矢野顕子は宇宙に夢中! 「星の不思議」を感じたエピソードは?

シンガーソングライターの矢野顕子がJ-WAVEに登場し、お気に入りのことについて語った。

矢野が登場したのは、J-WAVEで放送中の番組『STEP ONE』(ナビゲーター:サッシャ・ノイハウス萌菜)のワンコーナー「MY FAVORITE THINGS」。8月30日(月)~9月2日(木)まで出演した。ここでは30日(月)のオンエア内容をテキストで紹介する。

50歳を過ぎてからのめり込んでいる「宇宙」

1976年にアルバム『JAPANESE GIRL』でソロデビューした矢野は、デビュー45年を迎える。ソロ作品はもちろん、多くのアーティストとのコラボ作品も印象的だ。そんな矢野が初日に紹介した「MY FAVORITE THINGS」は「宇宙」だ。

矢野:宇宙というと「え~、そういうのってさ~」って思われる方も少なくありません。実際、私が自分のTwitterで宇宙関係のものを勢い余っていろいろやっていると、どんどんフォロワーさんが減っていくって言うのを経験しているので。しかし、私たちは宇宙のなかに暮らしているわけですから、絶対に無縁とはいえないわけです。(宇宙に)本格的にのめりこむようになったのは、50歳を過ぎたぐらいです。以前にニューヨークの山のなかにピアノを練習するスタジオを建てまして、そこで練習して終わって外に出ると、ものすごい満天の星でした。それを見て以来、星の不思議というか、「なんであそこにあったのが、明日はあっちに行っちゃうんだろう」とか、そういうことに興味を持つようになったと思います。

宇宙を考えてお気に入りの惑星を見つけてほしい

宇宙に魅了された矢野は、宇宙飛行士の野口聡一氏とも対談をし、多くのことを学んだそうだ。

矢野:(野口氏の話を)聞いていると、自分もあたかも宇宙へ行ったことがあるかのような気持ちになります。そのくらい宇宙が身近であると、たとえば朝起きて夜寝るまでのサイクルのなかで、「今、太陽高度が真上に来たな」とか、「それによって鳥たちの生態はどう違うんだろう」とか、そういうことを考えて繋がってくるんですね。これは自分の興味、人間性を広げるっていう点で本当に素晴らしく、しかも無料です。ということで皆様にもこの宇宙のことを考えてほしいので、まずは太陽系から始めて見るのはいかがでしょうか。木星とか土星とかのことを一つひとつ考えてみると、きっとお気に入りの惑星ができると思います。みんなにもっと宇宙を知って、身近に考えてほしいと思っています。

矢野の話を聞いたサッシャは、「宇宙は面白いですよね」と共感。

サッシャ:矢野さんのTwitterを見ると、宇宙のことをけっこう書いていて、宇宙関連の曲も書いているんですけど、やっぱり地球も宇宙の一部じゃないですか。
ノイハウス:宇宙を考えると、宇宙ほど大きい存在を考えると自分の日々の悩みとかかなり小さく見えますよね。そういう意味で、前向きになりたいときに宇宙のことを考えるといいんじゃないかなって、お話を聞いて思いました。
サッシャ:でも結局、日々の悩みにまた戻るとけっこう大きく感じたりするんですけどね(笑)。
ノイハウス:そうですね。じゃあ常に宇宙のことを……。宇宙のことを考えるのは無料っておっしゃっていましたからね(笑)。

そんな矢野は8月25日、ニューアルバム『音楽はおくりもの』をリリース。この日は同アルバムに収録されている『遠い星、光の旅。』を紹介した。



矢野:糸井重里が詞を書いてくれたんですけど、もともと宇宙にはそんなに関心がないはずでしたのに、私のために書いてくれました。なので皆さんも「ちょっと宇宙はなぁ」と思うかもしれませんが、どうぞこの歌を聞いて、宇宙空間に身をゆだねていただきたいです。

J-WAVE『STEP ONE』のワンコーナー「MY FAVORITE THINGS」では、各業界のクリエイターが。週替わりでライフスタイルを充実させるための大好きなモノ、コトをプレゼンする。放送は月曜~木曜の9時35分頃から。
radikoで聴く
2021年9月6日28時59分まで

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番組情報
STEP ONE
月・火・水・木曜
9:00-13:00

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