『スター・ウォーズ』コアファンが愛するキャラも登場? 『マンダロリアン』を☆Taku Takahashiが語る

『スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還』のその後を描く実写ドラマ『マンダロリアン』。そのシーズン2が、ディズニー公式動画配信サービス「Disney+ (ディズニープラス) 」にて10月30日(金)より日米同時配信がスタートした。(以降毎週金曜日に新エピソードが配信 )

J-WAVEの番組『STEP ONE』(ナビゲーター:サッシャ、増井なぎさ)では『マンダロリアン』シーズン2の配信を記念して、11月2日、4日、5日の3日間にわたって同作の魅力や『スター・ウォーズ』について語り尽くすコーナー「WHAT IS THE MANDALORIAN?」をオンエア。ここでは、☆Taku Takahashi(m-flo, block.fm)をゲストに迎えた2日のトークの模様を紹介しよう。

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『マンダロリアン』とは

10月30日より最新シーズン2の配信がスタートした『マンダロリアン』は、『スター・ウォーズ』初の実写シリーズ。サッシャが「はっきり言って映画クオリティ。いや、それ以上かもしれない」と太鼓判を押す本作は、映像単体の素晴らしさはもちろん、ドラマとしてのクオリティの高さも評価されている。テレビ界のアカデミー賞と言われる「第72回エミー賞」では、作品賞を含む15部門にノミネートされ、7部門で受賞を果たした。

【ストーリー】
『エピソード6/ジェダイの帰還』のその後を描く「スター・ウォーズ」初の実写ドラマシリーズが誕生。

ダース・ベイダーの死後から5年――いまだ銀河に平和は訪れず、帝国の残党が暗躍していた。そんな混乱した時代で自らの道を生き抜く孤高の賞金稼ぎ“マンダロリアン”は、フォースの力を秘めた孤児“ザ・チャイルド”と出会い、銀河中から狙われる壮大な闘いに巻き込まれていく…。

マンダロリアンに託された使命は、ザ・チャイルドが一族の<ジェダイ>の下に帰れるまで守りぬくこと。かつて仲間も家族も失った孤独な男が手にした絆は、この混沌とした世界で<新たな希望>となるのか―?
(『マンダロリアン』公式サイトより)

『マンダロリアン』にも見られる日本文化との関わり

『マンダロリアン』シーズン2は配信が始まったばかり。シーズン1も8話のみということで、サッシャは今からでも「キャッチアップは簡単」とリスナーに向けて本作視聴を呼び掛ける。ここからは、m-floの☆Taku Takahashiを迎えて本作の魅力に迫った。まずは、フォースの力を秘めた孤児“ザ・チャイルド”の話題に。ザ・チャイルドは、『スター・ウォーズ』に登場するキャラクター、ヨーダと同じ種族で50歳という設定。その見た目から、ファンの間では「ベビー・ヨーダ」の愛称で呼ばれている。

☆Taku:ヨーダって実はフォースの塊なんじゃないかなって。
サッシャ:そういう星とかも別にないと。ヨーダみたいな人たちがいる星もないんじゃないかと。
☆Taku:ザ・チャイルドって名前でしょ。宇宙の子どもなんじゃないかなって僕思っちゃったんですよね。
サッシャ:シーズン1で、そのザ・チャイルドを賞金稼ぎの材料として運ぶ任務から愛着が湧いてきちゃったわけですけども。それがどうなっていくのか。
増井:ザ・チャイルドが謎ですよね。
☆Taku:ヨーダのちっちゃい赤ちゃんみたいな子ですよね。
増井:見た目がそうなんですね。
☆Taku:マンダロリアンっていう賞金稼ぎの方が帝国側に雇われるんですよね。でも、やっぱり帝国に渡さねぇって。で、一緒に『子連れ狼』みたいに……。
サッシャ:『子連れ狼』も設定のモチーフになっているとメイキングで言ってます。
☆Taku:なってるんだ。観たときに『子連れ狼』入ってんなーって思ったんだよね。
☆Taku:『子連れ狼』知ってます?
増井:わからないです。
☆Taku:昭和にヒットした日本の時代劇です。子どもを連れて浪人侍みたいな人がいろんな場所を旅する、という設定がまさに一緒なんですよね。そもそも『スター・ウォーズ』自体が日本から影響を受けていて、今回もそういうモチーフが入っていたということですね。
サッシャ:ジョージ・ルーカスが最初に『スター・ウォーズ』を作ったときも、『隠し砦の三悪人』という黒澤明監督の作品を一つモチーフにしています。今回もそういう流れで、『スター・ウォーズ』へのリスペクトを込めてってことだと思いますね。
☆Taku:偶然決まったことかもしれないですしわからないですけど、可能性はありますね。モチーフだってことは公式に言われているんですね。

『マンダロリアン』シーズン2に期待すること

☆Taku Takahashiとサッシャが、『マンダロリアン』シーズン2に期待することは何なのだろうか。

☆Taku:アソーカ・タノが出てくるってところ? 噂だけどね。僕、『スター・ウォーズ』で一番好きなキャラクターがアソーカってキャラクターなんですよ。アナキン・スカイウォーカーの弟子で、ずっとアナキンについて行ったんですけど、最後ジェダイを辞めちゃうんです。
サッシャ:アニメシリーズに出てくるキャラクターなんですよね。
☆Taku:彼女二刀流なんですよ。かっこいいの。『スター・ウォーズ 反乱者たち』って作品の途中から出演するんですけど、そこでめちゃくちゃ活躍するんですよ。あと、『スター・ウォーズ/クローン・ウォーズ』(2008年公開の3DCGアニメ映画)の途中で尻切れトンボみたいに終わっちゃってたんですけど、最後にちゃんとエピソード3につながる話が出るんです。
サッシャ:映画『スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐』ですね。ちょうどクローンたちがパルパティーンの命令によって、それまでジェダイ側についてたのが手のひら返しをするんですけど、映画で語られなかった裏側の話というか同時進行という。
☆Taku:そこと同時並行で起こるんですよね。めちゃくちゃ『クローン・ウォーズ』面白いんですよ。そこでアソーカがやめたあとに活躍するシーンもあるし、アソーカがめちゃくちゃかっこいい。僕のアソーカ愛について語っていいですか? エピソード9(『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』)で僕が号泣したのは、いろんな歴代のジェダイが声を出すシーンで、その中にアソーカの声が入っていたからです。
サッシャ:最後にレイがパルパティーンと戦うシーンで、ヨーダとか歴代のジェダイの「起き上がれ」という声が入るなかに、アニメシリーズにしか出てこなかったアソーカ・タノがちゃんと声をかけて、レイにフォースを与える一員になっているんですよね。
☆Taku:うれしくてうれしくて。それくらいアソーカ好きなので。
サッシャ:そのアソーカ・タノが、アニメじゃない実写として観られるかもしれない。
☆Taku:かもしれない。

【アソーカ・タノ(上部中央)は『スター・ウォーズ 反乱者たち』に登場するキャラクター(アソーカ・タノの声優を務めるアシュリー・エクスタインのインスタより】

『マンダロリアン』には映画を彷彿させる描写や、『スター・ウォーズ』ファンが盛り上がるようなエピソードが含まれている点にも注目したい。

☆Taku:コアファンに突っ込まれたようなことを、逆にネタにしちゃってるところがまたずるいんですよね。
サッシャ:さらにシーズン1の最後ではファンも巻き込んでるんですよ。最後にストームトルーパーが山ほど出てくるんですけど、さすがに映画ほどのプロダクションも作ることできないし、今からストームトルーパーの衣装をそんなに作るわけにはいかないので、501部隊をアメリカ中から呼び寄せたんです。最後のストームトルーパーのかなりのメンバーは、501部隊という、要はコスプレしているファンたちなんです。
増井:自前の衣装ですか?
☆Taku:501部隊は、けっこう本格的なコスプレをしている人たちなんです。
サッシャ:彼らにとってリアルに『スター・ウォーズ』の一部になるって、墓まで持ってくプレゼントじゃないですか。その人たちが最後に整列するシーンあるでしょ。そこもメイキングで観ることができます。
☆Taku:すごいね! CG使ってるのかと思ってた。そこ実写なんだ。そこで俺泣いちゃいそう。よかったねって。
増井:自分も『スター・ウォーズ』の一部になれたって。
☆Taku:そこも墓まで持って行けるっていうかドリームカムトゥルーですね。

J-WAVE公式YouTubeチャンネルでは、今回のトークのロングバージョンを公開中。オンエアしきれなかった部分も含めて、『スター・ウォーズ』コアファンの濃すぎるトークを楽しんでみては。

WHAT IS THE MANDALORIAN? 2020.11.02 マンダロリアンの魅力を☆Taku Takahashi(m-flo, block.fm)が語る!

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2020年11月9日28時59分まで

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番組情報
STEP ONE
月曜~木曜
9:00-13:00

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