ピアノインストプロジェクト・SANOVA、J-WAVEのジングルを弾いてみたら…?

J-WAVEで放送中の番組『~JK RADIO~TOKYO UNITED』(ナビゲーター:ジョン・カビラ)。10月25日(金)のオンエアでは、ピアニスト・堀江沙知によるピアノインストプロジェクト・SANOVAが登場。ニューアルバム『ZIPANG』や曲作りについて語った。

【この記事の放送回をradikoで聴く】(2019年11月1日28時59分まで)


■メジャーデビューの誘いが信じられず...

「SANOVA」という名前は、自身の名前「沙知」と"新しい"という意味の「NOVA」から、"堀江沙知が音楽をする新しい場所"という意味を込めてつけられた。ピアノ、ベース、ドラムの3ピースでの活動がメインだ。

堀江は幼少期からアップライトの生ピアノをおもちゃがわりに弾き、3歳の頃からレッスンに通っていた。学生時代にジャズサークルで活動したのち、さまざまなバンドのサポート、結婚式場やピアノバーでの演奏などを行っていた。

ある日、レコード会社の担当者が堀江のライブを観に来ていたことをきっかけに、メジャーデビューの誘いを受けた。ところが、突然の出来事に堀江は「騙されているのではないか」と疑っていたという。

堀江:名刺をもらったけど、名刺なんて紙切れだし誰でも作れるから、半年くらいは疑いながら、周りの人に話を聞いていた期間がありました(笑)。

その後、2017年1月にメジャーデビューアルバム『Cloud9』をリリース。『Cloud9』は"最高に幸せ"という意味だ。同年12月にはセカンドアルバム『Elevation』をリリース。堀江は「CDを聴いて幸せになったり、前向きな気持ちになったりしてほしいと思ってつくっています」と話した。


■寝起きに作曲!

番組では9月に発売したニューアルバム『ZIPANG』から『東海道メガロポリス』をオンエア。

堀江:大都会でモノや情報が大量に飛び交う中の豊かさゆえのよさとか悪さとか、そのような生き様をイメージしました。
カビラ:壮大なテーマですね。
堀江:いつも重いって言われるんです(笑)。
カビラ:この曲は気分がアガりますね。
堀江:聴いて前向きになっていただけたら嬉しいです。

作曲の様子を訊いたところ、寝起きの瞬間に曲が頭の中で鳴って書くことが多いという。

カビラ:ハミングしながら録音したりはしないんですか?
堀江:それもやるけど、すごく音痴で、最初はボイスレコーダーに録音していたけど解読できないんです(笑)。だから、起きてすぐ鍵盤に触れるようにしています。同時にレコーダーで録音して、あとで譜面に起こします。

堀江は作曲、演奏のほか、全ての楽器のアレンジ、フレーズを作り込み、楽器の音色、スネアの音やキックの音、エフェクト、バランス、強弱、ニュアンス、全てのディレクションをこなす。耳を頼りにエンジニアと相談しながら進めていくそうだ。

リスナーの投票数で生演奏をする楽曲を決める「MUSICLICK!」のコーナーでは、SANOVAがJ-WAVEのジングルをモチーフにした『SANOVAが81.3を弾いてみた。WEEKEND MORNING VER.』をスタジオで生披露した。ぜひradikoで聴いてほしい。

【この記事の放送回をradikoで聴く】(2019年11月1日28時59分まで)
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【番組情報】
番組名:『〜JK RADIO〜TOKYO UNITED』
放送日時:毎週金曜 6時-11時30分
オフィシャルサイト:http://www.j-wave.co.jp/original/tokyounited

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