J-WAVEが厳選! 2020年1月に必ず聴きたい楽曲4選(後編)【SONAR TRAX】

ラジオ局J-WAVE(81.3FM)がセレクトするおすすめソング「J-WAVE SONAR TRAX」が発表された。2020年1月のイチオシ楽曲とは......?

J-WAVEが選ぶ「いま聴くべき」NEXT BREAKアーティストの楽曲をまとめた「J-WAVE SONAR TRAX」。番組『SONAR MUSIC』(月~木 21時-24時)では、その中から毎日1曲をピックアップして詳しく紹介。その他の各ワイド番組でも、おすすめの楽曲を毎日オンエアしている。

まずは1月前半のラインナップ(全8曲)を紹介。

1、AWESOME CITY CLUB「アンビバレンス」
2013年春に結成。メンバーそれぞれの多種多様な音楽的ルーツをミックスした、男女ツインヴォーカルのバンドだ。2015年にデビューを果たし、同年4月に1stアルバム『Awesome City Tracks』をリリースし、iTunesロックチャートで1位を獲得するなど話題を呼んだ。2017年にはベストアルバムを発表。2018年3月、バンドの新章幕開けとなるEP『TORSO』をリリースし、同年12月にはフルアルバムをリリース。2019年8月に現4人体制となり、レーベルを移籍。2020年は、メジャーデビュー5周年イヤーということで、1月から3か月連続配信が決定。この度、SONAR TRAXに選ばれた「アンビバレンス」が第一弾となる。

2、ANTENA「Ephemeral」
2011年宮城県仙台市で結成。Vocal 渡辺の地声とファルセットの緩やかな境界線を武器に、人間の機微を歌い、脈々と受け継がれてきた邦楽のメロディラインと、今なお鳴り続ける洋楽サウンドテイストを波に乗せる。ANTENAが鳴らすのは、バックグラウンドの邦楽と、進化を続ける洋楽テイストの“ニューレトロ”というキーワードだ。インディーズ時代に4枚のミニアルバムと5枚のシングルを発表。 2017年10月、1st mini Album『モーンガータ』でメジャーデビューを果たす。同作は、「第10回CDショップ大賞2018」の「東北ブロック賞」を受賞した。2019年1月、2nd mini Album『深い 深い 青』をリリース。同年9月、中国での音楽配信開始を機にバンド表記を「ANTENA」に変更した。2019年2月22日に渋谷WWWにて開催されるワンマンライブのチケットは既にソールドアウト。SONAR TRAXの「Ephemeral」は、2020年1月22日発売のメジャー1stアルバム『風吹く方へ』収録曲。

3、Eve「白銀」
2枚の自主制作アルバムを経て、2016年に初の全国流通盤『OFFICIAL NUMBER』をリリース。インターネットを中心に活動し、代表曲「ドラマツルギー」はYouTubeで4600万回再生、MVの総再生回数は4億回にのぼる(2019年12月時点)。2019年2月に発売したメジャー1stアルバム『おとぎ』は、オリコンデイリーランキング初登場2位を獲得。2019年12月2010年1月にかけて開催される全国ワンマンライブツアーむ「Eve 2019-2020 TOUR / 胡乱な食卓」は、東京国際フォーラム ホールAを含めた全公演即日ソールドアウトするなど、今最も目が離せないアーティストだ。今回SONAR TRAXに選ばれた「白銀」は、JR SKISKI 2019-2020 キャンペーンテーマソング。Eveの持ち味とも言える疾走感溢れるメロディと、「ゆこう」「ずっと消えない」という真っ直ぐな言葉が印象的に響くエモーショナルな楽曲に仕上がっている。

4、さとうもか「melt bitter」
1994年生まれ、岡山出身・在住。繊細だけど大胆、 ユーモラスだけど甘くない、アート心をくすぐる良質なポップネスを持つその才能は、登場するや新世代のYUMINGと称され、2018年1st Full Album『Lukewarm』で一気に注目を集めると、KID FRESINOや斎藤ネコ、渋谷直角など様々なアーティストから支持を得る。2019年5月には、2nd Full Albumを『Merry go round』 リリースした。SONAR TRAXに選出された「melt bitter」(1月22日リリース)は、初のバンド編成でアレンジ。これまでのどこかドリーミーな世界観からより写実的でエモーショナルな作品に仕上がり、グルーヴィーなサウンド、ユニークでリアルな歌詞とパワフルな歌唱はカタルシスを帯びて、さとうもかの新境地が垣間見られる。

5、tricot「真っ黒」
2010年9月に結成。展開の予測できないスリリングな楽曲と、エモーショナルな力強さと心の琴線に触れる繊細さを併せ持つヴォーカルが絶妙にマッチし、唯一無二の世界観を生み出している。ぶっちぎりの演奏力と圧倒的なライブパフォーマンスには定評があり、バンド結成2、3年目から各地の大型フェスに出演に注目を集める。2014年以降は、欧米・アジアに活動の幅を広げ、ツアー開催や、多数のフェスに出演するなど、国内のみならず海外でも注目度が急上昇中のロックバンドだ。2019年9月のメジャーデビューシングル「あふれる」のリリースを経て、2020年1月29日にメジャー1stアルバム『真っ黒』のリリースが決定。SONAR TRAXに選ばれた「真っ黒」は、同作収録曲。

6、été「Bipolar」
「伝えたいのは、日々のこと」
東京都在住の3ピースオルタナティブロックバンド。日本語ギターロックを軸にポストロック、激情ハードコア等のアプローチを見せるサウンドに、Vo.オキタの甘くも鋭い歌声。自身を取り囲む様々をどこか冷静に見据えた叙情的な詩が聴く人の心を掴む。SONAR TRAX「Bipolar」は、2020年1月15日リリースの3rd mini Album『episode』からのリードトラック。

7、Easy Life「Nice Guys」
UKレスター出身の5人組オルタナティブバンド。2017年に結成し、同年11月に1stシングル「Pockets」、2018年4月に、デビューミックステープ『Creature Habits』をリリースした。2019年には、2ndミックステープ『Spaceships Mixtape』とシングル4曲を発表。「Nice Guys」は、2019年10月に発表されたシングル曲だ。

8、The Big Moon「Your Light」
2014年に結成、イギリス・ロンドン発の4ピースバンド。2017年にデビューアルバム『Love in the 4th Dimension』をリリース。同アルバムには、それまでに発表したシングルがまとめられている。2019年には、米ロックバンド・ピクシーズのUKとアイルランドツアーのサポートを務めた。「Your Light」は、2019年リリースのアルバム『Walking Like We Do』収録曲。

そして、新たに発表された2020年1月後半のラインナップは下記の4曲。

1、BREIMEN「IWBYL」
2015年、高木祥太(Ba.)を中心にメンバーを集め、6人組オラオラポップバンド「無礼メン」として始動。2018年にSEI(Vo.)、田中"グルーヴ"航(Drs.)が脱退。2018年7月よりkanno so(Drs.)が加入し、高木祥太がVoをとる新体制の5人組ファンクバンドとなる。2020年1月に名前を「BREIMEN」に改名し、初のアルバム『TITY』をリリース。「IWBYL」は、同アルバムからの先行リリースシングル。

2、Kitri「Akari」
姉のMona と妹のHinaによるピアノ連弾ボーカルユニット。Mona はボーカル、ピアノ低音部(Secondo)を担当、Hinaはコーラス、ピアノ高音部(Primo)を担当(ギター、パーカッション他)。2015年より京都を拠点に活動を開始。2016年、ライブで京都を訪れていた大橋トリオの手に自主制作盤が渡り、その音源を聴いた大橋が絶賛。大橋が手掛けていた映画『PとJK』の劇伴音楽に、テーマ曲のボーカルとハミングで参加する。2017年、過去の音源を大橋トリオプロデュースにより再録音して、ユニット名「Kitri」として、パイロット盤『Opus 0』が完成。試験的にストリーミング配信をしたところ反響を呼んだ。2019年1月に、1st EP『Primo』でメジャーデビューを果たし、Spotify 「Spotify Early Noise Artist 2019 」やYouTube「Artists to Watch」等に選出されるなど、ブレイクアーティストとしても注目されている「Akari」は、1月29日(水)リリースの1srアルバム『Kitrist』からのリード曲。同アルバムのプロデューサーである大橋トリオが、初めてピアノの演奏で参加している。

3、NOA「LIGHTS UP」
2000年3月生まれ。東京都出身のPOP/R&Bシンガー/モデル。小さいころに『ハイスクール・ミュージカル』を観て、音楽とダンスを表現できるエンターテインメントに興味を持ち始める。音楽好きな両親に影響され、クラシック、ジャズ、POP、R&Bやヒップホップなど多彩なジャンルの音楽を聴いて育ってきた。韓国で7年間練習生として生活し、2018年に帰国。Instagramでは11万人のフォロワー数を誇り、デビュー前にもかかわらずアジア各国から関心が寄せられている。日本語、英語と韓国語も堪能で、ワールドワイドで活躍するアーティストを目標としている。自ら作詞、作曲するだけではなく、ダンスの振付も手掛けることができる、マルチな才能を持った、今後注目される新人アーティスト。「LIGHTS UP」は、思わず身体が動いてしまうようなキャッチーなメロディと、ビートに乗るように英語を多用したリリックが印象的な1曲。

4、Blossoms「The Keeper」
2013年結成。イギリスのマンチェスター南部に位置するストックポート出身の5人組。2015年、日本のみ6曲入ミニアルバム『Extendeadly Played』がリリースされ、来日公演も行った。イギリスではEPが3枚リリースされ、メディアから高く評価を受ける。2016年、新人アーティストの指標「BBC Sound of 2016」の4位に選出され、8月にデビューアルバム『ブロッサムズ』をリリースし、全英アルバム・チャート初登場1位を獲得。2018年4月、エレクトロに進化したサウンドとリアルな歌詞が評判のセカンド・アルバム『ク―ル・ライク・ユー』をリリースし、全英TOP 5入り。ザ・ストーン・ローゼズ、オアシス、アークティック・モンキーズなどに憧れて演奏と曲作りを始めた彼らだが、今ではブロッサムズのライブを見てバンドを始める若者も出てきている。バンドとしての経験と成長、音楽的なアイデアと共に前進していく彼らの姿は、新しい憧れの存在となっている。

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【番組情報】
番組名:『SONAR MUSIC』
放送日時:月・火・水・木曜 21時-24時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/sonarmusic/

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