映画『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』(12月20日公開)のレッドカーペットイベントが、12月11日(水)、六本木ヒルズアリーナで開催された。主要キャストと監督、そしてプロデューサーが来日し、日本のファンたちと交流。劇中の名台詞「フォースと共にあらんことを」を日本語で披露するなど、会場を盛り上げた。
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1977年に『スター・ウォーズ エピソード4/新たな希望』が全米で公開されてから42年。20日に公開を迎える最新作は、永きにわたり語り継がれてきた、スカイウォーカー家の物語を描く『スター・ウォーズ』シリーズの完結編となる。
来日したのは、レイ役デイジー・リドリー、フィン役ジョン・ボイエガ、ポー・ダメロン役オスカー・アイザック、C-3PO役アンソニー・ダニエルズら主要キャストに加え、J.J.エイブラムス監督とプロデューサーのキャスリーン・ケネディの6名。寒空の下、ゲストが会場に姿を現すと、割れんばかりの歓声が響き渡る。来場者の中には、劇中キャラクターの格好をした者も多く、憧れのスターを前にヒルズアリーナの熱気は急上昇。レッドカーペットに降り立ったゲストらは、雨が降るなかサインや写真撮影などに丁寧に応じ、日本の『スター・ウォーズ』ファンとの交流を楽しんだ。
会場のスクリーンでは、『スター・ウォーズ』シリーズ42年の歴史を振り返る『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』が上映される。真っ赤な照明に照らされたステージに、カイロ・レンと4体のFTAトルーパーが姿を現すと、それに対抗するかのように照明が青に変化。ステージがせり上がり、R2-D2、BB-8、D-Oと共に来日ゲストが登場すると、再び大歓声が沸き起こる。J-WAVEナビゲーターのサッシャとDJ TAROのMCのもと、来日ゲストらがファンに向けて感謝の言葉を述べた。
J.J.エイブラムス監督
皆さん、ありがとうございます。東京に来られて嬉しく思います。今回、このステージに並んでいる皆さんが素晴らしい仕事をしてくれました。早く皆さんに観ていただきたいです。
デイジー・リドリー
(日本語で)日本に来られて嬉しいです。
オスカー・アイザック
日本の皆さん、ありがとうございます。日本に来られて本当に嬉しく思います。日本大好きです!
ジョン・ボイエガ
日本の皆さん、本当にありがとうございます。皆さんにこの映画を観ていただくのが待ちきれません。日本の皆さんは、世界でも最高のファンの方々です。ありがとうございます。
アンソニー・ダニエルズ
(日本語で)皆さん、こんばんは。『スター・ウォーズ』ファンでいてくれて、本当にありがとうございます。
キャスリーン・ケネディ
日本の『スター・ウォーズ』ファンに感謝したいと思います。日本は、長い間、『スター・ウォーズ』にとって、非常に重要な国でありました。この遺産(レガシー)を受け継いでいただき、ありがたく思います。
Q スカイウォーカー家の物語が終わりを迎えるということで、今のお気持ちは?
監督:興奮しています。どれだけ興奮しているのか、言葉では言い表せないほどです。ここにいるキャストを含め、スタッフ全員が素晴らしい仕事をしてくれました。ファンの皆さんに良いものをお届けしたい、そして新しいファンをつくりたいという想いがあるので、非常に責任感を感じています。何千人ものスタッフが多くの時間を費やして作り上げてきた作品ですので、皆さんに感動を与えたいと思っています。とっても楽しいものになっていると思いますよ。
イベント終盤には、日本最速・前夜祭上映が行われることも発表された。12月19日(木)18時30分から全国5館、2304人限定で、『スカイウォーカーの夜明け』が同時刻上映されるというもの。誰よりも早く完結編を観られるということで、会場のファンから歓喜の声があがった。
来日イベントの最後は、ゲストとファンがひとつになって公開日までのカウントダウンを実施。「エピソード9」にちなみ、9からカウントダウンを行い、最後はデイジーが劇中の名台詞「フォースと共にあらんことを」を日本語で披露。新作への期待に胸をふくらませて、イベントは締めくくられた。
また、12月12日(木)にはキャスト・監督陣による記者会見が行われ、デイジーが「レイの出生の謎が完結編で明かされる」と明言。「前作『最後のジェダイ』が終わったときに、私はレイがまだ自身の出生の謎についてフラストレーションを抱えているのではないかと感じていました。今作でレイが求めていたその謎が明らかになります。」と言い切った。『スター・ウォーズ』シリーズが永きにわたり家族の愛と喪失を描いてきたものであるだけに、レイの出生の謎についてはファンの間でも数々の憶測が飛び交っており、今回の完結編でいよいよその謎が明かされることが明言され、会場から驚きと興奮の声があがった。
予告編での意味深な発言が注目を集めているC‐3PO役のアンソニー・ダニエルズは、その発言の真意を質問されると、アンソニーは「これはとても美しいセリフです。撮影時の現場もとても感動的な雰囲気でした。友人たちへのお別れの意味にも、もしくは皆さんへのお別れの意味かもしれませんが、その謎の真相はもうまもなく明らかになります。もう少しだけ待っていてくださいと。」と語った。そんなアンソニーにJ.J.エイブラムスは「彼こそがレジェンドであり、C‐3POは最初にSWに登場したキャラクターであり、作品の笑いのトーンを教えてくれる存在でもあります。そんな役柄を顔を見せずに演じ切る彼の演技力はとても素晴らしものなのです。」とシリーズ1作目から出演しているアンソニーへの称賛をおくると会場からは自然と拍手が起こった。
また、「スター・ウォーズ」シリーズはかねてから日本の文化に影響を受けたものが多く登場しており、J.J.エイブラムスも『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』を監督した際に、日本の<高田馬場>にインスピレーションを受けて<タコダナ>という惑星を登場させている。そんな監督に「本作でも日本に影響を受けたものが登場しますか?」という質問がよせられると、監督から「予告編に登場するカイロ・レンの壊れたマスクを修復する場面は、日本の伝統的な修復技法である<金継ぎ>にインスピレーションを受けています。傷を(隠すのではなく)活かすという意味があります。また本作に登場する<レン騎士団>も黒澤明作品からの影響が強く、さらに僕の友人でもある村上隆さんも本作に出演しています」と、完結編にも日本に影響を受けたものが数多く登場することが明らかとなった。
まもなく日米同時公開となる完結編について、来日したキャスト・スタッフの口から重要な情報が次々と明らかとなり、完結編の全貌が明らかとなる瞬間へのカウントダウンが始まった。
『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』
12月20日(金)全国公開
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
© 2019 and TM Lucasfilm Ltd. All Rights Reserved.
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1977年に『スター・ウォーズ エピソード4/新たな希望』が全米で公開されてから42年。20日に公開を迎える最新作は、永きにわたり語り継がれてきた、スカイウォーカー家の物語を描く『スター・ウォーズ』シリーズの完結編となる。
来日したのは、レイ役デイジー・リドリー、フィン役ジョン・ボイエガ、ポー・ダメロン役オスカー・アイザック、C-3PO役アンソニー・ダニエルズら主要キャストに加え、J.J.エイブラムス監督とプロデューサーのキャスリーン・ケネディの6名。寒空の下、ゲストが会場に姿を現すと、割れんばかりの歓声が響き渡る。来場者の中には、劇中キャラクターの格好をした者も多く、憧れのスターを前にヒルズアリーナの熱気は急上昇。レッドカーペットに降り立ったゲストらは、雨が降るなかサインや写真撮影などに丁寧に応じ、日本の『スター・ウォーズ』ファンとの交流を楽しんだ。
会場のスクリーンでは、『スター・ウォーズ』シリーズ42年の歴史を振り返る『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』が上映される。真っ赤な照明に照らされたステージに、カイロ・レンと4体のFTAトルーパーが姿を現すと、それに対抗するかのように照明が青に変化。ステージがせり上がり、R2-D2、BB-8、D-Oと共に来日ゲストが登場すると、再び大歓声が沸き起こる。J-WAVEナビゲーターのサッシャとDJ TAROのMCのもと、来日ゲストらがファンに向けて感謝の言葉を述べた。
J.J.エイブラムス監督
皆さん、ありがとうございます。東京に来られて嬉しく思います。今回、このステージに並んでいる皆さんが素晴らしい仕事をしてくれました。早く皆さんに観ていただきたいです。
デイジー・リドリー
(日本語で)日本に来られて嬉しいです。
オスカー・アイザック
日本の皆さん、ありがとうございます。日本に来られて本当に嬉しく思います。日本大好きです!
ジョン・ボイエガ
日本の皆さん、本当にありがとうございます。皆さんにこの映画を観ていただくのが待ちきれません。日本の皆さんは、世界でも最高のファンの方々です。ありがとうございます。
アンソニー・ダニエルズ
(日本語で)皆さん、こんばんは。『スター・ウォーズ』ファンでいてくれて、本当にありがとうございます。
キャスリーン・ケネディ
日本の『スター・ウォーズ』ファンに感謝したいと思います。日本は、長い間、『スター・ウォーズ』にとって、非常に重要な国でありました。この遺産(レガシー)を受け継いでいただき、ありがたく思います。
Q スカイウォーカー家の物語が終わりを迎えるということで、今のお気持ちは?
監督:興奮しています。どれだけ興奮しているのか、言葉では言い表せないほどです。ここにいるキャストを含め、スタッフ全員が素晴らしい仕事をしてくれました。ファンの皆さんに良いものをお届けしたい、そして新しいファンをつくりたいという想いがあるので、非常に責任感を感じています。何千人ものスタッフが多くの時間を費やして作り上げてきた作品ですので、皆さんに感動を与えたいと思っています。とっても楽しいものになっていると思いますよ。
イベント終盤には、日本最速・前夜祭上映が行われることも発表された。12月19日(木)18時30分から全国5館、2304人限定で、『スカイウォーカーの夜明け』が同時刻上映されるというもの。誰よりも早く完結編を観られるということで、会場のファンから歓喜の声があがった。
来日イベントの最後は、ゲストとファンがひとつになって公開日までのカウントダウンを実施。「エピソード9」にちなみ、9からカウントダウンを行い、最後はデイジーが劇中の名台詞「フォースと共にあらんことを」を日本語で披露。新作への期待に胸をふくらませて、イベントは締めくくられた。
また、12月12日(木)にはキャスト・監督陣による記者会見が行われ、デイジーが「レイの出生の謎が完結編で明かされる」と明言。「前作『最後のジェダイ』が終わったときに、私はレイがまだ自身の出生の謎についてフラストレーションを抱えているのではないかと感じていました。今作でレイが求めていたその謎が明らかになります。」と言い切った。『スター・ウォーズ』シリーズが永きにわたり家族の愛と喪失を描いてきたものであるだけに、レイの出生の謎についてはファンの間でも数々の憶測が飛び交っており、今回の完結編でいよいよその謎が明かされることが明言され、会場から驚きと興奮の声があがった。
予告編での意味深な発言が注目を集めているC‐3PO役のアンソニー・ダニエルズは、その発言の真意を質問されると、アンソニーは「これはとても美しいセリフです。撮影時の現場もとても感動的な雰囲気でした。友人たちへのお別れの意味にも、もしくは皆さんへのお別れの意味かもしれませんが、その謎の真相はもうまもなく明らかになります。もう少しだけ待っていてくださいと。」と語った。そんなアンソニーにJ.J.エイブラムスは「彼こそがレジェンドであり、C‐3POは最初にSWに登場したキャラクターであり、作品の笑いのトーンを教えてくれる存在でもあります。そんな役柄を顔を見せずに演じ切る彼の演技力はとても素晴らしものなのです。」とシリーズ1作目から出演しているアンソニーへの称賛をおくると会場からは自然と拍手が起こった。
また、「スター・ウォーズ」シリーズはかねてから日本の文化に影響を受けたものが多く登場しており、J.J.エイブラムスも『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』を監督した際に、日本の<高田馬場>にインスピレーションを受けて<タコダナ>という惑星を登場させている。そんな監督に「本作でも日本に影響を受けたものが登場しますか?」という質問がよせられると、監督から「予告編に登場するカイロ・レンの壊れたマスクを修復する場面は、日本の伝統的な修復技法である<金継ぎ>にインスピレーションを受けています。傷を(隠すのではなく)活かすという意味があります。また本作に登場する<レン騎士団>も黒澤明作品からの影響が強く、さらに僕の友人でもある村上隆さんも本作に出演しています」と、完結編にも日本に影響を受けたものが数多く登場することが明らかとなった。
まもなく日米同時公開となる完結編について、来日したキャスト・スタッフの口から重要な情報が次々と明らかとなり、完結編の全貌が明らかとなる瞬間へのカウントダウンが始まった。
『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』
12月20日(金)全国公開
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
© 2019 and TM Lucasfilm Ltd. All Rights Reserved.