J-WAVEで放送中の番組『SAISON CARD TOKIO HOT 100』(ナビゲーター:クリス・ペプラー)。4月11日(日)のオンエアでは、いきものがかりの水野良樹と山下穂尊がリモート出演。外出自粛期間の自宅での過ごし方について語った。
外出自粛期間が長引くなか、2人はどのように日々を過ごしているのだろうか?
クリス:STAY HOME中、お家ではどのように過ごしているんですか?
山下:キッチングッズを揃えていますね。低温調理機を買っていろいろ作っています。
クリス:ミュージシャンのあいだで低温調理機流行ってるよね。
水野:らしいですね!
クリス:低温調理機って、料理のレベルがある程度高くないと買わないものじゃないですか?
山下:みんな、ある程度のレベルになったんだと思います(笑)。
クリス:なるほど。ミュージシャンらしいというか、「このレベルに到達したらこの音楽機材を買う」みたいな感覚に近いですよね。
水野:山下、調理器を揃えるのが好きなんですよ。寸胴鍋を買ったりだとかまな板を4枚揃えたりだとか。
クリス:4枚も!? 山下くんは何の料理が得意なの?
山下:最近は圧力鍋にハマってますね。意外とサクっとできるんですよ。ポトフとか作ってます。
クリス:そうですか。有意義なSTAY HOMEの過ごし方ですね。
山下:(コロナ禍で)ツアーがなくなっちゃったので、そのぶん家でできることが増えたのかなと思います。
一方で、水野はトレーニングにハマっているという。
水野:個人トレーナーさんにお願いしようとしたタイミングで緊急事態宣言になっちゃって。なので、リモートでトレーニングの指導を受けています。もう1年ぐらい経ちますね。
クリス:リモートって、Zoomを使って?
水野:はい。
クリス:どんな感じでやるの?
水野:Zoomの腹筋やトレーニングメニューをやって、姿勢を見てもらったりカウントを取ってもらったりしています。そのおかげで10キロぐらい痩せました。
クリス:すごいね!
クリス:WHO(世界保健機関)とかけてはいない?
水野:かけてないです(笑)。最初は小文字にしようか迷ったんだよね?
山下:そうっすね。
クリス:どういう意味で付けたのですか?
水野:この1年、みんな周りを気にしているというか、はみ出たことをするとすごく叩かれる状況だったじゃないですか。それで、「自分のストーリーを立ち上げるのは大変だよね」って話になって。最終的に、問いかけにしたほうがアルバムとしていいんじゃないかと思ったんです。「あなたって誰ですか?」「どういう風に暮らしていますか?」みたいなことを考えて、『WHO?』というタイトルにしました。
クリス:「あなただったらどうしますか?」って問いかけなのかな? それとも自分たちのスタンスの意思表明?
水野:自分たちにも突きつけられている問いだよね。
山下:そうっすね。どこに対してもなかなか難しい1年だったんで。なので、アルバムにつけた「?」はいろんな人たちに当てはまるんじゃないかなと思っています。あと、コロナ禍にならなかったらこのアルバムはたぶん作ってなかったんで。ツアーがなくなって、制作に回せる時間をうまく活用できたのかなと思います。
コロナ禍によって、作品が帯びる言葉の意味が変わったと話す水野。山下は東日本大震災後も、コロナ禍と同じく楽曲制作のマインドが変わった瞬間があったと語った。
クリス:その姿勢はなんとなく感じた。今回のアルバムはサウンド的にいろんな方向が見えました。
山下:そうですね。もともとはアルバムを作ろうってスタンスで制作をはじめてなかったんですよ。楽曲を作っていくなかで「もしかしてアルバムを作れるかも?」ってマインドになっていきました。
クリス:いきものがかりは2021年がデビュー15周年ということで。サウンドが進化しましたよね。震災の話が出ましたけど、震災直後のいきものがかりは勇気を与えるというか、周りから求められているサウンドを提供しているなってすごく感じたのね。そして、このコロナ禍でさらにサウンドが変化したと思う。時代ともに変わっていくんだなってすごく感じました。
山下:年齢ともに変化もしていったのかなと感じています。
クリス:『TSUZUKU』の作詞作曲は水野くんですが、この曲を作るのは大変だった?
水野:大変でした。2020年の春に原作『100日後に死ぬワニ』(小学館)の曲として『生きる』を作らせていただいたんですね。当時、あの作品に対していろんなことがあっていろんな思いが生まれたじゃないですか。なので、またもう一度その思いに向き合うということがなかなかに難しくて。しかも、この1年間はコロナ禍も続いていましたし。「何を書けばいいかな」と悩んでしまって、危うく締め切りを落としてしまうところでした。
クリス:そうだったんだ。コロナ禍によって創作活動に支障が出ていたの?
水野:そういう自覚はなかったですね。ただ、なんとなく「ダウナーな空気」みたいなものを感じ取っちゃったのかもしれません。新しいものを作るというよりは、生活を続けることや今までのマインドを捨てずにいることが難しいなって感じました。なので、あえて『TSUZUKU』っていうタイトルにしました。そして、(吉岡)聖恵が歌ってくれて、曲としても成立しましたね。
クリス:なるほど。やっぱり彼女が歌うことで楽曲に“意思”が生まれてくるんでしょうね。
いきものがかりの最新情報は、公式サイトまたは、Twitterまで。
『SAISON CARD TOKIO HOT 100では、J-WAVE全番組のオンエアチャート、インターネット投票、東京都内主要のCDショップのセールスチャート、ストリーミングを集計。J-WAVEのオフィシャルチャートとして、毎週100曲のオリジナルランキングをオンエアする。放送は毎週日曜日の13時から。
自粛期間中にハマったもの
いきものがかりは4月14日(水)からライブツアー「Yakult ミルミル Presents いきものがかりの みなさん、こんにつあー!! THE LIVE 2021!!!」の開催を控えている。有観客での公演のため、水野は「予断を許さない状況なのでどうしようかと考えている」とコメントした。外出自粛期間が長引くなか、2人はどのように日々を過ごしているのだろうか?
クリス:STAY HOME中、お家ではどのように過ごしているんですか?
山下:キッチングッズを揃えていますね。低温調理機を買っていろいろ作っています。
クリス:ミュージシャンのあいだで低温調理機流行ってるよね。
水野:らしいですね!
クリス:低温調理機って、料理のレベルがある程度高くないと買わないものじゃないですか?
山下:みんな、ある程度のレベルになったんだと思います(笑)。
クリス:なるほど。ミュージシャンらしいというか、「このレベルに到達したらこの音楽機材を買う」みたいな感覚に近いですよね。
水野:山下、調理器を揃えるのが好きなんですよ。寸胴鍋を買ったりだとかまな板を4枚揃えたりだとか。
クリス:4枚も!? 山下くんは何の料理が得意なの?
山下:最近は圧力鍋にハマってますね。意外とサクっとできるんですよ。ポトフとか作ってます。
クリス:そうですか。有意義なSTAY HOMEの過ごし方ですね。
山下:(コロナ禍で)ツアーがなくなっちゃったので、そのぶん家でできることが増えたのかなと思います。
一方で、水野はトレーニングにハマっているという。
水野:個人トレーナーさんにお願いしようとしたタイミングで緊急事態宣言になっちゃって。なので、リモートでトレーニングの指導を受けています。もう1年ぐらい経ちますね。
クリス:リモートって、Zoomを使って?
水野:はい。
クリス:どんな感じでやるの?
水野:Zoomの腹筋やトレーニングメニューをやって、姿勢を見てもらったりカウントを取ってもらったりしています。そのおかげで10キロぐらい痩せました。
クリス:すごいね!
アルバム名を“問いかけ”にした理由は?
3月31日、いきものがかりは最新アルバム『WHO?』をリリース。2人はタイトルの由来についてトークを展開した。クリス:WHO(世界保健機関)とかけてはいない?
水野:かけてないです(笑)。最初は小文字にしようか迷ったんだよね?
山下:そうっすね。
クリス:どういう意味で付けたのですか?
水野:この1年、みんな周りを気にしているというか、はみ出たことをするとすごく叩かれる状況だったじゃないですか。それで、「自分のストーリーを立ち上げるのは大変だよね」って話になって。最終的に、問いかけにしたほうがアルバムとしていいんじゃないかと思ったんです。「あなたって誰ですか?」「どういう風に暮らしていますか?」みたいなことを考えて、『WHO?』というタイトルにしました。
クリス:「あなただったらどうしますか?」って問いかけなのかな? それとも自分たちのスタンスの意思表明?
水野:自分たちにも突きつけられている問いだよね。
山下:そうっすね。どこに対してもなかなか難しい1年だったんで。なので、アルバムにつけた「?」はいろんな人たちに当てはまるんじゃないかなと思っています。あと、コロナ禍にならなかったらこのアルバムはたぶん作ってなかったんで。ツアーがなくなって、制作に回せる時間をうまく活用できたのかなと思います。
コロナ禍によって、作品が帯びる言葉の意味が変わったと話す水野。山下は東日本大震災後も、コロナ禍と同じく楽曲制作のマインドが変わった瞬間があったと語った。
クリス:その姿勢はなんとなく感じた。今回のアルバムはサウンド的にいろんな方向が見えました。
山下:そうですね。もともとはアルバムを作ろうってスタンスで制作をはじめてなかったんですよ。楽曲を作っていくなかで「もしかしてアルバムを作れるかも?」ってマインドになっていきました。
クリス:いきものがかりは2021年がデビュー15周年ということで。サウンドが進化しましたよね。震災の話が出ましたけど、震災直後のいきものがかりは勇気を与えるというか、周りから求められているサウンドを提供しているなってすごく感じたのね。そして、このコロナ禍でさらにサウンドが変化したと思う。時代ともに変わっていくんだなってすごく感じました。
山下:年齢ともに変化もしていったのかなと感じています。
新曲『TSUZUKU』の制作秘話
番組では『WHO?』に収録されている『TSUZUKU』をオンエア。映画『100日間生きたワニ』の主題歌として起用された楽曲だが、制作までにはかなりの苦労があったという。クリス:『TSUZUKU』の作詞作曲は水野くんですが、この曲を作るのは大変だった?
水野:大変でした。2020年の春に原作『100日後に死ぬワニ』(小学館)の曲として『生きる』を作らせていただいたんですね。当時、あの作品に対していろんなことがあっていろんな思いが生まれたじゃないですか。なので、またもう一度その思いに向き合うということがなかなかに難しくて。しかも、この1年間はコロナ禍も続いていましたし。「何を書けばいいかな」と悩んでしまって、危うく締め切りを落としてしまうところでした。
クリス:そうだったんだ。コロナ禍によって創作活動に支障が出ていたの?
水野:そういう自覚はなかったですね。ただ、なんとなく「ダウナーな空気」みたいなものを感じ取っちゃったのかもしれません。新しいものを作るというよりは、生活を続けることや今までのマインドを捨てずにいることが難しいなって感じました。なので、あえて『TSUZUKU』っていうタイトルにしました。そして、(吉岡)聖恵が歌ってくれて、曲としても成立しましたね。
クリス:なるほど。やっぱり彼女が歌うことで楽曲に“意思”が生まれてくるんでしょうね。
いきものがかりの最新情報は、公式サイトまたは、Twitterまで。
『SAISON CARD TOKIO HOT 100では、J-WAVE全番組のオンエアチャート、インターネット投票、東京都内主要のCDショップのセールスチャート、ストリーミングを集計。J-WAVEのオフィシャルチャートとして、毎週100曲のオリジナルランキングをオンエアする。放送は毎週日曜日の13時から。
radikoで聴く
2021年4月18日28時59分まで
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番組情報
- SAISON CARD TOKIO HOT 100
-
毎週日曜13:00-16:54