ニュージーランド在住の日本人ミュージシャンおすすめ! スタジアムに5万人集めた人気ロックバンドとは?

J-WAVEで放送中の番組『SONAR MUSIC』(ナビゲーター:あっこゴリラ)。音楽プロデューサー、CD・レコードショップのバイヤー、ライブハウスのスタッフ、音楽評論家、海外在住の音楽ライターなどなど、様々なジャンルな方々が毎日日替わりでヤバい音を紹介する「GEEK OUT」のコーナー。

6月19日(水)は、ニュージーランド在住のミュージシャン・Arataさんがニュージーランドの音楽事情を紹介しました。


■マオリの間ではレゲエが人気

ニュージーランドに住んで今年で13年目になるArataさん。元々仕事の関係でニュージーランドに移住したのがきっかけで、音楽活動を再開しました。そんなArataさんが、ニュージーランドの音楽事情を語りました。

Arata:ニュージーランドという国は、もともとイギリスの植民地だったという影響から、アメリカ、イギリスのヒットチャートの曲がそのまま入ってきている感じです。そこにニュージーランドのローカルのアーティストたちが切磋琢磨して食い込んできていますね。
あっこゴリラ:ちなみに近くのオーストラリアとはまたカルチャーが違うんですか? 
Arata:カルチャー的には一緒なんですけど、音楽シーンに関しては全く違いますね。
あっこゴリラ:ニュージーランドではレゲエが人気があるということですが……。
Arata:そうなんです。この国に白人の方が来る前に元々住んでらっしゃったマオリと呼ばれる人々がいるのですが、彼らの歴史との絡みもあり、マオリの間では「反抗の音楽」とも言われるレゲエがすごい人気があります。


■「ニュージーランド・ミュージック・アワード2018」で最多5部門入賞

ニュージーランドの音楽シーンのなかからArataさんが紹介してくれたのは、SIX60というニュージーランド出身の男性5人組ロックバンド。どのようなバンドなのでしょうか。

Arata:ジャンル的には、POPロック、SOUL、R&Bですが、レゲエを取り入れている曲もあります。
あっこゴリラ:うんうん。
Arata:このSIX60というちょっと変わったバンド名は、このバンドメンバーがみんなで一緒に住んでいた家の番地の番号だそうです。
あっこゴリラ:へー! 可愛い! 
Arata:2018年の「ニュージーランド・ミュージック・アワード」では、ベストシングル、ベストアルバム、ベストグループ、ベストポップアーティストという最多5部門で入賞し、今年の2月には、ニュージーランド出身のロックバンドとしては初めて、オークランドのスタジアムに5万人のファンを集めてライブをしました。

番組内では SIX60『Don't Give It Up』をオンエアしました。

ニュージーランドの綺麗な海によく合うポップでのんびりした曲調が思わず笑顔になってしまう1曲です。

ArataさんのYouTubeチャンネルでは色々な動画を日々アップしているので、SIX60に加えてぜひチェックしてみて下さい。

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【番組情報】
番組名:『SONAR MUSIC』
放送日時:月・火・水・木曜 21時-24時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/sonarmusic/

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