「オフィスの掃除」のコツは? プロがポイントを語る

大掃除のシーズン。自宅はもちろん、オフィスも掃除しなければならない、という人もいるだろう。J-WAVE『STEP ONE』が実施した街頭調査によると、48パーセントが「やる」、41パーセントが「やらない」と回答した(残りの11%は「転職したばかりでわからない」など)。

どのようなことを意識したらいいのか、家事代行サービス「CaSy(カジー)」を手掛ける株式会社CaSyの水野廣枝さんがポイントを語った。

【12月11日(水)『STEP ONE』の「BEHIND THE SCENE」(ナビゲーター:サッシャ、増井なぎさ)】


■デスクまわりは家の掃除と同じ

まず気になるのは、各自がパソコンや書類を置いて作業するデスクだろう。水野さんによると、デスクの上には必要なものがすぐに取り出しやすいことが最も重要なのだとか。

水野:まずは、置いておくべきものをピックアップして1軍を決めることが重要です。必ずないといけないかどうかを厳しく選別します。仕事をしている上で、必要なものをいちいち探す時間が発生してしまわないようにしたいですね。

デスクの大掃除は、自宅の掃除や片付けと大きな大差がないようだ。必要な大掃除道具についても一般家庭で使うものと同じで問題ないと水野さんは言う。

水野:ほこり取りや雑巾、掃除機、ゴミ袋。必要な方はマスクや手袋ですね。雑巾に関しては、毛足の長いマイクロファイバークロスなら乾拭きでも水拭きでも使えてとても万能なのでおすすめです。そんなに特別な道具は必要ありません。


■社員みんなで楽しく大掃除を行うには?

来客があったとき、キレイなオフィスだという印象を与えるために、気を配るべき場所は?

水野:珍しい看板やオブジェなどは目に入りやすいので気をつけたいですね。あとはどこを通るか、どこを利用するかというお客さんの動線を意識することも大事です。人は自分の目線の高さより下の位置に目がいきやすいので、置いてあるものが整っているか、端が揃っているか、またティッシュケースなどものの配置などは気をつけるポイントです。また、特にほこりが溜まりやすいパソコンの下も普段から気にしてキレイにするといいと思います。

最後に水野さんは、オフィスの大掃除を社員みんなで行う場合のテクニックについても伝授した。

水野:エリアの担当者や進め方、どこまで行うかの着地を決めたいですね。大掃除は来年を気持ちよく迎えるためのものなので、「来年はどんな年にしたいか」、「どんな会社にしたいか」の意識を皆さんですり合わせていただくといいと思います。また、ゲーム感覚になるように競い合ったり頑張った人にはご褒美をプレゼントしたりすると、掃除が苦手な方も楽しくできるのではないでしょうか。

これからオフィスの大掃除を控えているという人は、ぜひ水野さんの話を参考にしてみてほしい。

J-WAVE『STEP ONE』のワンコーナー「BEHIND THE SCENE」では、気になるニュースの裏側に光を当てる。放送は月曜~木曜の10時10分頃から。お楽しみに。

【この記事の放送回をradikoで聴く】2019年12月18日23時59分まで
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【番組情報】
番組名:『STEP ONE』
放送日時:月・火・水・木曜 9時-13時
オフィシャルサイト: https://www.j-wave.co.jp/original/stepone

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