BTS、米津玄師を抑え1位! 全米では韓国グループ史上初の快挙達成【最新チャート】

J-WAVEで放送中の番組『SAISON CARD TOKIO HOT 100』(ナビゲーター:クリス・ペプラー)。J-WAVE全番組のオンエア、番組サイトのVOTEボタンから寄せられたリスナーズポイント、都内主要CDショップのセールデータ、各音楽配信サブスクリプションサービスのストリーミング回数に基づくランキングデータ、以上4つのデータをもとにポイント計算。世界の音楽シーンからJ-WAVEが厳選した100曲をカウントダウン。ここでは9月6日(日)付のチャートを紹介!

10位:Calvin Harris, The Weeknd『Over Now』



ミュージックビデオはCGを使用した近未来的な映像となっているが、クリスはチープに作られた質感について「TLCの『Waterfalls』(のMV)に近い感じ」とコメント。さらに「CGと言えば」と、サイト「This Person Does Not Exist」を紹介。これはAIによって実在をしない人の顔を生成するサイトで、その精度の高さについて「ヤバイ」と興奮気味に語っていた。

9位:HIMI『baby』



HIMIは8月30日の『SAISON CARD TOKIO HOT 100』の放送にリモート出演。この曲については「彼女と出会ったときの衝撃を表現した1曲で、言葉にできなかったので曲にしちゃいました」とコメント。さらに「彼女の影響で好きになったいちごサンドをUberEatsで頼んでしまう」とも明かしていた。

8位:あいみょん『朝陽』



ニューアルバム『おいしいパスタがあると聞いて』の初回限定盤には未発表曲『サラバ』を含む10曲入りの弾き語りCD『風とリボン - POTATO STUDIO, June, 2020 -』が付属。これは、あいみょんが音楽制作の拠点としているPOTATO STUDIOのダイニングルームでレコーディングをしたそうで、誰かの実家のようなリラックスした雰囲気のなかで収録。曲順もゆるく「あみだくじ」で決めたという。『おいしいパスタがあると聞いて』は9月9日(水)にリリースされる。

7位:Kllo『Still Here』



Klloはオーストラリア、メルボルン出身のSimon LamとChloe Kaulの従妹からなる、エレクトロニックデュオ。Simonはプロデューサー、Chloeはシンガーソングライターで、2人が曲作りで大切にしているのが「古いものと新しいものをミックスすること」。たとえばビンテージものの機材を使用して温かみやノスタルジックな雰囲気を作り出す一方で、マイクやコンピューターは最新式のものを使うといった具合だ。2人によれば「古いものと新しいものを組み合わせることで、タイムレスな音楽になる」とのこと。

6位:みゆな『あのねこの話 feat. クボタカイ』



宮崎県在住の現在18歳のシンガーソングライター・みゆなと同世代で、同郷のラッパー・クボタカイをフィーチャーした『あのねこの話』。この曲の制作エピソードをみゆなに尋ねると「少し意地をはってしまう部分や、素直になれないもどかしさを表現したかったので、複雑な心理を伝えるためにはどうしたらいいのか、試行錯誤をしながら2人で何度も言葉選びや抑揚、リズムについて話し合いました」とコメントをしている。

5位:Billie Eilish『my future』



18歳で数々の快挙を成し遂げたBillie Eilishだが、今度は2028年開催のLA五輪・パラ五輪のエンブレムの公式エンブレムをデザインすることに。ロサンゼルスにゆかりの深い26人のアスリートやクリエイターたちで「LA2028」という文字をデザインするなかで、「A」の部分は26種類あり、アメリカの多様性を表現しているという。LA生まれのBillieがデザインしたのは、Aの文字を彼女自身のロゴと同じフォントにしてトゲトゲをつけたもので、色は大好きなライムグリーン。Billieは「8年後の自分の人生がどうなっているかわからないけど、未来をとても楽しみにしているわ」と語っている。

4位:Oscar Jerome『Give Back What U Stole From Me』



8月にデビューアルバム『Breathe Deep』をリリースしたOscar Jerome。当初は7月に発売を予定していたものの「人種差別に対する抗議運動の邪魔をしたくない」という理由でリリースを1か月遅らせた経緯がある。彼は社会意識の高いミュージシャンで、今回のアルバムはパーソナルなことはもちろん、政治的なメッセージも込められたものになっている。

3位:Katy Perry『Smile』



Katyは現地時間の8月26日に第一子となる女の子を出産。ほぼ同じタイミングで、3年ぶり5枚目となるニューアルバム『Smile』をリリースした。

2位:米津玄師『感電』



Lady Gaga『Rain On Me』に並ぶ、今年最多となる6度のナンバーワンを獲得していたものの更新はストップ。この曲のミュージックビデオの舞台となっている「としまえん」が8月31日に閉園。およそ1世紀の歴史に幕を閉じた。米津はTwitterで「自分はこの日初めて行ったのですが、最後に関わることができて嬉しかった」と綴っている。多くの人に愛されてきたとしまえんだが、回転木馬の最終営業が終了したあとには、自然と拍手が沸き起こったそう。としまえんの跡地には、2023年に『ハリー・ポッター』のスタジオツアー施設「メイキング・オブ ハリー・ポッター」がオープン予定。

1位:BTS『Dynamite』



BTSが『SAISON CARD TOKIO HOT 100』でナンバーワンを獲得するのは初。全米シングルチャートでも初登場1位を獲得しており、韓国人アーティスト史上初の快挙を成し遂げた。アルバムチャートでは4枚のアルバムを1位に送りこんでいたが、アメリカのシングルチャートで1位を獲得するのは今回が初めて。ちなみに、LINE MUSICの2020年8月の月間ランキングでも、同曲が1位に輝いた。

1位:BTS『Dynamite』
2位:米津玄師『感電』
3位:Katy Perry『Smile』
4位:Oscar Jerome『Give Back What U Stole From Me』
5位:Billie Eilish『my future』
6位:みゆな『あのねこの話 feat. クボタカイ』
7位:Kllo『Still Here』
8位:あいみょん『朝陽』
9位:HIMI『baby』
10位:Calvin Harris, The Weeknd『Over Now』


『SAISON CARD TOKIO HOT 100』ではさまざまなデータをもとに、世界の音楽シーンからJ-WAVEが厳選した100曲をカウントダウン。放送は毎週日曜の13時から。
radikoで聴く
2020年9月13日28時59分まで

PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聴き直せます。

番組情報
SAISON CARD TOKIO HOT 100
毎週日曜
13:00-16:54

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