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【シンガポールの最新音楽】Kan Sanoプロデュース! 多彩なポップスを作るシンガーソングライター・Charlie Lim

【シンガポールの最新音楽】Kan Sanoプロデュース! 多彩なポップスを作るシンガーソングライター・Charlie Lim

J-WAVEで放送中の番組『SONAR MUSIC』(ナビゲーター:あっこゴリラ)。音楽プロデューサー、CD・レコードショップのバイヤー、ライブハウスのスタッフ、音楽評論家、海外在住の音楽ライターなど、様々なジャンルの音楽好きが日替わりでヤバい音を紹介する「GEEK OUT」のコーナー。

2月12日(水)は、現地在住のRyohei Aokiが、シンガポールの最新音楽事情を紹介した。


■シンガポールでは欧米諸国のトップチャートが中心

中華系、マレー系、インド系を中心とする多民族国家のシンガポールは、アジアのビジネスの拠点となっている。GoogleやFacebook等の欧米企業を始め、日系企業も含め世界中の企業がアジア本社を構えている場所だ。また、イギリスに統治されていた時代の影響が残っており、アジアの国でありながら欧米色が強い国でもある。

Ryohei Aoki:街中で流れている音楽は、欧米諸国のトップチャートの楽曲が中心となっています。特にエドシーランの人気は凄く、シンガポール公演ではチケットが争奪戦になっていました。
あっこゴリラ:へ〜! そうなんだ! 
Ryohei Aoki:海外の影響が強いため、ローカルの音楽シーンはあまり発展しておらず、シンガポールのスタイルというのは確立されていません。

シンガポールでは政府の言論統制が敷かれており、反政府的なメッセージを歌詞にすることは厳禁だという。

Ryohei Aoki:基本的には国民性同様、欧米のミュージシャンを意識している傾向が強いと思われます。
あっこゴリラ:ストリートミュージシャンもあまりいないですか? 
Ryohei Aoki:いますが、彼らも基本的には警察の許可を取り、歌っているような曲はアメリカやイギリスの曲が多いですね。自分たちの曲を使っているのはあまり見たことないです。
あっこゴリラ:なるほど! 
Ryohei Aoki:ただし、シンガポール訛りの英語やインド系のタミル語でラップをするラッパーが出てきているなど、シーンが変わりつつあります。
あっこゴリラ:うんうん。
Ryohei Aoki:また、Spotifyや音楽配信サービスにより海外のミュージシャンやプロデューサーに才能を発見されて、実際にプロデュースされるケースもあります。


■どこか憂いを帯びた美しい声が魅力

Ryohei Aokiが紹介したのは、シンガポールを中心に活躍するシンガーソングライターのCharlie Lim。彼のどこか憂いを帯びた美しい声は万人に好まれ、その証拠にシンガポールの独立記念日に行われるイベントでのメイン楽曲を作曲。ボーカルの一人としても参加している。

Ryohei Aoki:m-Floの☆Taku TakahashiさんやKan Sanoさんなど、実際に日本のミュージシャンにプロデュースされていて、日本でもサマーソニック等来日公演をしているので彼のことを知ってる方は多いかもしれません。
あっこゴリラ:音楽性はどんな感じですか? 
Ryohei Aoki:メルボルンの大学でジャズを学んでいて、ジャズやR&Bなどの要素やダンサブルなエレクトロミュージックなど多彩なポップスを作るシンガーソングライターです。



あっこゴリラ:これは『SONAR MUSIC』リスナーみんな大好物ですね。
Ryohei Aoki:声がすごくいいんですよ。
あっこゴリラ:声セクシーですね。音色もいいですね。
Ryohei Aoki:Kan Sanoさんの曲もすごい綺麗だし、ハマってるなって思います。
あっこゴリラ:これは確かに日本で人気が出そう。

【この記事の放送回をradikoで聴く】
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【番組情報】
番組名:『SONAR MUSIC』
放送日時:月・火・水・木曜 21時−24時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/sonarmusic/

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