偉大なポップバンドを目指す、UKマンチェスター出身のロックバンド・BLOSSOMS

J-WAVEで放送中の番組『SONAR MUSIC』(ナビゲーター:あっこゴリラ)のワンコーナー「SONAR TRAX」。J-WAVEがプッシュしている楽曲の中から毎日1曲をピックアップして掘り下げ、今聴くべきアーティスト、ネクストブレイクアーティストを紹介。1月22日(水)のオンエアでは、BLOSSOMSの『The Keeper』をピックアップ!


■マンチェスターの南部に位置するストックポート出身

イギリスのロックバンド・BLOSSOMS。メンバーは、トム・オグデン(Vo.)、ジョー・ドノヴァン(Dr.)、チャーリー・ソルト(Ba.)、ジョシュ・デューハースト(Gt.)、マイルス・ケロック(Key.)の5人。1月31日に、3枚目のフルアルバム『Foolish Loving Spaces』をリリースする。その収録曲『The Keeper』が、J-WAVE SONAR TRAXに選出された。

BLOSSOMSの結成は2013年。マンチェスターの南部・ストックポート出身で、メンバーの年齢はバラバラながら、全員同じ病院で生まれた。バンド名は、ストックポートにあるパブの名前から付けられた。偉大なポップバンドになることを目指しており、同じマンチェスター出身のオアシスやザ・ストーン・ローゼズなどのバンドはもちろん、ABBAなどのポップスからも影響を受けている。


■デビューアルバムが全英アルバムチャートで2週連続1位

BLOSSOMSは、2015年から2016年はじめにかけて、3作のEPを立て続けにリリース。すると、その作品がザ・ストーン・ローゼズのフロントマン、イアン・ブラウンの目に留まり、ザ・ストーン・ローゼズのサポートアクトに抜擢。そして、2016年にデビューアルバムがリリースされると、なんとその作品が全英アルバムチャートで2週連続1位を獲得。

当時、イギリスでは「ギターロックやバンドは冬の時代」と言われるほど、ロックが厳しい時期だった。それにも関わらず、全英1位を獲り、ツアーもソールドアウト。NMEの表紙も飾り、“今年最大のギターポップスター”と言わしめた彼らのアルバムは、その年のブリットアワードとマーキュリープライズにノミネートされ、「BBC SOUND OF 2016」では4位に選ばれた。


■今では彼らに憧れてバンドを始めるミュージシャンも

2018年には、セカンドアルバム『COOL LIKE YOU』をリリース。その先行シングルとして公開された『here's A Reason Why (I Never Returned Your Calls)』のミュージック・ビデオは、東京で撮影されたものだ。



BLOOSOMSは2015年、日本のみ6曲入りミニアルバム『Extendeadly Played』をリリース。来日公演を行ったり、翌年にはSOMMER SONICに出演したりと、早くから日本でも注目されていた。彼らは初めて日本に来たときから日本を気に入っていたようで、どこか海外でMVを撮影するなら、「絶対に東京!」と考えていたそう。

そして2019年、3枚目となるニューアルバム『Foolish Loving Spaces』のリリースを発表。その先行シングルとしてリリースされたのが、SONAR TRAXに選ばれた『The Keeper』だ。



この曲も収録されたBLOSSOMSの3rdアルバム『Foolish Loving Spaces』は、1月31日(金)にリリースされる。元々は、ザ・ストーン・ローゼズやオアシスに憧れてミュージシャンになったBLOSSOMS。今では彼らに憧れてバンドを始めるミュージシャンも多いようだ。今後のさらなる活躍に注目したい。

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【番組情報】
番組名:『SONAR MUSIC』
放送日時:月・火・水・木曜 21時-24時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/sonarmusic/

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