英シンガー・FKA twigs、作り込みが凝っているのにキャッチー!

J-WAVEで放送中の番組『SONAR MUSIC』(ナビゲーター:あっこゴリラ)。音楽プロデューサー、CD・レコードショップのバイヤー、ライブハウスのスタッフ、音楽評論家、海外在住の音楽ライターなど、様々なジャンルの音楽好きが日替わりでヤバい音を紹介する「GEEK OUT」のコーナー。

9月24日(火)は、TV番組やCM、ファッションブランドの映像音楽などを手がける作曲家で、anre*fとしても活動中の菅原一樹が、おすすめのアーティストを紹介した。


■中学生の頃ギターを始めたのが音楽を始めるきっかけに

普段、TV番組やCM、広告など幅広く活動している菅原一樹だが、具体的にはどんな仕事をしているのだろうか。

菅原:ほぼ映像なんですけど、映像に付随してる音楽を作ってますね。
あっこゴリラ:そちらとanre*fとしてのアーティスト活動と両方やってるんですね。ちなみに菅原さんの音楽のバックグラウンドって、どういったものなんですか? 
菅原:中学生の頃にギターを始めたのが音楽を始めるきっかけでした。その頃はプログレがめっちゃ好きな少年だったんですが、大学生になると今のようなアンビエントとかシューゲイザー、ポストロックにハマっていった感じです。
あっこゴリラ:中学のときにプログレやメタルにハマってる人って、ギターが本当にうまいですよね。
菅原:僕は練習をあまりしなかったので、バンドを組まずに家で一人で曲を作ってました。
あっこゴリラ:えぇ~!? それはすごい。それで今も作られてるわけですもんね。


■ロンドンのアーティスト、ARCAが手がけたトラック

今回菅原一樹が紹介したのは、ロンドンを拠点に活動するシンガーソングライターのFKA twigs。

菅原:今回紹介する曲は、元々自分の好きなロンドンのアーティスト・ARCAが手がけているトラックということで知りました。
あっこゴリラ:FKA twigs、私も大好きです。菅原さん的にFKA twigsの魅力ってどこですか? 
菅原:声が良いのはもちろん、トラックの音像の作り込みとか音のギミックが凝っているのに、ちゃんとキャッチーなバランスで成立しているのが聴きどころだなと思っています。
あっこゴリラ:音のギミックとは? 
菅原:例えばギターをサンプリングして逆再生したような音が入っていたり、脅かし音っていうんですかね......そういったものをギミックって呼んでます。
あっこゴリラ:なるほど! 分かりました。今日紹介してくれるのは最近リリースされた曲ですか? 
菅原:2014年の曲です。

FKA twigs『Pendulum』を聴く

あっこゴリラ:さっき覚えたばかりの単語ですけど、ギミックをめっちゃ感じますね。
菅原:ギミックありますね。
あっこゴリラ:すごいドープなんですけど、ちゃんとポップなところもすごいですよね。私がFKA twigsの曲で共通していいなって感じるのが、地球とか大地を感じるところがすごい好きです。
菅原:分かります!

今回紹介したFKA twigs、ぜひチェックしてみてほしい。



【番組情報】
番組名:『SONAR MUSIC』
放送日時:月・火・水・木曜 21時−24時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/sonarmusic/

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