思い出したら泣いてしまった─大学生が振り返る、ジャミロクワイ来日公演での熱狂

アーティストとリアルな空間が共有できるライブの機会が限定されるようになってから、一年以上が経った。なにものにもかえがたいあの熱量をラジオでシェアすべく、J-WAVEでは夏のキャンペーン「HOT SUMMER BEAT ~熱狂をふたたび~」を実施中だ。

珠玉のライブ音源を100曲目指してオンエアする「BEST SINGIN’ LOUD ANTHEM 100」など、熱狂するほど楽しめる多様な企画をお届けしている。

このキャンペーンと連動し、次世代のJ-WAVEをつくる大学生・専門学生のコミュニティサークル「WACODES(ワコーズ)」のメンバーが「熱狂した思い出のライブ」を紹介する連載をスタート。

第2回目を担当するのは、大学4年生の“ロンロン”。 2017年に日本武道館で開催されたジャミロクワイの来日公演を振り返る。
(J-WAVE NEWS編集部)

初めて味わった「勝手に体が踊りだす」感覚

このコラムを書くにあたり、2017年9月15日に撮影した動画を見返したら、泣いてしまった。嘘みたいだけれど、本当に泣いてしまった。あの日、あの時、あの空間の熱狂があまりにも恋しくて。羨ましくて。

その映像に映るのは、ジャミロクワイ。

10代半ばの私は邦ロックが好きで、「洋楽はイケイケ」という偏見による苦手意識から邦ロックばかりを嗜んでいた。しかし、私が好んで聴いていた邦楽アーティストたちがこぞって彼の名を挙げていたので、「私が好きなアーティスト全員が好きなら、嫌いなわけがない」と聴きはじめた。

初めて聴いたとき、「なにこれー! かっこいいー! 遅ればせながら気がついてしまった、洋楽の良さに!!」と衝撃を受けた。そこから、私の音楽観や音楽の幅はかなり広がったと思う。

その数年後、彼が来日公演を行うことを知り、「行くしかない!」と思った。高校生の私にはちょっと高級なチケットを持って、ジャミロクワイの来日公演にどきどきとわくわくをわんさか持って出かけた。
会合 会場の日本武道館に着くと、「館道武」の真下に「Jamiroquai」のバナーが見えた。このあふれんばかりの和洋折衷感に期待が高まる。

この日披露されたのは15曲。同年3月に発売された『AUTOMATON』の収録曲を中心に組まれたセットリストにときどき顔を出す過去の名曲たち。新旧のジャミロクワイを楽しめる、最高の時間だった。心の片隅で、生演奏の『Virtual Insanity』を期待していたが披露されず、大好きな『Love Foolosophy』で本編は終了した。

はじめての海外アーティストのライブで、アンコールの有無もわからないまま待機していると、Jamiroquai御一行がステージに再来した。だれからともなく、会場にいた観客たちがスマホのライトを点灯して声援を送っていた。恥ずかしいくらい軽率だが、はじめての光景に「星空みたいだ~」と感動したのを覚えている。

そしてアンコールの曲として満を辞して演奏された、『Virtual Insanity』。私は、そのときに感動を忘れたくなくて動画を撮った。その映像を今見返して、思わず泣いてしまったのだ。

ライブ当日、私はInstagramにこんな内容を投稿した。
「あんなにオーディエンスが思い思いに踊ってるライブは初めてで感動しちゃった。
自由に楽しく、勝手に体が踊り出すみたいな、そういうの。やっぱり音楽は国境を越えちゃう。たまらんな...」

思い返しても胸が熱くなるようなライブに行けてよかった。今日はセットリストを聴き返すことにしよう。

■プロフィール ロンロン
大学4年生。今年は遊びの研究者。ミッフィー、クロード・モネ、吉本ばなな、『幽☆遊☆白書』が好きです。

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