オオニシアキオのイラスト

気だるいギターミュージック、かつトロピカルな雰囲気! boy pablo『Everytime』

J-WAVEで放送中の番組『SONAR MUSIC』。11月13日(水)のオンエアではお休み中のあっこゴリラに代わって、三原勇希とSano ibukiがナビゲートした。

音楽プロデューサー、CD・レコードショップのバイヤー、ライブハウスのスタッフ、音楽評論家、海外在住の音楽ライターなどなど、様々なジャンルの音楽好きが日替わりでヤバい音を紹介する「GEEK OUT」のコーナー。

11月14日(木)はデザイナー/イラストレーターの、オオニシアキオにおすすめのアーティストを紹介してもらった。


■オオニシアキオがデザインの道に進んだきっかけ

ロックバンド、never young beachのジャケットやグッズのデザインなどを手がけているオオニシアキオ。デザインの道に進んだきっかけを訊いた。

オオニシ:もともと昔から絵を描くのが好きで、その延長線でデザインの高校に入って一から勉強するようになりました。何がきっかけ、とか具体的なものはなかったと思うんですが何かすごい必死だった気がします。
三原:never young beachをはじめ、ミュージシャンたちとコラボするようになったきっかけというのは?
オオニシ:高校生のとき、SNSにイラストを定期的にあげてる時期があったんですが、そのときにたまたまnever young beachの安部(勇磨)さんに見つけてもらって、そこから色々とお仕事させてもらうようになりました。
Sano:直接やりとりしてみたいな感じなんですか? 
オオニシ:そうですね。DMでやりとりしてすぐ電話がかかってきました。
三原:最近のネバヤンとCHAIの対バンのイラストとかもめちゃめちゃ可愛かったし、そのイメージが強いです。

音楽やミュージシャンとリンクして、デザインやイラストを書き上げる面白さはどんな所なのだろうか。

オオニシ:自己満足で描いて「はい終わり」っていう感じじゃないので、その分自分のやりたいことが通せないことも結構あるんですが、自分が気づかなかった部分に気付けることもその分たくさんあるので、そういうところはやっぱり面白いなと思います。
Sano:僕もよく絵を描く方と一緒にやらせていただいたりするんですけど、こう言って頂けるとすごく嬉しいですね。
三原:音楽関係以外では、どんなデザインやイラストを描かれてるんですか? 
オオニシ:音楽関係以外だとファッション関係のお仕事で、ノースフェイスパープルレーベルから販売されてるTシャツのグラフィックなんかをさせてもらってます。


■空気の揺らぎが気持ちいい

今回、オオニシアキオが紹介したのは、 ノルウェー出身の19歳のシンガーソングライター、boy pablo。

三原:私も好きです。
オオニシ:YouTubeを見ていてたまたま見つけました。
三原:あの人19歳でノルウェーの人だったんですね! オススメポイントはどういうところですか? 
オオニシ: 気だるいギターミュージックでどこかトロピカルな雰囲気さえあるんですが、彼の出身が北欧というところが面白くて、でもただただハッピーでパーティー感あるというだけではなくて、どこか寂しさみたいなものも持ち合わせてるところが魅力だと思います。
Sano:ノルウェーだからこその寂しさみたいな感じなんですかね。
三原:かもしれないですね! そういうところが曲に出てくるのかも。



三原:この空気の揺らぎみたいなのが気持ちいいよね。
Sano:トロピカルっていう要素も分かりますね。
三原:うんうん! never young beachに通づる部分もある感じがする。
Sano:独特のゆるさがビーチ感あって良いですね。

【番組情報】
番組名:『SONAR MUSIC』
放送日時:月・火・水・木曜 21時−24時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/sonarmusic/

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