【J-WAVE『SONAR MUSIC』から最新音楽情報をお届け】
J-WAVEで放送中の番組『SONAR MUSIC』(ナビゲーター:あっこゴリラ)では、毎回ゲストを迎え、様々なテーマを掘り下げていく。10月13日(火)のオンエアでは、アフリカ音楽キュレーターのアオキシゲユキとMONO NO AWAREの玉置周啓(Vo.)をゲストに迎え、アフリカの音楽事情に着目した。
番組では「アフリカ音楽旅行」と題し、アフリカポップス(Afropop)のアーティストを国ごとに掘り下げて紹介。
■南アフリカ共和国
アフリカ大陸の最南端に位置する南アフリカ共和国は、アフリカ随一の経済大国でもある。そんな南アフリカで、今チェックすべき音楽は……。
アオキ:まず注目すべき音楽は、ダンスミュージックの「GQOM(ゴム)」というジャンルです。
あっこゴリラ:実は、私も5年前からチェックしてます。GQOMというのは、どんな音楽なんですか?
アオキ:発祥は南アフリカのダーバンです。南アフリカではハウスミュージックがわりと人気で、もともとベースとしてありました。時代背景として、アパルトヘイトの影響で90年代まで音楽的にも孤立状態にありましたが、政策撤廃後に世界的なDJが訪れ始めたことで爆発します。そして、90年代にハウスから進化した南アフリカ流ヒップホップ「クワイト」からの流れで、南アフリカのダーバンで生まれたのがGQOMです。「暗黒ハウス」と呼ばれることもあります。GQOMは、はじめダーバンでしか流行らなくて、一度ヨーロッパに飛んでそこで火がつき、逆輸入される形で南アフリカで注目されるようになりました。
アオキがおすすめするGQOMの楽曲は、ビヨンセによる『ライオン・キング』のインスパイアード・アルバム『ライオン・キング:ザ・ギフト』からの一曲『MY POWER』だ。
さらに、南アフリカにはチェックしておくべき音楽があるという。
アオキ:最新の音楽として注目したいのが「AMAPIANO」です。
あっこゴリラ:こちらはどんな音楽なんですか?
アオキ:AMAPIANOは今、南アフリカで一番人気のあるダンスミュージックです。さっきのGQOMと比べるとテンポがゆったりとしていて、少しジャジーな雰囲気のある音楽が多いです。先ほど話した「クワイト」と「GQOM」などの流れを受け継いでいます。かつDEEP HOUSEやJAZZの流れを汲んだチルアウト感も出てきています。
玉置:心地よくて、音も洗練されてますよね。
あっこゴリラ:なぜこのAMAPIANOが、今爆発的に流行っているんですか?
アオキ:AMAPIANOを紹介する上で、今日本でAMAPIANOやGQOMを一番詳しく掘っている「TYO GQOM」というクルーの方たちがいます。そのメンバーのmitokonさんや、AMAPIANOで専門のトラック作ったりしているaudiot909さんに事前に話を聞いたんです。現時点で南アフリカの音楽が進化している過程が一番最先端で、AMAPIANOがこの形でいることはきっとないだろうと。ここから、また新しい音やリズムが入ったりして、どんどん違うものになっていく可能性が高く、たまたま今こういう感じってことなんだと思います。あとは、フリーダウンロードっていうのも大きいと思いますね。
■ケニア共和国・ナイロビ
アフリカ大陸の東、インド洋に面するケニア共和国の首都ナイロビでは、他の国とは違ったオルタナティブなカルチャーが生まれつつあるという。
アオキ:まず紹介したいのは女性シンガーのKarun。15歳でHipHopグループ「Camp Mulla」のメンバーとしてデビューして、19歳で脱退、バークリー音楽大学へ留学します。帰国後にソロキャリアをスタートし、今はがっつりR&Bアーティストとして活躍しています。
あっこゴリラ:先ほどの南アフリカとは全然違って、アフリカっぽさがほとんどないですよね。
アオキ:やはり本場アメリカのR&Bスタイルを持っているのが彼女の特徴です。アフリカというルーツも持っていて、他の国とは違う、ケニアの音楽シーンならではの幅の広さを感じますね。
あっこゴリラ:ケニアは洗練された音楽が多いんでしょうか?
アオキ:もちろん一般的なポップミュージックはアフリカっぽいのが多いんですけど、それとは別にやっぱりUK、USの影響を受けていて、ケニアはアフリカの中でも独自の進化をしている感じがしますね。
アオキが続けて紹介したのは、音楽フェスの創始者で「ケニアのレディ・ガガ」とも呼ばれる「Muthoni Drummer Queen」。
アオキ:彼女はナイロビのシーンではかなり重要人物で、自ら音楽フェスを2つ立ち上げて、わりと大きい音楽フェスをやっています。若手の育成にも力を入れていて、さらに起業家でもあります。
あっこゴリラ:すごい! パワフル!
アオキ:そのMuthoni Drummer Queenのバックボーカルをずっとやっていた「Chemutai Sage」もケニアの重要なシンガーです。
■ナイジェリア連邦共和国
アフリカ大陸の西部、ギニア湾に面するナイジェリア連邦共和国は、アフリカ最大の人口を誇り、古くからアート、音楽など根強いカルチャーが存在する。世界的ジャズミュージシャン、フェラ・クティや『SONAR MUSIC』でも特集したSadeの出身地でもある。
アオキによるとナイジェリアがアフリカで最も盛り上がっている国であり、ナイジェリアなくして現代アフリカ音楽は語れないという。冒頭に紹介したDrakeにフックアップされ「King Of Afropop」と呼ばれるWizkid、サム・スミスやエド・シーランなどのビッグネームと共演するBurna Boyなど、世界的に活躍するアーティストを続々輩出している。
そんなナイジェリアでこれから注目のアーティストがRemaだ。
あっこゴリラ:すごい洗練されてますよね。
アオキ:はい。なおかつ南アフリカの「AMAPIANO」が少し入ってきています。
あっこゴリラ:確かに。ナイジェリアにも浸透してきてるんですね。
アオキ:Remaは去年デビューしたばかりの弱冠20歳のアーティストです。すでに国民的人気を誇っていて、さらにイギリスでも話題になっています。オバマ元大統領の昨年の夏休みプレイリストにも、ナイジェリアからRemaとBurna Boyがラインクインしていました。
ナイジェリアの音楽の特徴を訊くと……。
アオキ:一番はポップでキャッチー。そして、全体的にメロウです。レゲトンやダンスホールレゲエとの親和性が高く、音だけ聴いてるとダンスホールレゲエとAfrobeatsは全く区別がつかないほど似てるのもあります。
あっこゴリラ:ほかの国同様、女性アーティストも多いんですか?
アオキ:そうですね。「Queen of Afropop」と呼ばれるTiwa SavageやYemi Aladeなどは、Youtubeで再生1億回を超える曲もあります。
アオキがナイジェリアで最も好きだというアーティストがOdunsiだ。
アオキ:掘ってもなかなか出てこない、かなり攻めているアーティストです。とにかくメロウ感とセンスがずば抜けています。初めて聴いたとき、“アフリカからこれ出てくるんだ”っていうくらいびっくりしました。アフロポップという枠を超えた新しい領域に果敢に攻め込みつつ、絶妙なバランスでポップとメロウを融合させる稀有なクリエイターです。
■イギリス
旅の最後に辿り着いたのは、なんとイギリス! アオキにその理由を訊いた。
アオキ:アフリカの音楽が世界に広まっていく上で、重要なポジションにあるのがこのUKなんです。特にナイジェリアのAfrobeatsと非常に強い結びつきがあります。今年7月にUKのレコードチャート「Official Charts」に新ジャンル「Afrobeats」が誕生するなど、それだけイギリスにおいて市場が拡大しているということだと思います。
あっこゴリラ:イギリスのAfrobeatsとは?
アオキ:もともとAfrobeatsはナイジェリアが始まりですが、ちょうど2010年頃からイギリスの中でもAfrobeatsがどんどん浸透してきて、ナイジェリアのアーティストがUKのクラブなどで人気を博しています。ナイジェリア人のコミュニティーもあり、そういう人たちがクラブでAfrobeatsを聴き、それをまたイギリスのアーティストが聴いて自分たちの音楽に取り入れていったことで、「UK Afrobeats」というジャンルが誕生しました。
アオキがおすすめするUK Afrobeatsの楽曲は、Lotto Boyzzの『Miss Jagger ft. Kamille』。
アオキ:UK Afrobeatsの中でもR&B寄りだと思います。リズムの使い方やサビの作り方など、これはおそらくヨーロッパからしか出てこないと思います。構成が凝ってますね。
あっこゴリラ:アオキさんが思う、ナイジェリアとUKの違いって何だと思いますか?
アオキ:洗練されているという意味では、UK側がいろんなものをAfrobeatsに入れ込んで、それを今度はナイジェリアが自分の国に持ち帰るみたいな感覚がすごくありますね。ですので、新しいチャレンジという観点では、UK側からの影響が大きいのかなと思います。
今後、アフリカ音楽はどうなっていくのだろうか。
アオキ:これからももっといろんなアーティストとのコラボが続いていくと思います。UK Afrobeatsシーンの盛り上がりを見て、アフリカ音楽がこれからの時代のスタンダードになっていくと思いますね。イギリス経由でアメリカ、世界へ才能が飛び出していくことがより増えていくと思います。
最後に、アフリカ音楽情報を知るためにチェックすべき、おすすめのサイトを訊いた。
アオキ:これがけっこう難しくて、先ほどお話したUKの「Official Charts」に誕生した新ジャンル「Afrobeats」をチェックしていただくのが一番かなと思います。南アフリカのGQOMやAMAPIANOでしたら、先ほど話に出てきたTYO GQOMがイベントもやっているので、彼らが一番詳しい情報を出してくれてると思います。TYO GQOMやメンバーのmitokonさんのTwitterなどチェックしてもらえればと思います。
J-WAVEで放送中の番組『SONAR MUSIC』(ナビゲーター:あっこゴリラ)では、毎回ゲストを迎え、様々なテーマを掘り下げていく。10月13日(火)のオンエアでは、アフリカ音楽キュレーターのアオキシゲユキとMONO NO AWAREの玉置周啓(Vo.)をゲストに迎え、アフリカの音楽事情に着目した。
世界的にアフリカの音楽が注目
2018年に大ヒットしたDrakeの『One Dance』にフィーチャーされ、一躍世界的アーティストとなったナイジェリアのシンガー・Wizkid。世界的にアフリカが注目されるきっかけとなり、ほかにもビヨンセをはじめ、多くのミュージシャンがアフリカのアーティストをフックアップし話題になっている。Drake - One Dance
■南アフリカ共和国
アフリカ大陸の最南端に位置する南アフリカ共和国は、アフリカ随一の経済大国でもある。そんな南アフリカで、今チェックすべき音楽は……。
アオキ:まず注目すべき音楽は、ダンスミュージックの「GQOM(ゴム)」というジャンルです。
あっこゴリラ:実は、私も5年前からチェックしてます。GQOMというのは、どんな音楽なんですか?
アオキ:発祥は南アフリカのダーバンです。南アフリカではハウスミュージックがわりと人気で、もともとベースとしてありました。時代背景として、アパルトヘイトの影響で90年代まで音楽的にも孤立状態にありましたが、政策撤廃後に世界的なDJが訪れ始めたことで爆発します。そして、90年代にハウスから進化した南アフリカ流ヒップホップ「クワイト」からの流れで、南アフリカのダーバンで生まれたのがGQOMです。「暗黒ハウス」と呼ばれることもあります。GQOMは、はじめダーバンでしか流行らなくて、一度ヨーロッパに飛んでそこで火がつき、逆輸入される形で南アフリカで注目されるようになりました。
アオキがおすすめするGQOMの楽曲は、ビヨンセによる『ライオン・キング』のインスパイアード・アルバム『ライオン・キング:ザ・ギフト』からの一曲『MY POWER』だ。
Beyonce - MY POWER
アオキ:最新の音楽として注目したいのが「AMAPIANO」です。
あっこゴリラ:こちらはどんな音楽なんですか?
アオキ:AMAPIANOは今、南アフリカで一番人気のあるダンスミュージックです。さっきのGQOMと比べるとテンポがゆったりとしていて、少しジャジーな雰囲気のある音楽が多いです。先ほど話した「クワイト」と「GQOM」などの流れを受け継いでいます。かつDEEP HOUSEやJAZZの流れを汲んだチルアウト感も出てきています。
玉置:心地よくて、音も洗練されてますよね。
あっこゴリラ:なぜこのAMAPIANOが、今爆発的に流行っているんですか?
アオキ:AMAPIANOを紹介する上で、今日本でAMAPIANOやGQOMを一番詳しく掘っている「TYO GQOM」というクルーの方たちがいます。そのメンバーのmitokonさんや、AMAPIANOで専門のトラック作ったりしているaudiot909さんに事前に話を聞いたんです。現時点で南アフリカの音楽が進化している過程が一番最先端で、AMAPIANOがこの形でいることはきっとないだろうと。ここから、また新しい音やリズムが入ったりして、どんどん違うものになっていく可能性が高く、たまたま今こういう感じってことなんだと思います。あとは、フリーダウンロードっていうのも大きいと思いますね。
AMAPIANOでおすすめのアーティスト、Mr.JazziQ & JazziDisciples feat. Dali Wonga『Nguwe』
アフリカ大陸の東、インド洋に面するケニア共和国の首都ナイロビでは、他の国とは違ったオルタナティブなカルチャーが生まれつつあるという。
アオキ:まず紹介したいのは女性シンガーのKarun。15歳でHipHopグループ「Camp Mulla」のメンバーとしてデビューして、19歳で脱退、バークリー音楽大学へ留学します。帰国後にソロキャリアをスタートし、今はがっつりR&Bアーティストとして活躍しています。
Karun - Hit Me Up
アオキ:やはり本場アメリカのR&Bスタイルを持っているのが彼女の特徴です。アフリカというルーツも持っていて、他の国とは違う、ケニアの音楽シーンならではの幅の広さを感じますね。
あっこゴリラ:ケニアは洗練された音楽が多いんでしょうか?
アオキ:もちろん一般的なポップミュージックはアフリカっぽいのが多いんですけど、それとは別にやっぱりUK、USの影響を受けていて、ケニアはアフリカの中でも独自の進化をしている感じがしますね。
アオキが続けて紹介したのは、音楽フェスの創始者で「ケニアのレディ・ガガ」とも呼ばれる「Muthoni Drummer Queen」。
Muthoni Drummer Queen - Lover
あっこゴリラ:すごい! パワフル!
アオキ:そのMuthoni Drummer Queenのバックボーカルをずっとやっていた「Chemutai Sage」もケニアの重要なシンガーです。
Chemutai Sage - Heaven
アフリカ大陸の西部、ギニア湾に面するナイジェリア連邦共和国は、アフリカ最大の人口を誇り、古くからアート、音楽など根強いカルチャーが存在する。世界的ジャズミュージシャン、フェラ・クティや『SONAR MUSIC』でも特集したSadeの出身地でもある。
アオキによるとナイジェリアがアフリカで最も盛り上がっている国であり、ナイジェリアなくして現代アフリカ音楽は語れないという。冒頭に紹介したDrakeにフックアップされ「King Of Afropop」と呼ばれるWizkid、サム・スミスやエド・シーランなどのビッグネームと共演するBurna Boyなど、世界的に活躍するアーティストを続々輩出している。
そんなナイジェリアでこれから注目のアーティストがRemaだ。
Rema - Woman
アオキ:はい。なおかつ南アフリカの「AMAPIANO」が少し入ってきています。
あっこゴリラ:確かに。ナイジェリアにも浸透してきてるんですね。
アオキ:Remaは去年デビューしたばかりの弱冠20歳のアーティストです。すでに国民的人気を誇っていて、さらにイギリスでも話題になっています。オバマ元大統領の昨年の夏休みプレイリストにも、ナイジェリアからRemaとBurna Boyがラインクインしていました。
ナイジェリアの音楽の特徴を訊くと……。
アオキ:一番はポップでキャッチー。そして、全体的にメロウです。レゲトンやダンスホールレゲエとの親和性が高く、音だけ聴いてるとダンスホールレゲエとAfrobeatsは全く区別がつかないほど似てるのもあります。
あっこゴリラ:ほかの国同様、女性アーティストも多いんですか?
アオキ:そうですね。「Queen of Afropop」と呼ばれるTiwa SavageやYemi Aladeなどは、Youtubeで再生1億回を超える曲もあります。
アオキがナイジェリアで最も好きだというアーティストがOdunsiだ。
アオキ:掘ってもなかなか出てこない、かなり攻めているアーティストです。とにかくメロウ感とセンスがずば抜けています。初めて聴いたとき、“アフリカからこれ出てくるんだ”っていうくらいびっくりしました。アフロポップという枠を超えた新しい領域に果敢に攻め込みつつ、絶妙なバランスでポップとメロウを融合させる稀有なクリエイターです。
Odunsi - star signs Feat. Runtown
旅の最後に辿り着いたのは、なんとイギリス! アオキにその理由を訊いた。
アオキ:アフリカの音楽が世界に広まっていく上で、重要なポジションにあるのがこのUKなんです。特にナイジェリアのAfrobeatsと非常に強い結びつきがあります。今年7月にUKのレコードチャート「Official Charts」に新ジャンル「Afrobeats」が誕生するなど、それだけイギリスにおいて市場が拡大しているということだと思います。
あっこゴリラ:イギリスのAfrobeatsとは?
アオキ:もともとAfrobeatsはナイジェリアが始まりですが、ちょうど2010年頃からイギリスの中でもAfrobeatsがどんどん浸透してきて、ナイジェリアのアーティストがUKのクラブなどで人気を博しています。ナイジェリア人のコミュニティーもあり、そういう人たちがクラブでAfrobeatsを聴き、それをまたイギリスのアーティストが聴いて自分たちの音楽に取り入れていったことで、「UK Afrobeats」というジャンルが誕生しました。
アオキがおすすめするUK Afrobeatsの楽曲は、Lotto Boyzzの『Miss Jagger ft. Kamille』。
Lotto Boyzz - Miss Jagger (Official Video) ft. Kamille
あっこゴリラ:アオキさんが思う、ナイジェリアとUKの違いって何だと思いますか?
アオキ:洗練されているという意味では、UK側がいろんなものをAfrobeatsに入れ込んで、それを今度はナイジェリアが自分の国に持ち帰るみたいな感覚がすごくありますね。ですので、新しいチャレンジという観点では、UK側からの影響が大きいのかなと思います。
今後、アフリカ音楽はどうなっていくのだろうか。
アオキ:これからももっといろんなアーティストとのコラボが続いていくと思います。UK Afrobeatsシーンの盛り上がりを見て、アフリカ音楽がこれからの時代のスタンダードになっていくと思いますね。イギリス経由でアメリカ、世界へ才能が飛び出していくことがより増えていくと思います。
最後に、アフリカ音楽情報を知るためにチェックすべき、おすすめのサイトを訊いた。
アオキ:これがけっこう難しくて、先ほどお話したUKの「Official Charts」に誕生した新ジャンル「Afrobeats」をチェックしていただくのが一番かなと思います。南アフリカのGQOMやAMAPIANOでしたら、先ほど話に出てきたTYO GQOMがイベントもやっているので、彼らが一番詳しい情報を出してくれてると思います。TYO GQOMやメンバーのmitokonさんのTwitterなどチェックしてもらえればと思います。
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