J-WAVEで放送中の番組『SONAR MUSIC』(ナビゲーター:あっこゴリラ)。「SONAR'S ROOM」のコーナーでは、月曜から木曜まで日替わりのアーティストが、今の自分たちの音楽に影響を与えたカルチャーについて語る。10月7日(月)のオンエアでは、月曜担当のNulbarich・JQが登場。「ヒップホップレジェンド〜Beastie Boys〜」をテーマに語った。
【この記事の放送回をradikoで聴く】(2019年10月14日28時59分まで)
■ヒップホップを掘っていたときに出会ったBeastie Boys
Beastie Boysは1980年代初頭、ニューヨークでハードコアパンクバンドとして登場。ヒップホップミュージシャンに影響を受け、ロックミュージックをサンプリングするなど、白人ラップバンドとして独自の音楽スタイルを築いた。2019年10月4日には、Beastie Boysのクラシックス盤4枚の限定再発版がカラーヴァイナルで発売された。
JQ:Beastie Boysはヒップホップを掘っていたときに出会いました。ということは、ヒップホップの歴史上でとても重要なアーティストになるんですかね。
「ヒップホップにもすごく影響を与えたグループ」と語るJQが、Beastie Boysの作品からおすすめの曲を選んだ。
・『(You Gotta)Fight for Your Right(To Party!)』
JQ:ファーストアルバム『Licensed to III』収録のこの曲を聴いたことがある人は多いんじゃないかな。僕が全然ヒップホップがわからなかった頃、ヒップホップのクラブに行ったとき、急にこの曲が流れると、みんなが「きたー!」ってなっていました。だから「この曲は誰なんだろう」と思っていたらBeastie Boysでした。かなりハードコアパンクバンド色の強い彼らの代表的な曲ですね。
・『Shake Your Rump』
JQ:セカンドアルバム『Paul's Boutique』収録のこの曲は、みんながイメージするBeastie Boysが出てきたなと感じると思います。僕の教わった情報だと、このセカンドアルバムは、ファーストアルバムに比べて売れなかったみたいです。ヒップホップ色が強すぎて世の中にあまり浸透しなかったアルバムみたいだけど、ヒップホップ業界ではこのセカンドアルバムがかなり名盤とされていて、レコードショップではオリジナル盤がすごく高値でなかなか手に入らないから「お金を貯めて買った」みたいな友だちもいましたね。かなりヒップホップ愛を感じるアルバムです。僕的にはファーストとセカンドの変わり目が一番印象が強いので、ファースト、セカンドと順に聴くとおもしろいと思います。
・『Intergalactic』
JQ:Beastie Boysのひとつのアーティストイメージに、マイクリレーのラップとパンク要素の入ったヒップホップ、そして白人があります。それともうひとつ挙げるなら、ファッション性も含めたミュージックビデオがすごく特徴的でおもしろいアーティストだということ。この曲のミュージックビデオは東京で撮影しているんですけど、逆に今っぽい。いま見るとすごくカッコいいので、ぜひチェックしてください。
・『Triple Trouble』
JQ:6枚目のアルバム『To the 5 Boroughs』収録のこの曲は、The Sugarhill Gangの『Rapper's Delight』を大胆にサンプリングしています。これも、かなりクラブで盛り上がっていた気がします。
4曲紹介したJQは「わりとかためな韻と、はっきり発音するラップに時代を感じるとはいえ、バキバキのロックはいつ聴いてもテンションが上がる」とBeastie Boysを絶賛した。
JQがオススメしたBeastie Boysの4曲を、ぜひ聴いてみてほしい。
J-WAVE『SONAR MUSIC』のワンコーナー「SONAR'S ROOM」では、月曜から木曜まで日替わりのアーティストがその日のテーマにまつわるトークを展開。時間は22時30分から。お楽しみに!
【この記事の放送回をradikoで聴く】
PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聴き直せます。
【番組情報】
番組名:『SONAR MUSIC』
放送日時:月・火・水・木曜 21時-24時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/sonarmusic/
【この記事の放送回をradikoで聴く】(2019年10月14日28時59分まで)
■ヒップホップを掘っていたときに出会ったBeastie Boys
Beastie Boysは1980年代初頭、ニューヨークでハードコアパンクバンドとして登場。ヒップホップミュージシャンに影響を受け、ロックミュージックをサンプリングするなど、白人ラップバンドとして独自の音楽スタイルを築いた。2019年10月4日には、Beastie Boysのクラシックス盤4枚の限定再発版がカラーヴァイナルで発売された。
JQ:Beastie Boysはヒップホップを掘っていたときに出会いました。ということは、ヒップホップの歴史上でとても重要なアーティストになるんですかね。
「ヒップホップにもすごく影響を与えたグループ」と語るJQが、Beastie Boysの作品からおすすめの曲を選んだ。
・『(You Gotta)Fight for Your Right(To Party!)』
JQ:ファーストアルバム『Licensed to III』収録のこの曲を聴いたことがある人は多いんじゃないかな。僕が全然ヒップホップがわからなかった頃、ヒップホップのクラブに行ったとき、急にこの曲が流れると、みんなが「きたー!」ってなっていました。だから「この曲は誰なんだろう」と思っていたらBeastie Boysでした。かなりハードコアパンクバンド色の強い彼らの代表的な曲ですね。
・『Shake Your Rump』
JQ:セカンドアルバム『Paul's Boutique』収録のこの曲は、みんながイメージするBeastie Boysが出てきたなと感じると思います。僕の教わった情報だと、このセカンドアルバムは、ファーストアルバムに比べて売れなかったみたいです。ヒップホップ色が強すぎて世の中にあまり浸透しなかったアルバムみたいだけど、ヒップホップ業界ではこのセカンドアルバムがかなり名盤とされていて、レコードショップではオリジナル盤がすごく高値でなかなか手に入らないから「お金を貯めて買った」みたいな友だちもいましたね。かなりヒップホップ愛を感じるアルバムです。僕的にはファーストとセカンドの変わり目が一番印象が強いので、ファースト、セカンドと順に聴くとおもしろいと思います。
・『Intergalactic』
JQ:Beastie Boysのひとつのアーティストイメージに、マイクリレーのラップとパンク要素の入ったヒップホップ、そして白人があります。それともうひとつ挙げるなら、ファッション性も含めたミュージックビデオがすごく特徴的でおもしろいアーティストだということ。この曲のミュージックビデオは東京で撮影しているんですけど、逆に今っぽい。いま見るとすごくカッコいいので、ぜひチェックしてください。
・『Triple Trouble』
JQ:6枚目のアルバム『To the 5 Boroughs』収録のこの曲は、The Sugarhill Gangの『Rapper's Delight』を大胆にサンプリングしています。これも、かなりクラブで盛り上がっていた気がします。
4曲紹介したJQは「わりとかためな韻と、はっきり発音するラップに時代を感じるとはいえ、バキバキのロックはいつ聴いてもテンションが上がる」とBeastie Boysを絶賛した。
JQがオススメしたBeastie Boysの4曲を、ぜひ聴いてみてほしい。
J-WAVE『SONAR MUSIC』のワンコーナー「SONAR'S ROOM」では、月曜から木曜まで日替わりのアーティストがその日のテーマにまつわるトークを展開。時間は22時30分から。お楽しみに!
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放送日時:月・火・水・木曜 21時-24時
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