうのも、本当にすごいですよね。
ここで番組では、ジャスティン・ビーバーのデビュー曲『One Time』をオンエアした。
【Justin Bieber『One Time』を聴く】
あっこゴリラ:デビュー当時、どんなところが衝撃的だったのでしょうか?
新谷:やはり声ですよね。歌唱力も抜群で、このときにこの声っていうのは衝撃的でしたし、YouTubeから新人が出てくるって今でこそ普通ですが、当時はジャスティンが初めてだったと思うんです。それでブレイクしたわけですから、“そんなことってあるんだ! ”ってことで話題になりましたね。
あっこゴリラ:それまでアイコン的な男の子っていなかったですもんね。確かに、SNSドリームみたいなのって今では当たり前ではありますけど、ジャスティン・ビーバーが先駆けだったってことですよね。
新谷:そうですね。
あっこゴリラ:そんな期待値が大きかったなかでリリースして、かましたっていうのは本当にすごいな~。その後、2010年に1stアルバム『My World 2.0』もリリースして大ヒットしますが、Takiさんはこのアルバムに特に思い入れが強いそうですね。
Taki:リリースしたときは、並んで買いました! そこから毎日部屋の中でかけていたし、学校行くときもずっとカバンの中に入れて持っていってました。
【Justin Bieber『Somebody To Love』を聴く】
スランプからの復活! 2015年のジャスティン・ビーバー
2015年にリリースした4枚目のアルバム『Purpose』。『What Do You Mean?』や『Sorry』など、彼の代表曲が詰まった作品で大ヒットを記録することになるが、これ以前はジャスティンにとって少しスランプの時期となっていた。あっこゴリラ:当時ジャスティンはどんな状況だったんですか?
新谷:要は反抗期みたいな感じだったと思うんですけど、2012年の2ndアルバム『Believe』のツアー中からスキャンダルを多発します。もともとカナダの小さな町で育ったごく普通の少年が、準備段階を踏まずにいきなりスーパースターになるという劇的な環境の変化が大きなプレッシャーとなり、ここにきてフラストレーションが限界に達したのではないかなと思います。
あっこゴリラ:でもそうなるよな~って思いますよね。突然大スターになっちゃって、規模も桁違いだし、パパラッチも相当だったと思うんですよ。Takiさんは、そのころのジャスティンをどう見ていましたか?
Taki:私は、ジャスティンも一人の人間だからそういうこともあると思うし、ジャスティン自身もインタビューで「15歳にこんなお金あげたら、こうなります」みたいなこと言ってましたね。そのときは周りの大人もいい感じじゃなかったし、プレッシャーもあっただろうし、いろいろ混ぜたらそうなるっていうか、私はファンとしてなんとなく彼の気持ちがわかりました。
あっこゴリラ:素敵! もうファンの鏡だね。でも、もしかしたらそういうファンがいたからジャスティンも腐らずにいれたのかもしれないよね。新谷さん、そこからジャスティンはどのように復活したのでしょうか?
新谷:その後、自分がファンの信頼を裏切って、人生の危機に直面していることを悟り、日記風に毎週1曲ずつ新曲を書いて発表する企画「New Music Monday」をスタートします。2015年頭くらいには、自分の言葉でファンに対して謝罪文を公開し、インタビューなどでも自分の言葉でちゃんと説明をして、もう一度みんなの信頼を取り戻していきます。そして、発表したのが4枚目のアルバム『Purpose』です。
【Justin Bieber『Heartbreaker』を聴く】
その後、2015年のアルバム『Purpose』で世界各地で1位を獲得。
あっこゴリラ:このアルバムで完全カムバックとなりますが、新谷さんは当時このアルバムをどのように聴きましたか?
新谷:しばらくトラブルが続いた後、彼が心機一転して再スタートを切った作品で、とにかくいい曲ばっかりだなということに尽きると思います。トレンドを反映させてダンス系のプロダクションを取り入れる一方、フォーキーなバラードを歌ったりと、ジャンルレスなポップ・アルバムに仕上がっていて、シンガーとしてどんな曲でも自分のものにできるフレキシブルな表現力を見せつけています。
あっこゴリラ:このアルバムでジャスティンはどう変化したのでしょうか?
新谷:反省するべきところは謙虚に反省し、未来にポジティブな視線を投げかけるという、まさにターニングポイントに立つ彼を描いていて、“ああ、彼はこの先も長く活動して成長するんだろうな”と思わせてくれました。
【Justin Bieber『Love Yourself』を聴く】
コラボレーションの鬼! 共演で光るジャスティン
2017年、全米チャートで史上最長記録タイの16週1位となったルイス・フォンシ&ダディー・ヤンキーの『Despacito』のリミックスを筆頭に大物ラッパーたちとの共演など、とにかくコラボが多いジャスティン・ビーバー。ここからは、共演者を1位へ導く、まさに“コラボの鬼”という側面に迫った。あっこゴリラ:近年の注目コラボ曲はありますか?
新谷:ジャスティンは昔からカントリーミュージシャンともコラボをしているのですが、そのなかでも2019年にカントリー・デュオ「ダン+シェイ」とコラボした『10,000 Hours』というシングル曲です。この曲で、ジャスティンは初めてカントリーチャートでもナンバーワンを獲得します。
あっこゴリラ:すごい! しかも、グラミー賞で最優秀カントリー・デュオ/グループ・パフォーマンス部門を受賞してるっていう。
新谷:そうなんです!
あっこゴリラ:コラボもできちゃうから強いよね~。大量のコラボのなかでTakiさんが特に好きな曲は何ですか?
Taki:めちゃくちゃ難しい質問(笑)。一番覚えているのは、ジェイデン・スミスとコラボした『Never Say Never』です。
【Justin Bieber『Never Say Never ft. Jaden Smith』を聴く】
あっこゴリラ:新谷さんの注目したいコラボ曲も教えてください!
新谷:ファーストアルバムに入っていた『Runaway Love』という曲のカニエ・ウェストによるリミックスで、ウータン・クランのレイクウォンというラッパーをフィーチャーした曲です。そもそもはウータン・クランの『Wu-Tang Clan Ain't Nuthing Ta F' Wit』とのマッシュアップで、カニエ×レイクウォンのラップに、ジャスティンがフックを歌っているように聴こえるんですが、ハイトーンボイスで歌うティーン・アイドル時代のジャスティンと、何をやっても革新的だった時期のカニエが出会う、あとにも先にもないマジカルなコラボ曲になっています。
【Justin Bieber『Runaway Love Kanye West Remix』を聴く】
そんなジャスティン・ビーバーは、2021年3月、6枚目のアルバム『Justice』をリリース。Apple Musicアルバムチャートで、107ヵ国で1位を獲得した。
番組では、新作から『Somebody』をオンエア。
【Justin Bieber『Somebody』を聴く】
あっこゴリラ:現在のジャスティンは、どんなモードだと感じますか?
新谷:人の役に立ちたいモードかなって思います。最近は自分の体験を踏まえて後輩アーティストたちを助けようとするようなことを積極的にやっています。『Monster』で共演したショーン・メンデスもその1人です。自分がすごく影響力をもっているスターだからこそ、その影響力をポジティブなことに役立てたいっていう意識も最近のジャスティンからすごく感じます。
あっこゴリラ:精神的にもどんどん成長してるってことですね。なんかもう付け入る隙がないですね(笑)。
【Shawn Mendes, Justin Bieber『Monster』を聴く】
J-WAVE『SONAR MUSIC』は月~木の22:00-24:00にオンエア。
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月・火・水・木曜22:00-24:00