藤原さくら、Ovall・関口シンゴに「暇です」と伝えたら… 外出自粛期間に生まれたアレンジ

J-WAVEで放送中の番組『~JK RADIO~TOKYO UNITED』(ナビゲーター:ジョン・カビラ)のワンコーナー「MUSICLICK」。10月9日(金)のオンエアでは、ゲストにシンガーソングライター・藤原さくらが登場。アルバム『SUPERMARKET』を紹介し、リスナーから多数のリクエストをもらった楽曲を生演奏した。

ニューアルバム『SUPERMARKET』

藤原はニューアルバム『SUPERMARKET』を10月21日(水)にリリース。2017年に発売された『PLAY』以来のフルアルバムとなる今作は、通常版に加えて「完全生産限定盤 SUPER Type」、「完全生産限定盤 MARKET Type」、「12inchアナログLP」の4つが登場する。

ジョン:「SUPER Type」と「MARKET Type」では、すごくおもしろいインタビュー集があって、40ページ以上のボリュームなんですね。
藤原:今はサブスクリプションでも音楽が聴けるようになっているので、CDを買ってくださった方に面白いなと感じてもらえるものを作りたかったんです。アルバムのアレンジャーさんたちと楽曲について話したブックレットを付けました。
ジョン:読ませていただきました。Macの音楽編集ソフト「Logic Pro」をはじめられたそうですね。
藤原:そうなんですよ。2019年夏ぐらいからはじめて、使い方をOvallの関口シンゴさんに教えていただいたんです。
ジョン:そのやり取りがとてもチャーミングです。

タイトルを『SUPERMARKET』にした理由は?

藤原:曲を制作する前から「MARKET」という言葉がかわいらしいなと思っていたんですね。それで、タイトルを決める話し合いのときに「SUPERMARKET」の案が出てきたんです。ジャンルレスにいろんな音楽を収録できたアルバムだったので、タイトルとしてピッタリなんじゃないかと思って採用しました。

外出自粛期間中のやりとりで生まれたアレンジ

『SUPERMARKET』に収録されている『Super good』のアレンジはOvallが担当。外出自粛期間中のやりとりが楽曲制作のきっかけになったという。

藤原:自粛期間の影響もあって、レコーディングはそれぞれのおうちでやったんですね。それで、関口さんとのやりとりのなかで「暇です」という話をしたら「ファンクの曲を、Logicを使って練習してみて」という提案があったんです。そうしていろんなファンクの曲を聴いていたら、関口さんに私の曲をファンクでアレンジしてもらいたくなったんですよ。それで、『Super good』のアレンジが生まれました。
ジョン:ギターのカッティングが気持ちいいです。歌詞は全部英語ですね。
藤原:今回の『Super good』は「ジャックスカード」のCMソングになっていて、錦織 圭選手が買い物をしているシーンに使われているんですね。レコーディング中は鬱々とした情勢でしたので、底抜けに明るい曲にしようと思って制作に取り組みました。

番組のラストソングを決めるコーナー「MUSICLICK」では、リスナーから多数の投票があった小坂 忠『しらけちまうぜ』を、藤原が生演奏した。

【radikoで聴く】藤原さくらがカバーした小坂 忠『しらけちまうぜ』(2020年10月16日28時59分まで)
radikoで聴く
2020年10月16日28時59分まで

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番組情報
-JK RADIO-TOKYO UNITED
毎週金曜
6:00-11:30

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